2017-08

BON-BON BLANCO DVD『女祭』発売記念(第2回) フリーライブの記憶 ~ イズミへの「お疲れ様」に代えて ~

BON-BON BLANCO
DVD『女祭』発売記念(第2回) フリーライブの記憶
        ~ イズミへの「お疲れ様」に代えて ~


 会場:石丸電気SOFT2 7Fホール
 公演日:2008年3月22日(土)
 このイベントでは、ボンブラファンであろうと思われる人達から嫌な思いをさせられたので、その嫌な記憶を昇華させるための記事(その記事は → こちら )しか書いていない。
 しかし最近になって、自分の中のボンブラをリセットさせる必要が無さそうであることが分かった(それに関する記事は → こちら )こともあり、イズミ(IZUMI)と最後に握手をしたイベントの記憶を文章にしてみたくなった。
 当日のメモも残っているので、思い出せる範囲で書いてみよう。

 引いた整理券が生まれて初めての一桁台だったので、私は初めて1列目に座ることが出来た。ただし、狙っていた「ステージに向かって左端付近」ではなく、「ほぼ中央」の席。7Fホールに入った瞬間、パッと見て左端側に入り口が無いような感じがして、右端側から入って行ったのが失敗だった。

 一段高いステージを目の前にして、横一列が全席空席である場合、日本人は子供の頃の「体育館での生徒集会」を思い出すのか、真ん中の席を避け、端っこの席から座っていく習性があるようだ。私が右端側から最前列席に回り込んだとき、既に左側の席は端から埋まっていて、空席はほぼ中央と言うべき部分しか残っていなかった。
(これなら最前列よりも、むしろ2列目の左端の席の方が…)
と思っている私の視線の先で、2列目が左端の席から順にドンドン埋まっていく。まるで、電車の座席が埋まっていく様子と同じである。端っこの席が最初に埋まり、何故か真ん中付近の空席が最後まで残る。

 ボンブラの中でもイズミを推している私としては、出来るだけ左寄りの席を取りたかったのだが、結果的に最前列のほぼ中央で立ち往生する格好になってしまった。こうなってしまっては、もうここで腰を降ろすしかない。
 こうして、ボンブラでの初最前列は、意に反してほぼ中央ということになってしまった。

 ライブが始まってから暫くは座ったまま鑑賞できたので、余り問題はなかった。
 しかし、途中でアンナ(SANTOS ANNA)が遂に痺れを切らし、
「どうして座ったままなの? 立っちゃダメって言われたの?」と言い出す。
「立つと後ろの人が見えないから座ってるの?」と一応の理解を示しつつも、結局は客を立たせるアンナ。
「後ろの人、見える~?」というアンナの問いかけに
「見えな~い」と後方の客が答える。
 そりゃ見えないだろう。ここは床に全く勾配がないうえ、ステージの高さも低いのだ。だから自分の目の前に、自分と同じ身長の者が前に立っていたら、前方の視界は無きに等しい。(当然ながら、目玉は脳天の高さに付いているのではなく、脳天より幾分低い位置に付いているのだ)

「見えない人は、見えるように顔の位置をこうやって(左右に)動かしてみて~」
と、飽くまでも客を座らせる気のないアンナ。
「踊れないままライブが終わっちゃうと、家に帰ってから後悔するから」
とも言っていたが、そういう客は最初から座席に座らなければ良いのではないか。

 私の身長は175cmであり特に高くはないのだが、こういう場合は本当に立ちたくない。ライブハウスのように前方に柵でもあれば、それにもたれかかって体高を低く出来るが、ここではそうすることも無理なのだ。
 この日は、両隣の人の背が低かったものだから、余計に嫌だった。そのせいか、立ってからはアンナと何度も目が合ってしまうし…。
 私は理由もなく他人と目が合うと反射的に顔ごと逸らす癖があるので、ライブ中に誰かと目が合うと、そこでプツッと一瞬時間が飛ぶ(レコードの針が飛ぶ)感じになってしまって嫌なのだ。だから、もう途中からは常に左右どちらか斜めを向いて、正面を見ないようにしていた。
 この日のライブは、こういった“気苦労関連”のことぐらいしか印象に残っていない。

 ライブの後は、握手会だった。
 順番はいつも通りで、最初はルリ(RURI)。
「髪はショートで、色は黒のままが良いと思います」
と言って横移動しようと思ったら、左隣の人(進行方向の人)が動かない。すかさずルリの顔に視線を戻して
「ダンスがセクシーになっていて見とれてしまいました」
と繋げた。内容的にはその場の思い付きではなく、本当のことである。ルリは18才ということもあり、身体は℃-uteの舞美、えりか(梅さん)、友理奈といったハロプロのトップ3よりも美しい。ヌードダンサー(ストリッパー)も含め、私が今までライブで見たことのある全芸能人の中で最高である。

