2017-08

『仮面ライダーイオタ』(キカイダーコンセプト)の変身ベルトを考えてみた! ~ こういうヒーロー玩具なら買いましょう!【その2】~

『仮面ライダーイオタ』(キカイダーコンセプト)の変身ベルトを考えてみた!
      ~ こういうヒーロー玩具なら買いましょう!【その2】~

仮面ライダーイオタ

 2005年の10月に書いた記事 『こういうヒーロー玩具なら買いましょう!』 で提唱していたヒーロー玩具のコンセプトが、『炎神戦隊ゴーオンジャー』の炎神ソウルという形で実現し、気を良くしている今日この頃である。

 さて、気を良くしたついでに、以前から考えていた「モジュールタイプのヒーロー玩具」その2を提案したい。そのヒーロー玩具は、前回同様、仮面ライダーの変身ベルトである。
 玩具の説明の前に、そのオリジナル・アイディア(私案)版の仮面ライダーについて説明せねばなるまい。作品名は『仮面ライダーイオタ』としておく。

 『仮面ライダーイオタ』は、『キカイダー』のデザインコンセプトを大きく取り入れた仮面ライダーである。つまり、ライダーのデザインに大胆な左右非対称を取り入れるのだ。
 もちろんこの非対称は単なる外見に留まらず、ライダーの能力と直結する。既存のライダーでも『アギト』や『キバ』で取り入れられているが、あれをもっと推し進めたものである。
 では、その非対称が“売り”の『仮面ライダーイオタ』の変身ベルトを、ポンチ絵を交えて説明しよう。

 変身前のベルトは、スライドベースが左右に2分割されて、やや両サイド寄りに置かれている。そして、各スライドベースには何も装着されていない。
仮面ライダーイオタ変身ベルト初期状態

 各スライドベースに、変身モジュールα(アルファ)・β(ベータ)・γ(ガンマ)・Σ(シグマ)のうちどれかを、0度の角度で挿入し、「セット」する。
 「セット」すると同時に、変身モジュールから変身起動音(待機音)が流れ、発光ギミックが待機モードで作動する。
仮面ライダーイオタ変身ベルト変身待機状態

 各スライドベースを、ベルトの中央へスライドさせ(ここで「変身!」と叫ぶのだ!!)、ドッキングさせる。
 すると、変身モジュールから「セットアップ○○」という音声が発せられ、変身効果音が流れ、発光ギミックが変身モードで作動する。
(「セットアップ○○」という音声の○○は、例えば「α+α」の場合は「シンメトリーアルファ」、「α+β」の場合は「アルファベータ」となる)
仮面ライダーイオタ変身ベルトで変身(セットアップ)

 もうお分かりだと思うが、仮面ライダーイオタの「左半身の変身」は、変身ベルトの左側のスライドベースにセットしたモジュールによって行なわれ、「右半身の変身」は右側のスライドベースにセットしたモジュールによって行なわれる。
 つまり、左右のスライドベースに同タイプの変身モジュールがセットされていれば、左右対称の仮面ライダーになる。左右のスライドベースにそれぞれ違うタイプの変身モジュールがセットされていれば、左右非対称の仮面ライダーになるというわけだ。

 なお、各モジュールによる変身の仕様は以下の通り。

アルファ・モジュール…能力はバランス型、装甲は中装備。イメージは総合格闘技の格闘家。
         徒手空拳の格闘専門。ただし、拳に特殊装甲(メリケンサック)が備わる。
         「α+他」の場合はメリケンサックが1つのみなので、特殊な拳撃は使えない。
         「α+α」の変身では、左右のメリケンサックを同時に使う必殺技「ダブル・エンド」を
         出せる(『キカイダー』のダブルチョップと電磁エンドに対するオマージュ)。

