2017-10

『少林少女』

『少林少女』
              2008年の映画館で観た映画:12本目
              映画を観た日:2008年5月6日(火)


 映画としては完全に失敗作だが、個人的には楽しめた。DVDが発売されたら買うつもりである。

 失敗しているというのは、作品の中で描かれている二つのストーリー(ドラマ)がほとんど交わっておらず、それぞれが別々に進行していった挙句、そのうち一方が物語の途中で明確に終わってしまったからである。こんな酷い作りの作品は、他には『クライシス2050』(映画)やテコ入れ前の『仮面ライダー響鬼』(TVドラマ)くらいしか思い浮かばない。

 作品の中で二つの話が同時進行しており、そのうち一方が作品の途中で事実上終わってしまうということ自体は、珍しくない。例えば『ダイ・ハード』の1作目も、犯人グループが金庫破りに成功した時点で、実は話の1つが終わっている。『エアフォース・ワン』などは、それがもっと顕著である。
 しかし、これらの場合、1つの話が終わった瞬間、残ったもう1つの話がその瞬間の状況ごと物語の全てを引き継ぐので、「作品が途中で途切れた」という印象を与えない。作り手として、1本の映画をそういう構造にするのは当然だろう。

 ところが、『少林少女』はそうなっていない。もともとリンクしていない話の片方が、物語の途中で明らかに終わってしまうものだから、「映画の流れが半分になった」という実態をまざまざと見せ付けてしまうのだ。

映画開始 話1 →→→→→→→→→→→→→→→→→→→→(終) 映画終
       話2 →→→→→→→→→→(終)

という感じである。

 それでも私がこの映画を気に入ったのは、端的に言って女優の魅力にある。
 『日本沈没』や『どろろ』では全く機能していなかった柴咲コウの魅力が、この映画には溢れている。アクションシーンも良いし、腰を落として構える姿も非常に美しい。

 脇を固める女優陣も、特撮ファンには嬉しい布陣となっている。
 『ボウケンジャー』の山崎真美、『響鬼』の蒲生麻由、『セーラームーン』の沢井美優、『キバ』の柳沢ナナ、『ウルトラマンマックス』の満島ひかり。なんとも豪華である。
 この中でも、体格に優る山崎真美は見栄えがした。彼女が主演の、メジャーなアクション映画を観てみたいものだ。
 おっと、忘れてはいけない、キティ・チャンも美人だった。

 そんなわけで、もうストーリーなんかどうでもいいから、女優のビジュアルとアクションをもう一度観たくなる。この映画は、そーゆー映画なのだ。
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 写真撮影時40歳。
 いい歳して云々といった決まり文句は私には通用しない。たった一度の人生、他人に迷惑をかけない範囲で楽しみます。