2017-10

『ガンダム00』の、ここがダメだからこう変えろ

『ガンダム00』の、ここがダメだからこう変えろ


 『ガンダム00』がガンダムシリーズではなく、全く別のタイトル作品でガンダムとは無関係の作品として世に出ていたのなら、何も文句は言わない。
 例えば、タイトルは『ガンダム00』ではなく、『武装救世主 ソレスタルビーイング』。そして、登場する“ロボット兵器”の名前も、単に「エクシア」とか「ダブルオー」であり、飽く迄もガンダムとは別物。
 もしそうだったら、私は無関心でいられる。そういう作品に腐女子がたかろうが、あるいは最初からBL(ボーイズラブ)純正品として作られようが、私には関係ない。

 しかし、現実には『ガンダム00』として世に出てしまった。
 私は『機動戦士ガンダム』(ファーストガンダム)をリアルタイムで視聴した世代である。ガンダムと銘打たれた以上、どんな作品であっても一応チェックしなければ気が済まない。

 チェックしてみたら、『ガンダム00』にはダメな点が多い。
 ダメな点は変えるべきである。今となっては手遅れだが、変えておくべきだったのだ。
 『ガンダム00』のどこがダメで、そのダメな点をどう変えておくべきだったのか。それをここでまとめてみることにする。

ダメな点(1)…『ガンダム00』は、ガンダムを出し過ぎるからダメ。
 数を出せばインフレを起こすのは当然。また、ガンダム1機当たりの機能が分散・限定化されることで、ガンダムの魅力が低下する。
こう変える(1)…ガンダムは主人公が乗る1機のみとする。
  ただし、物語中盤でそのガンダムが大幅に改造されるか破壊されるかして、「事実上の2機目」のガンダムが登場する。

ダメな点(2)…『ガンダム00』は、モビルスーツパイロットが美形ばかりだからダメ。
 不自然でリアリティが無いし、絵的にも変化に乏しく面白みに欠ける。
こう変える(2)…ソレスタルビーイングで美形と言えるのは刹那のみとする。
 対抗勢力側で美形なのは、刹那の真のライバルとして一人と、ミーハー向けの脇役キャラとして一人の、計二名とする。
 なお、ガンダムマイスターという呼称は廃止する。

 (1)と(2)をまとめ、具体例を挙げると、以下の通りとなる。

刹那…
 キャラは基本的には今のまま。ルックスは中肉中背の美男子。
 変更点としては、暇さえあればガンダムのコクピットにこもり、ハードやソフトをいじりまわしているために、多くの人から「ガンダムバカ」と呼ばれる。反面、天才的なパイロットであることも認知されており、「バカと天才は紙一重」ともよく言われる。
 愛機はガンダム。ガンダムは格闘戦用の強力な武器を複数装備しており、格闘戦においては全軍で最強の機体。しかも、専用のビームライフルを装備することで、中距離でも遠距離でも高い戦闘力を発揮できる万能タイプとなる。
 量産が不可能な特殊高性能エンジンを装備しているため、ビーム兵器・パワー・推力の出力が高い。また、シールドを持たせる代わりに全身の装甲を軽量化しているため、運動性にも優れている。これにより、総合力においても全軍を通じて最強のモビルスーツとなっている。
 しかしそれ故、その操縦は複雑かつ繊細を極め、「ガンダムバカ」の刹那しか乗りこなすことが出来ない。

ティエリア…
 小柄で小太り。ファーストガンダムのハヤトが眼鏡をかけたようなルックスで、絶対に美形ではない。
 いわゆるアキバ系で、よく独り言を(周囲に聞こえるような大きさで)つぶやいている。嫌味な性格だが根はイイ奴。博識であり、情報分析(ハッキング)に関しては天才。
 愛機はガンサーチ。電子戦(情報戦)と防御(GNフィールド)に優れた機体で、この2点に関しては全軍を通じて最高の機体。遠距離からの精密な狙撃も得意とするが、全体の攻撃力は低め。
 戦闘時には最も後方に位置し、味方を主に電子戦(情報戦)の面から支援する。

ロックオン…
 大柄で兄貴系、ファーストガンダムのスレッガーのようなルックスで、決して美形ではない。
 性格は三枚目で、よく親父ギャグを飛ばすものの、周囲には流されることが多い。しかし、本人はそのことを気にしていない。
 愛機はガンキャノン。火力と防御(装甲)に優れた機体で、この2点に関してはガンダムを上回り、全軍を通じて最高の機体。複数の目標を同時に攻撃することを得意とする。また、ガンサーチほどの精度はないが、遠距離からの狙撃も可能である。
 ただし、装甲が厚く多量の実体弾を搭載しているだけに、運動性は低め。格闘戦も不得意。中距離戦闘用の機体であり、主に味方のモビルスーツに対する援護(火力を用いた物理的な援護)を担当する。
 戦闘時の口癖は、通常は「撃ちまくるぜ!」。狙撃時限定で「狙い撃つぜ!」も使う。

アレルヤ…
 痩せ型で中背。ファーストガンダムのカイまたは『ドラえもん』のスネオのようなルックスで、絶対に美形ではない。
 普段は腰の低い性格で、誰に対しても丁寧な口調や態度で接する。性格も真面目で正直であり、正直すぎることでトラブルを起こすことすらある。
 しかし、モビルスーツに乗ると性格が一変し、凶暴な暴走族キャラと化す。ただし、暴走族キャラとなっても与えられた任務はどんな内容であってもキッチリとこなすなど、やはり真面目であると言える。
 愛機はガンウィング。変形機構を持つ機体で、多目的な運用が可能だが、高速戦闘モードでの一撃離脱戦法を最も得意とする。高速戦闘モードでのスピードはガンダムを上回り、全軍を通じて最速。
 ただし、高速戦闘モード時は、攻撃力・防御力自体は並であり、その強さは飽く迄も一撃離脱というスピードを生かした戦い方に依存する。


 とりあえず今回は、ここまで。
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コメント

いつまでも古い考えじゃ世間にはウケませんよ。
昔と今は違うし、時代に合わせて変わるのは当然かと。

自分からすれば00は充分良作です。

軟弱者さんへ

 平均視聴率が4%台の作品が世間にウケているかどうかは別にして…

 時代に合わせて変える部分があるのは当然ですが、『ガンダム00』はその時代を読み違えている。あるいは、変える部分を誤っている。このことは、『サザエさん』と『ガンダム00』の視聴率、時代に合わせて変えた部分を比較すると見えてくるかも知れません。

 また、宮崎アニメ作品は、技術的なものを除けば「この最新作は、実はファーストガンダム放送当時に作られたものです」と言われても違和感はないと思います。

最近のガンダムって凡人が登場しないですよね。
疑問を投げかけるお馬鹿なキャラがいないっていうか・・・
ガンダム00は登場人物を見ただけで底が浅いと解かります。

軟弱者さんへ

 ファーストガンダムにおけるハヤトとフラウは、凡人男女の代表であり、ニュータイプとして覚醒していくアムロとの対比が上手く描かれていました。

 『ガンダム00』は、ガンダムマイスターが全員似たようなイケメンであることが先ず気持ち悪いです。余りにも不自然で、リアリティがありません。

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 写真撮影時40歳。
 いい歳して云々といった決まり文句は私には通用しない。たった一度の人生、他人に迷惑をかけない範囲で楽しみます。