ベータ・モジュール…能力はスピード型、装甲は軽装備。イメージはブルースリー。
         トンファーまたはトンファーを組み合わせたヌンチャクを使う。
         「β+他」の場合はトンファーが1つのみなので、ヌンチャクは使えない。
         「β+β」の変身では、左右のトンファーを組み合わせてヌンチャクに出来る。このヌ
         ンチャクを使い、必殺技を繰り出す。

ガンマ・モジュール…能力は情報型。装甲は、特殊装備(索敵・ステルス装備)。イメージは特殊
        部隊の軍人。
        短銃または短銃を組み合わせたマシンガンを使う。
         「γ+他」の場合は短銃が1つのみなので、マシンガン機能は使用不能。
         「γ+γ」の変身では、左右の銃を組み合わせることでマシンガンとして使うことが
        出来る。このマシンガンにエネルギーを溜め、必殺弾を撃ち出すことも可能。

シグマ・モジュール…能力はパワー型、装甲は重装備。イメージは弁慶。
         剣または剣を組み合わせた薙刀を使う。
         「Σ+他」の場合は剣が1つのみなので、薙刀は使えない。
         「Σ+Σ」の変身では、左右の剣を組み合わせて薙刀に出来る(ゲルググ方式)。
         この薙刀を使い、必殺技を繰り出す。


 仮面ライダーイオタには、武器を使わない(ただし変身モジュールには依存する)、ライダーキックのような切り札もある。ちなみにライダーキックを必殺技として使えるのは、ベータ・モジュールを1つ以上使っている場合に限定される。何しろ、ベータ変身のイメージはブルース・リーですから。
 シンメトリーベータ・フォームにはヌンチャク攻撃による切り札もあるので、状況によって使い分ける。ヌンチャク攻撃による必殺技は、ライダーキックが使えない状況下(天井が低いとか)で出せば、説得力が生まれるだろう。

 ここまでの説明だと、「左右非対称のフォームでは切り札が1つのみとなるから弱い」と思われるかも知れない。しかし、心配ご無用。
 例えば、「γ+Σ」のフォーム。左手に短銃、右手に剣。この二つの武器を組み合わせることで、シンメトリーフォームとは別の必殺技が出せるようになる…といった具合だ。変身ベルト以外の玩具のプレイバリューも大きくなり、楽しめるだろう。

 「α+α」、「β+β」、「γ+γ」、「Σ+Σ」
 「α+β」、「α+γ」、「α+Σ」
 「β+γ」、「β+Σ」
 「γ+Σ」

 えーと、組み合わせはこれで合ってるかな? こうして見ると「α+β」などの「メリケンサック+トンファー」では、武器を合体させることにちょっと無理があるような気がする。玩具では実現可能でも、実際に絵にならなければ、それは必殺技には成り得ない。

 この点でも、心配ご無用。仮面ライダーイオタは決して必殺技に頼ったライダーではないのだ。『仮面ライダーイオタ』の最大の個性は、「切り札的な強さ」と「便利な強さ」を描き分けるという点にある。
 「α+β」の組み合わせでは、確かに武器を合体させる(メリケンサック+トンファー)ことに関しては絵にならない。しかし、普通に闘う分には十分に絵になる。

 例えば、左拳で相手を殴り、相手がのけぞって間合いが少し開いたところを、そのまま右のトンファーを伸ばして殴る。あるいは、1本のトンファーを両手で扱い、相手の首を絞めたり関節を極める、等。
 切り札としての強さはないが、コンビネーションを駆使する分には非常に便利で闘いやすい。これなら、例え必殺技を使えなくても、見せ場はキッチリ作れる。

 最後に、ライダーキックなどの「武器を使わない必殺技」を出すときの、変身ベルトの使い方を説明しよう。
 変身前のベルトの中央でドッキングしているスライドベースを、左右に分離させる。
 分離させた瞬間、「キュイーン!」という効果音が発せられる。
仮面ライダーイオタ変身ベルト必殺技発動準備

 片方(必殺技を発動させる方)のスライドベースを90度回転させ、更に90度回転させる(結果的に180度回転させたことになる)。
 スライドベースを90度回転させるたびに、「カキュン!」という効果音が発せられる。
仮面ライダーイオタ変身ベルト必殺技選択