 次はトモヨ(TOMOYO)。
私「ストナリニ(花粉症の売薬のこと)、私も昔使ってましたが、効きませんよ」
トモヨ「ええ? 本当ですかぁ!?」
私「ちゃんと病院行って薬出してもらった方が絶対いいです」
と言って私が次に進もうとした途端、トモヨはルリに向かって
「どうしよう、ストナリニ効かないんだって!」
と軽く叫んでいた。

 そこで私はアンナに対しても
「花粉症でしたっけ?」と言ったら、アンナは何故か嬉しそうな顔をして
「はい」
私が「病院行ってますか?」と言うと、アンナは更に嬉しそうな顔になって
「はい!」
予想外の答に「えっ、それでもダメなんですか?」と返すと、アンナは満面の笑みを浮かべつつ、力強く
「はぁい!」
 私は、アンナにまんまと引っ掛けられたのだ。DIARYでは無知なフリをしていただけであり、この様子だと減感作療法のことも知っているに違いない。私がスゴスゴと退散するかのようにスライドしていくと、何とアンナは私の手を離さず、身を乗り出して体を斜め45度に傾けつつ、
「注射で直す方法もあるんですよね!」
と笑顔で確認してきた。やはり、アンナは減感作療法のことも知っていた。DIARYに引っ掛かり、見事に1本取られたオッサンをそのまま放流せず、最後にちゃんとフォローを入れてくるアンナは優しいと思った。
 でも、もう同じ手には引っ掛からんよ!

 次はマコ(MAKO)。
「スッピンカフェでメールを読んで貰えて嬉しかったです」
と言ったら、凄く恐縮した態度になって、
「え~、そうなんですかぁ~、カミカミですいません」
と答えるマコがいた。
 いえ、私の時は特に噛んではいませんでした(実際には、マコは噛みそうになる前に音読をやめて自分流に説明し始めた)…とフォローしようと思ったけれど、目の前でモジモジしているマコのカワイイこと! 心なしか両頬がピンクに染まって見える!
 そんなマコを見ていること自体が恥ずかしくなってきたので横移動しようと思ったら、今度もまた左隣の人(進行方向の人)が動かない。何か言わなきゃと思い、
「黒髪、ステキです」
と言ってみた。マコは長い間茶髪にしていた髪を、前回のイベントから黒髪に変えてきており、それを今回も継続していたからだ。
 後になって思えば、「握手会のとき、マコの香水の香りを嗅いでみて」とアピールしていたので、そのネタ振りを受けて「あ、バラの香りがします」と言っておけば良かった。

 最後はイズミ。
 握手をしながら、私が
「DVDの特典映像に、イズミさんのファッションショーを入れて下さい」
と言ったら、イズミは握手をしたままクニャクニャ~と伏せるように体勢を低くしながら
「え~~、出来るかなぁ~~」
と不安な表情で言った。例えポーズではあっても、こんな弱気なイズミは初めて(しかも目前で)見たのでビックリした。思わず脳内だけで
(自分でファッションモデルの仕事をやりたいって言ってませんでしたっけ?)
とミリセカンドオーダーの突っ込みを入れたが、イズミの表情は飽くまでも真面目である。様子が変だなと思いつつ、私が
「期待してます」と言ったら、イズミは言葉を選ぶのに苦労している感じになって、
「…はい…、ありがとうございます」と結果的に平凡な返事を返してきた。その表情は最後まで硬かった。

 今になって思えば、確かにイズミの様子は少し変だった。
 髪型のせいもあったとは思うが、全体的にキツさが抜けて、「優しいお姉さん」風の雰囲気を漂わせていた。野性的というか、攻撃的なキャラが今までで一番薄かったような気がする。
 アンナがぎこちなくDVDのセールストークをしているとき、後ろでずっと苦笑いを浮かべているところなんかは、いつも通りのイズミだったのだが…。

 脱退を表明したイズミへ、直接「お疲れ様」を言う機会は無かった。
 だから、ここで言おう。
「イズミさん、お疲れ様でした。素晴らしいパフォーマンス、楽しい思い出をどうもありがとうございました。貴女の人生はまだまだこれからなので、貴女らしく色々なことに挑戦していって下さい」
 ボンブラのコンガ担当だったイズミのことを、私は一生忘れない。
スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://sinden.blog6.fc2.com/tb.php/705-eb263ec0

«  | HOME |  »

MONTHLY

CATEGORIES

RECENT ENTRIES

RECENT COMMENTS

RECENT TRACKBACKS

APPENDIX

震電

震電

 写真撮影時40歳。
 いい歳して云々といった決まり文句は私には通用しない。たった一度の人生、他人に迷惑をかけない範囲で楽しみます。