2017-08

Hello!Project 2008 Summer ワンダフルハーツ公演 ~避暑地でデートいたしまSHOW~

Hello!Project 2008 Summer ワンダフルハーツ公演        ~避暑地でデートいたしまSHOW~
 
             会場 :代々木競技場 第一体育館
             公演日:2008年8月2日(土)、8月3日(日)



                  2L写真、買うんじゃなかった…

 ハロプロのコンサートで、こういう大きな会場に来るのは久し振り。ボクシングでは、今年に入って両国(内藤)と日本武道館(長谷川、バレロ)で観戦しているのだが。
 ここ代々木第一体育館でも、ほんの数日前にフライ級の世界ダブルタイトルマッチ(内藤、坂田)が行われていた。あの試合も出来れば会場で観戦したかったなぁなどと思いつつ現場に着いたら、体育館前広場に大勢の人々がたむろしているものだから、一体何事かと思った。

 開場時間は、とっくに過ぎている。だから、入場待ちの列に並んでいるわけではない。
 グッズ売り場の列に並んでいるわけでもない。
 何をしているのか知らないけれど、とにかく広場でたむろしているのだ。
 広場の中の階段に腰を下ろして弁当を食べている人もいて、まるで日雇い労働者の溜り場のような雰囲気である。特攻服姿の人もいたから、暴走族の集会に見えなくもない。
 スタッフは、そういう人達に対して拡声器で入場を呼びかけているが、ほぼ無視されている。何だか、そんなスタッフが哀れに感じられた。

 私はサッサと館内に入ろうと思い、一直線に入口へと向かった。
 しかし、最後の数メートルのところで、横道に逸れてしまった。入口付近に設営されているグッズ売り場を、ちょこっと覗いてしまったのだ。このところ、現場では全くグッズを購入していなかったのだけれども、ここ代々木第一は、私が初めてハロプロのコンサートを鑑賞した(その記事は →こちら )メモリアルな会場である。久し振りに来たこの会場で、何か買っていこうかなと気を緩めたのがいけなかった。
 何となく買った推しメン(舞美、えりか、友理奈)の2L写真セットは、どれも画質が悪く、とても1枚250円の価値は無いものばかり。
 あ~、失敗したわ。もう二度と会場売りのグッズには手を出さんぞ。1500円あれば、映画を1本観ることが出来るではないか。


               代々木第一のファミリー席は揺れなかった

 今回は8月2日(土)の夜公演と3日(日)の昼公演の2回、どちらもファミリー席での鑑賞だった(ホントはどちらか1公演だけで十分なのだが、落選を恐れて両方にエントリーしたら両方とも当選してしまった)。
 ファミリー席といえば、思い出すのは去年のSSA(その記事は →こちら)。座席が微妙に揺れるため、双眼鏡での鑑賞に支障が出たという苦い記憶が蘇る。双眼鏡は、倍率を上げるとただでさえ視野がブレやすくて苦労する(扱い方が下手だから)というのに、座席まで揺れるのだからもう大変であった。

 しかし今回は、座席が揺れるということはほとんど無く、安定して双眼鏡鑑賞を行うことが出来た。理由は分からない。代々木第一のスタンド席の造りがSSAよりしっかりしているのか、それとも、スタンド席におけるファミリー席と一般席の区分けが適切だったのか…?


              ファミリー席のマナーは、概ね良かった

 座席が揺れなくても、周囲にマナーの悪い客がいるとコンサートを楽しめなくなってしまうのだが、今回はそれもなかった。少なくとも私の周囲に関しては、大声を出し続けるPPPH(コール入りのPPPH)する客はいなかった。
 SSAのときも、確かそうだった。まだ数回の経験ではあるが、やはり、ファミリー席はマナーの悪い客と遭遇する危険性が比較的低い。

 もちろん「遭遇する危険性が比較的低い」だけで、ファミリー席にもマナーの悪い客はいた。
例えば、出ベソ(花道の先端にあるサブステージ)でMCがあったとき、
「れいなー、れいなー」
とダミ声でコールしている客がファミリー席にいた。まことが喋っているときでも構わず「れいなー、れいなー」と叫ぶので、まことの喋り声が聞こえないこともあった。ただ、メンバー(れいな以外であっても)が喋り始めると、ピタッとその「れいなコール」は止んだ。
 司会者の喋り声を遮るのもマナー違反(聞いている側としてはMC全体の流れを理解し辛くなるし、司会者本人に対しても失礼)なのだが、メンバーの喋り声に被せないだけ、まだ罪が軽い方だといったところか。

