2017-08

晴海からコスプレイベントが締め出される日

晴海からコスプレイベントが締め出される日

 『コスプレイヤーズ アーカイブ』のマナー関連の同盟に、
「晴海客船ターミナル会場近隣住民が、同会場で開催されるコスプレイベントに関する正式な苦情を、中央区へ伝えた」
という旨のトピックが上げられていた。
 
 苦情が本当に中央区に出されたかどうかは知らないが、出されたとされる苦情の内容自体は、さも有りなんである。事実、私は一度だけ「晴海ふ頭行き都バス」を利用したことがあるが、同バス内のコスプレイヤーのマナーは、全体としては結構酷かった。
 いずれにせよ、6月7日開催の『晴海コス★ラブ in晴海客船ターミナル』の主催者が、このことに言及し、かつ対策を講じて動いていることから、今回の「中央区への正式な苦情」の件は、既に単なる作り話では済まなくなってきている。
(『コス★ラブ』のホームページは、こちら → http://coslove.cosplay.ne.jp/ )
 
 私は、この件をピンチではなく、チャンスと捉えてこの記事を書いている。
 何故なら、「晴海のコスプレイベントが全面禁止になる」という危機感がコスプレイヤー全体に浸透しなければ、マナーの悪い一部のコスプレイヤーに対してマナー改善の指導をすることは、事実上不可能だと思うからだ。(純粋な自浄能力に関しては、望み薄ということ)
 その意味で、今回の「晴海客船ターミナル会場近隣住民からの苦情」の件は、本当にありがたいことだと思う。

 さて、本題に入ろう。

>・~晴海ふ頭行き都バス利用の際のマナー悪化
>⇒優先席の占拠
>⇒カート等でバス内のスペース占拠

 上記は冒頭で触れた『コス★ラブ』のホームページからの引用(元記事は → こちら)である。
 ハッキリ言って、「晴海ふ頭行き都バス」に乗っているコスプレイヤーが1人か2人なら、この程度のことで「中央区へ正式に苦情を上げる」という事態には進展しないだろう。例えば、海外旅行へ行くための大きなカートを携行した夫婦一組がバスに乗り込み、優先席を占拠したところで、所轄の役所に苦情を入れる住民がいるだろうか?

 あるいは…
 ガラガラに空いているバスに、大きなカートを携行したコスプレイヤーが1人か2人乗り込んで自分の席の横の通路の半分を占拠したところで、乗り合わせた一般客がそれを大きな問題だと捉えることはないだろう。
 しかし、そういうコスプレイヤーが、同じバス内に10人、20人と乗り込んできたら、どうなるか?

 今回のコスプレイヤーに対する苦情は、その人数の多さ(それによる混雑・騒音等の発生)と、回数の多さ(1日に複数回、それが月に複数回、年間だと…)が問題なのである。

>⇒バス内での過剰騒音(おしゃべりの声が大きい)

 これなども、まさに人数の問題である。
 私が乗り合わせた「晴海ふ頭行き都バス」でも、本当に大声で喋っているのは2、3人程度だった(もちろん、それだけでも結構鬱陶しいのだが)。しかし、それ以外の20人程度も普通の声で喋っていたりするものだから、全体として「過剰な騒音」となってしまうのだ。

 これはもう、以下のように改善するしかないだろう。

>⇒優先席の占拠
・コスプレイベント参加者は、優先席対象者(老人等)以外は絶対に優先席に座らない。
・荷物も載せない。

>⇒カート等でバス内のスペース占拠
・座席に座った際、自分の膝の上に載せられない大きさのカート等は、「晴海ふ頭行き都バス」に持ち込まない。
・座席に座った際、自分の膝の上に載せられない大きさのカート等を携行する場合は、「晴海ふ頭行き都バス」には乗らない。タクシー等、他の手段を用いる。

>⇒バス内での過剰騒音(おしゃべりの声が大きい)
・コスプレイベント参加者は、バスに乗ったら私語を一切慎む。
・原則として各自音楽でも聴きながら(イヤホン使用)、終点まで沈黙を守り抜く。


 これくらい徹底してやらないとダメだ。
 「少しくらいなら、お喋りしても良い」とかいう中途半端な考えで、あのバスの中が正常化するとは到底思えない。
 お喋りがしたかったら、バスから降りてから喋れば良いのだ。

 上記以外にも、個人的に問題だと思うのは、男装コス用の濃いメイクをしたままバスに乗り込むコスプレイヤーである。

 実際に私は、3人の男装レイヤーが、衣装もメイクもフル装備で乗り込んできたのを見た。
 衣装はそれほどでもなかったが、独特の濃い男装メイクには
「なんじゃあッ、コイツらは?!」
と本当にビックリした。
 そのインパクトは、なまはげが突然バスに乗り込んできた状態に匹敵すると言っても過言ではない。
 小さな子供が見たら、泣き出す可能性もあると思う。
 一般人が見たら、驚くだけではなく不快に感じる人もいるだろう。
 私も正直言って「気持ち悪い、不気味だ」と感じた。コスプレ会場という特別な場所と、普通のバスの中という全くの日常の中では、同じものを見ても感じ方が違うのである。


 本来、コスプレイヤーが一般人に迷惑をかけたり、不愉快な思いをさせてはならない。
 これは、晴海のコスプレイベントが全面禁止になるとかならないとか、そんなこととは無関係の、人として当たり前のことである。
 「こういう罰則があるからマナーを良くしよう」とか、そんな考え方は、人の本来の優しさとはかけ離れている。

 迷惑な人間というものは、コスプレ以外のあらゆるジャンルにも一定の比率で存在するということは分かっている。それでも今回は、やはりある意味身内の話なので、ホントに情けない気持ちになった。
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震電

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 写真撮影時40歳。
 いい歳して云々といった決まり文句は私には通用しない。たった一度の人生、他人に迷惑をかけない範囲で楽しみます。