 各スライドベースを、ベルトの中央へスライドさせ、再びドッキングさせる。
 すると、変身モジュールから必殺技効果音が流れ、「ライダーキック!」などの必殺技名のアナウンスが発せられる。
 同時に、発光ギミックが必殺技モードで作動する。
仮面ライダーイオタ変身ベルトで必殺技発動

 どーですか、この「1人バロムクロス」的な、変身ベルトのギミックは。
 しかも、変身する際、その姿がハッキリ確認できなくても、
「モジュールをセットしたときの変身待機音を聴けば、どんなライダー(10種類あるうちのどのフォーム)に変身するのかが予め分かる」
のだ!
 『仮面ライダーイオタ』は、ある意味「音で変身するライダー」と言えるだろう。
 もちろんこれは、フォームチェンジを行なう際も同様である。

 『龍騎』のライダーがカードを使う際、その絵柄がチラッと見えるだけで次にどんな攻防を展開するのか、誰にでも予測できた。この、攻防を先読みするという精神行為は非常に楽しい。これと同じ楽しさが、『仮面ライダーイオタ』の変身やフォームチェンジにはあるわけだ。 

 また、フォームチェンジを行なう動作が、「武器を使わない必殺技」を発動させるときの動作と途中まで同じ(合体しているスライドベースを分離させ、片方のモジュールに触れるところまで)である。そのため、この動作に対し、
「フォームチェンジするのか? それともここで必殺技を出すのか?」
という興味が瞬間的に沸く。これも楽しいし、一種の緊迫感を生む。

 アクションヒーローとしては、かなりイケている仕様だと思うが、どうだろうか。
 ちなみに、『仮面ライダーイオタ』の名前には特に意味はない。私が子供の頃流行ったスーパーカーの一つである「ランボルギーニ・イオタ」の“イオタ”が、幼児でも発音しやすいような気がしたので、何となく仮面ライダーイオタにした。

 あ、自分でも今気が付いたけど、スライドベースが2つある(変身モジュールを2つ使う)というシルエットは、V3のダブルタイフーンのオマージュにもなっているわ。(ついさっきまで、キカイダーとバロム1とXライダーのセタップのことしかイメージしてなかった)
 う~ん、ますます見たくなってきた! 2、3年後でもいいから実現して欲しい!!

 ストーリーとかは全然考えていないけれど、非対称であることからどうしても“ヒーローの異形性”が強調されるし、「薄闇の中で、変身ベルトの変身起動音(待機音)だけが聴こえてくる」というシーンが思い浮かんだりするので、ちょっとダークな感じの仮面ライダーになりそうですな。
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コメント

なんというダブル…

タイムスタンプの通り、『W』が世の出る以前の記事ですので。

いや、これは凄いですね、関係者が見てるんじゃないかってぐらいで。
細かいところは違って当然ですけど、根幹的な所はWに近いですよね、近いって言うか似すぎというか。
「切り札的な強さ」と「便利な強さ」なんてそのまんま当てはまるんではないかと・・・。

「音で変身するライダー」というコンセプトもディケイドから続いて大きなセールスポイントになっている気がします。

個人的にまたこの記事みたいな企画を見てみたいです、すごく。

 pppさん、コメントありがとうございます。

>「音で変身するライダー」というコンセプト

 これはご指摘の通りで、Wのベルトが良く売れたのも
「サイクロン! ジョーカー!」
が、音としてカッコ良かったからだと思います。私も、一定期間待ってから(チビッコ優先)買いました。

 現時点では玩具のアイディアは無いのですが、「こんなライダーを観たい」というアイディアはあるので、気が向いたら書こうと思っています。

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 写真撮影時40歳。
 いい歳して云々といった決まり文句は私には通用しない。たった一度の人生、他人に迷惑をかけない範囲で楽しみます。