2017-10

『L change the WorLd』

『L change the WorLd』
  2008年の映画館で観た映画:6本目
  映画を観た日:2007年2月23日(土)


 この映画は、『デスノート』のスピンオフ作品ではない。
 飽く迄も、Lというキャラクターのスピンオフ作品である。
 この映画は、デスノートというアイテムとは全く関係がないからだ。
 その意味では、完全に期待外れであった。

 私が期待していたのは、Lがデスノートを燃やす前に“デスノート犯罪”を思わせるような事件が発生し、そのためLがデスノートを燃やすのを思い留まるところから始まるような物語である。
 新たなデスノートが出現したのか?
 それに対抗するため、Lはデスノートを使うことを迫られる…
 …といった展開になるが、実は新手の“デスノート犯罪”と思われた事件は、デスノートを一切使うことなく行われた巧妙な犯罪であった。
 デスノートというアイテムを、今回は狂言回しとして用い、そのことを通じて「デスノートより恐ろしいのは、人間の心の中の闇そのものである」ということを伝える物語が観たかった。

 普通の推理モノとしても、この映画の完成度は低いと思う。私は推理小説の類を一切読まないので詳しいことは言えないが、Lが松戸(二階堂の元同僚)にワクチン開発を依頼することを、二階堂の助手だったKこと九条希美子が見抜けないという展開は不自然に映った。ありきたりだが、Kは直ぐに松戸の存在に気付き、Lより先に松戸を押さえようとして「松戸争奪戦」みたいな展開になるのが自然なのではないだろうか。
 いわゆる“謎解き”も、単なる数学の問題で、面白くもなんともなかった。

 配役も、ナンチャンと高島政伸は逆なのでは?
 ナンチャンがFBI役で登場したときは、「そりゃねぇだろ」と本当にガックリきた。逆に、高島政伸が演じた悪役をナンチャンが演じていれば、かなりのハマリ役になっていたと思う。お笑いのイメージの人が、いきなり人を殺すとショッキングだし、怖いでしょ?

 こうして記事にしてみると、やっぱり駄作だったのかなと思う。
スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://sinden.blog6.fc2.com/tb.php/674-7a944014

«  | HOME |  »

MONTHLY

CATEGORIES

RECENT ENTRIES

RECENT COMMENTS

RECENT TRACKBACKS

APPENDIX

震電

震電

 写真撮影時40歳。
 いい歳して云々といった決まり文句は私には通用しない。たった一度の人生、他人に迷惑をかけない範囲で楽しみます。