 また、ファミリー席でフリコピみたいなことをして激しく動いている客もいた。席の段差やステージとの位置関係により、私の視界は遮られずに済んだけれども、他の客がどうだったかは分からない(今回の場合は、隣や真後ろの席よりも、むしろ斜め後ろの席の視界を遮る危険性が高かったと思われる)。
 そもそも、ファミリー席で激しく動くこと自体がマナー違反だと思う。双眼鏡鑑賞をしている客の比率が多いから、動く場合は本当に自分の席の幅内で、コンパクトに動くべきだ。もっとも、これは一般席であっても同様である。周囲の人の席の空間(視界)は、その人達が金を払って一時的に所有しているのである。動くことで、そこに割り込んで良いはずがない。

 代々木第一ではファミリー席=スタンド席となり、基本的にはアリーナ席より遠い位置での鑑賞を余儀なくされる。ステージや花道にいるメンバーと眼が合うとか、双眼鏡無しでメンバーの頬を伝う汗を視認することは、ほぼ不可能と言って良い。それでも、座席が揺れないのであれば、私はファミリー席を選択する。一般席(アリーナ席)で、マナーの悪い客と遭遇するリスクを回避するためだ。
 逆に言えば、座席が揺れることがほぼ確実であれば、リスク覚悟で一般席を選択する。双眼鏡の扱いが上手い人なら少々席が揺れても支障なく鑑賞できるだろうが、私には無理なのだ。


                     衣装が低調

 音響がイマイチだったのは、会場が体育館なのだから仕方ない。
 期待外れだったのは、今回の衣装である。
 全体的に良くなかったと思う。夏なんだから、薄着を基本にしてもらいたかった。
 ℃-uteの衣装なんか、新曲PVのものをそのまま使っていたけれど、見ていて暑苦しかった。
 さゆ&梨紗子のペアは、パフォーマンスは良かったのに、衣装がダボッと重い感じで、これまた暑苦しい。衣装の悪さが、二人の足を引っ張っているとさえ感じた。衣装にメリハリを付けなければならないのは分かるが、あそこは薄くて軽いものを持って来る場面だろう。

 何もボンブラ(BON-BON BLANCO)みたいに、一年中「ヘソ出し・ミニスカ・脇全開」の衣装にしろと言っているわけではない。夏は、夏らしい涼しげな格好をしてもらった方が、観ている方も気分が良いと言っているだけなのだ。前述のさゆ&梨紗子のペアには、私は「ヘソ出し」すら求めない。とにかく、見た目が涼しげであれば良い。

 SSAのハロコンのときは、「天女ルック」みたいに良い意味で印象に残る衣装があったが、今回は悪い印象ばかりが残った。
 ℃-uteがFCイベントで着ていたキラキラ衣装も、客席から見て眩し過ぎて良くなかったし、最近のハロプロの衣装は質が落ちてきていると思う。衣装担当が代わったのだろうか?


                 Buono! に対する不満

 今回、Buono! を初めて生で鑑賞した。
生で聴いても、特に歌が上手いとか、ベリキュー一般よりワンランク上の歌唱力があるとは思えなかった。これは非常に残念だし、不満である。
 私はBuono! が実現する以前から、雅、桃子、愛理から成るユニットを提唱していた(その記事は →こちら)。その位置付け(コンセプト)は「キッズ最強の歌唱力ユニット」である。アイドルとはいえ本業は飽く迄も歌手なのだから、ちゃんと歌唱力で勝負できるユニットが一つはあるべきだと考えたのだ。

 しかし実際のBuono! は、多くのハロプロユニットがそうであるように、ダンスの存在が歌唱の妨げになっている。踊るなとは言わないが、歌唱の妨げにならないレベルにまでダンスを制限するという試みが、何故出来ないのだろうか? Buono! は、「歌は下手なので、その分ダンスを頑張ります」というユニットとは対極の存在であるべきだ。
(いつだったか、メロン記念日が『ハロモニ』のスタジオライブでフルに踊りながら生歌を披露したとき、歌声がヘロヘロだったことを思い出してしまった)

