2017-10

原作のイメージを壊すコスプレは犯罪か?

原作のイメージを壊すコスプレは犯罪か?


 コスプレは、美男美女の特権ではない。
 しかし、美形キャラのコスプレを、顔を露出した状態で行うのであれば、それなりに整った顔立ちの人に限定すべきだと考えるのは自然なことである。
 また、例え美形キャラでなくても、スマートな体形のキャラのコスプレを行うのはスマートな体つきの人に、太ったキャラのコスプレを行うのは太った人に限定すべきだと考えるのも、同様に自然なことである。

 私は、しょこたん(中川翔子)のコンサート会場で、原作のイメージを壊すコスプレを見てしまった。
 太った漢堂ジャン(変身前のゲキレッド)のコスプレと、太ったセーラームーンらしきコスプレである。
 “太ったセーラームーンらしきコスプレ”と書いたのは、一瞬見ただけですぐ視線を逸らしたため、それがセーラームーンなのかセーラーマーズなのか認識していないからだ。

「原作のイメージを壊すコスプレは犯罪か?」
と問われたら、
「犯罪に等しい」
と答える。
 もちろん、自分の家の中でする分には、どんな酷いコスプレをしようが無罪である。
 しかし、不特定多数の人間が集まる場所で、原作のイメージを壊すコスプレをするのは有罪にして欲しい。
 偶然かつ不意に、そういう酷いコスプレを見てしまった場合、その精神的ダメージは計り知れないものがある。自分が抱いている「原作のイメージ」を、他人によって傷付けらてしまうことは、とても辛くて悲しいことなのだ。

 しかし、「原作のイメージを壊すコスプレは犯罪」だと思うと同時に、それが「見逃すべき犯罪」であるとも思うのだ。何故なら、「原作のイメージを壊すコスプレ」を偶然見てしまって精神的ダメージを被ったとしても、その場でダメージを回復する方法が用意されている可能性が高いからである。

 精神的ダメージを回復する方法とは、
「原作のイメージを損なっていないコスプレを見つけ、数秒間見つめ続ける」
というものである。悪いイメージを良いイメージで打ち消すのだ。
 ただ、ここで問題になるのは、一瞬で受けたダメージであっても、回復させるには数秒間を要するということである。傷付くのは一瞬であっても、その傷が癒えるにはある程度の時間がかかるのだ。これは肉体であっても精神であっても、同じことだと言えよう。

 だから、完成度の高いコスプレイヤーは、数秒程度見つめ続けられることを許容して欲しい。
 上記のような理由で、言わば「助けを求めて見つめている」人もいるのだから。
 私も、“太ったセーラームーンらしきコスプレ”を見てしまった後は、スタイルの良いコスプレイヤーを数秒間見つめ続けて事なきを得た。それは、「スケベ心」とは全く別次元の、精神の救済作業であった。
 美しさは、人を救うことがある。
 身を以って実感した瞬間だった。

 ただし、助けを求める相手は、飽く迄もコスプレイヤーに限定しなければならない。いくら美形であったりスタイルが良い人であっても、その人がコスプレをしていない場合は、その人に助けを求める(見つめ続ける)ことはマナー違反だと思う。
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震電

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 写真撮影時40歳。
 いい歳して云々といった決まり文句は私には通用しない。たった一度の人生、他人に迷惑をかけない範囲で楽しみます。