2017-08

コスプレの定義について  ~“アバウトなコスプレ”も“不適切なコスプレ”も、コスプレのうち ~

コスプレの定義について
  “アバウトなコスプレ”も“不適切なコスプレ”も、コスプレのうち


 私は過去、髪の色や目の色などのディティールにまでこだわったコスプレをしたことはないし、これからもするつもりはない。単に面倒くさいということもあるが、そもそも私の顔には金髪とか青い目とかは似合わないし、似合わないことはしたくない。(ドライアイなので、長時間コンタクトをはめていると目を傷める恐れもある)

 しかしながら、巷にはディティールにまでこだわったコスプレをしている人達もいる。そういうストリクトなコスプレをする人達と、自分のようなアバウトなコスプレ(基本的には衣装を着ただけ)をする者を、「コスプレイヤー」という名称で一括りに呼んで良いものなのかと、疑問を抱いた。

 とりあえず、私は自分のことを最初から、“なんちゃって”コスプレイヤーと称してはいる。しかし、それならばブログのカテゴリー名も「コスプレ」ではなく「“なんちゃって”コスプレ」にしなければ、ストリクトなコスプレイヤーに対して失礼であるように思えてきた。

 私が好きな「SF」というジャンルには、部分的ではあるが明確で絶対的な定義がある。「これはSFである」、「これはSFではない」と厳密に振り分けることが可能な判断基準が存在しているのだ。
 例えば、アニメ作品の『ザンボット3』はSFではない。むしろ、最後の最後で「SFではないことを主張した」作品と言うべきかも知れない。この基準は絶対(スポーツのルールと同じ)であり、逆に言えばこれが分からない者はSFを分かっていないし、SFファンを名乗る資格がない。

 コスプレに関しても、同じことが言えるのではないか。
 私のやっていることが「コスプレではない」と厳密に振り分けられる類のものであるならば、ブログのカテゴリー名は、やはり「“なんちゃって”コスプレ」にしなければならない。
 そう思い、コスプレの現状を知るため、ネットサーフィンを行った。
 その結果、これといった明確なルールまたはコンセンサスを見出すことは出来ず、私のような「“なんちゃって”コスプレ」であっても「コスプレ」のうちである(もちろん末席ではあるが)という結論を出すに至った。

 最大の理由は、一見ストリクトなコスプレイヤーであっても、自分なりの解釈でコスプレしているケースが多々見られることである。
 ウィッグやカラコンを使用しているコスプレイヤーであっても、ベルトなどの比較的簡単に実現できるディティールがおざなりになっていたり、衣装の素材も明らかに原作のイメージとは異なる(常識的に考えて有り得ず、自分の都合を優先しているとしか思えない)ものが使用されていたりする。
 コスプレにおいて絶対的な評価基準が存在するとしたら、それは

「原作(公式設定や客観的イメージ)を忠実に再現していること」(または、それを追求する姿勢)

である。
「一見ストリクトなコスプレであるが、実際には独自のアレンジを加えてコスプレしているケース」も、「衣装を着ただけで、ウィッグやカラコンは使用していないコスプレ」も、この評価基準から外れているという点では同じである。
 また、
「ウィッグやカラコンを使用しない=自分の好み(個性)や都合に合わせている」
「衣装を独自にアレンジする=自分の好み(個性)や都合に合わせている」
と煎じ詰めれば、両者に本質的な違いはない。両者とも、公式設定などの絶対的な基準とは無関係に、「自分なりの解釈(自分なりの表現)」でそうしているのだから。
 そして、両者に本質的な違いがなければ、両者を一括して「コスプレイヤー」と称することに問題はない。

 また、コスプレイヤーは男性よりも女性の方が圧倒的に多く、女性コスプレイヤーが男性キャラのコスプレをするケースが非常に多いことも分かった。
 そして、男性である私の目からすると、いわゆる男装コスをしている女性コスプレイヤーには
「あなたがその男性キャラのコスプレをするのは、あなたの身体的特徴から言って不適切」
と思えるケースが結構あった。

 “不適切なコスプレ”とは?

 具体的な例を挙げると、『ガンダム00』のロックオンは、どう見ても細身(細マッチョ?)長身のキャラである。男性がコスプレするなら、身長は最低でも175cmは欲しい。女性であっても168cmは必要であり、165cmでは足りない。ハロメンで例えるなら、梅田えりか(身長169cm、しかも外人顔)がロックオンのコスプレをするのはOKだが、矢島舞美(身長165cmで日本人顔)ではNGとなる。
 身長165cm、細身で手足が長い矢島舞美でさえ、ロックオンのコスプレは不適切なのである。増してや身長160cm程度かそれ以下(に見える)、しかも決して細身とは言えない女性コスプレイヤーは、幾らストリクトにロックオンのコスプレを行っていようとも、私の目には「不適切なコスプレ」と映る。

 彼女達がコスプレイヤーと呼ばれているのなら、20代後半の身長175cmの細身の男性(『ガンダム00』のファンであることは言うまでもない)が、ロックオンの衣装を着ただけ(ウィッグやカラコンは未使用)でも、コスプレイヤーと呼ばれるべきである。
 何故なら、パッと見てどっちがロックオンにより近いかといったら、それは後者だからである。原作のイメージに対する忠実度(再現性)は総合的に判断されるべきだし、それこそがコスプレの完成度なのだと思う。つまり、この場合は後者の方がコスプレの完成度は高いということだ。

 幾らストリクトにコスプレしていても、コスプレイヤーの体形がキャラとかけ離れていたら、完成度は低いと看做される。そして、この延長上には
「メタボリックな体形の女性が、セーラームーンのコスプレをストリクトに行う」
というパターンが存在する。全てのコスプレイヤーは、この事実から目を逸らすべきではない。

「体形的には全然違うけれど、ストリクトである“仮装”」がコスプレと認められているのならば、
「ストリクトではないが、体形なども含めた一致度が高い“仮装”」もコスプレと認められて然るべきだ。
 だから、私がやろうとしていることも、コスプレの端くれである。レベルは低いが、「コスプレ」と称することは許される。
 私は、そう考えることにした。

 出来ることなら、特定のキャラそのもののコスプレではなく、作品の世界観に合致した不特定のキャラのコスプレをしたい。
 TV画面には登場せず、個別の設定画も存在しないけれども「作品の世界の中には、こんなキャラもいるだろう」と思える、そんなキャラクター。
 あるいは、『ゲキレンジャー』のマスター・シャーフーの人間時代などの、「確実に存在しているはずだが、劇中ではほとんど描かれていない」といったキャラクター。

 しかし、現実的なことを考えると、衣装は極力バンダイ等の純正品(コスパ扱い含む)を使いたいので、やっぱり基本は「その年の特撮モノ」ということになる。つまり、ジャケットは純正品を購入し、ズボンはコスプレショップの“○○風”を使うか、似たものを一般の衣類店で探すというパターンだ。

 …で、問題なのは、その基本から外れている今年(来春のしょこたんのコンサートで着る予定の衣装)なんだよなぁ。筋トレのモチベーションとの絡みもあるし、これが結構難しいノダ…。
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震電

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 写真撮影時40歳。
 いい歳して云々といった決まり文句は私には通用しない。たった一度の人生、他人に迷惑をかけない範囲で楽しみます。