 歌手としての実力を100%出している状態で踊るのが、歌手の基本ではないのか?
 かつてのアイドル歌手全盛時代は、そういう歌手が主流だったように思う。
 そして今日でも、愛理の『通学ベクトル』はそういうスタンスで歌われた。それでも観客は十分に盛り上がっていた。歌で勝負できる歌手は、歌で勝負することを最優先して欲しいと思う。

 愛理と雅に関しては、このところ歌唱力の向上が見られない。
 このことが、どうにも不愉快である。

 
                 High-Kingに対する不満

 ついでに書くが、High-Kingに於いて、なぜ舞美とか歌が下手なメンバーに歌唱パートを与えているのだろうか? 全く以って理解に苦しむ。
 ワンダフルハーツで現在一番歌が上手いのは、高橋愛か田中れいなだろう。
 ダンスに関しては、ベリキューに限定すると佐紀&なっきぃの“佐紀早貴コンビ”が技術的には双璧(体格が同等なのでバランスも良い)。単独で総合的な見栄え(訴求力)という観点からは舞美だろう。

 愛&れいなはボーカル担当で、ダンスは最小限とする。
 舞美、なっきぃ、佐紀はダンスに専念し、歌うとしてもコーラスのみ。
 フォーメーションは、2-1-2(1が舞美)を基本とし、1-2-2(V字)や2-2-1(逆V字)でアクセントを付ける。5人なので、円運動表現も可能だ。

 こうすれば、「(実力に関する)ワンダフルハーツ最強ユニット」というコンセプトが実現するではないか。わざわざシャッフルユニットを作っておきながら、なぜ各メンバーの能力を最大限に引き出すような構成にせず、どっちつかずの中途半端なモノにするのだろうか?

 もちろん、例え「(実力に関する)ワンダフルハーツ最強ユニット」というコンセプトにしたとしても、High-KingがかつてのSPEEDのような大ブレイクを果たす可能性は低いだろう。しかし、その可能性はゼロではない。だが、現状の“中途半端なHigh-King”では、その可能性は限りなくゼロに近いのだ。


              一般に通用したらマズイことでもあるのか?

 Buono! やHigh-Kingを見ていると、一般に通用する素材を、あえてハロプロファンにしか通用しないようにデチューン(性能低下のための調整)させている観がある。
 まるで、ハロプロのユニットが一般人に対して人気が出ないように、あえて中途半端なレベルに留めるべく、細心の注意を払っているかのようだ。

 Buono! がPerfume(あるいはかつてのSPEED)みたいに一般に対してブレイクしたら、何かマズイことでもあるのか?

 舞美・えりか・友理奈・茉麻の4人でユニットを組ませ、“踊って歌えるファッションモデル”として一般にブレイクしたら、何かマズイことでもあるのか?

「下手にブレイクさせて、ヲタに依存しなくてもやっていけることを自覚させたら、事務所を移籍されてしまう」
と危惧しているのか?

 今回のコンサートを鑑賞して一番強く感じたのは、そういうことである。
 もしもワンダフルハーツのメンバーが、「どう頑張っても中途半端な完成度にしかならない」という素材ばかりであるなら、こんな感想は抱かない。中途半端な素材であるならば、「一芸に秀でる」=「ある方向性に特化させる」ことで一般人気を得る(一般に対してブレイクする)ことは不可能であるからだ。

 しかし、「特化させればブレイク可能」なメンバーや、メンバーの組み合わせは、確実に存在する。
 それをあえてやらないのは、ハロプロという枠の中にメンバーの才能を抑え込んでおきたいという意思があるように思えてしまう。
 月島きらりは、一般(この場合、一般の低年齢層女子)向けのアイドルとして一応の成功を収めているのに、他は何でこんなんなんだろう?

 あ~あ、冗談抜きでBuono! と、舞美・えりか・友理奈・茉麻は、エイベックスあたりに移籍してくれないかな~。ごっちんも移籍したことだし、出来ない話ではないと思うのだが。
 舞美たちだって、30過ぎのオッサン集団にヲイヲイ言われるよりも、しょこたん(中川翔子)やBoAのように「コンサートに来る観客の半数が若い女性で、化粧品メーカーがスポンサーに付く」方が遥かに嬉しいだろう。

 個人的には一生“アイドル好き”を続けるつもりなので、10年後もハロプロからアイドルが供給されることを望んでいるんだけど、今のような状態では、ちょっとねぇ…
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 写真撮影時40歳。
 いい歳して云々といった決まり文句は私には通用しない。たった一度の人生、他人に迷惑をかけない範囲で楽しみます。