2017-10

『バーバレラ』

『バーバレラ』
  2005年(4月17日~)のWOWOWで観た映画:3本目
  映画を観た日:2005年6月26日(日)


 B級バリバリのSciFi(SFもどきの意味で、サイファイと発音する。SFがボクシングだとするとSciFiはプロレスといったところ)映画である。あるいは、低予算の美術映画と言うべきか。もっと端的に言えば、主人公バーバレラを演じるジェーン・フォンダの、プロモーション・ビデオのような作品である。
 ストーリーに意味なんかない。バーバレラが、ひたすらマゾヒティックに“責め”のイベントを受け続ける。そのたびにコスチュームが裂かれ破かれ、次のコスチュームに着替える。
 本当にこれだけ(オープニング映像は別格として)なのだが、バーバレラが魅力的でコスチュームが素晴らしいのだから、これで成立してしまう。
 抵抗らしい抵抗もせずにマゾ役を引き受け続けるバーバレラは一種の白痴美人であるが、演じるジェーン・フォンダがキリッとした感じの美人なので、観ていて鼻につかない。コスチュームも、1967年製作作品とは思えないほど洗練されており、「良いデザインは古くならない」ことの一つの見本と言えるだろう。

 死の迷路に埋め込まれてオブジェと化した人間は、『エイリアン』の元ネタとも思える。バカ映画ではあるが、ジェーン・フォンダのビジュアルも含め、美術性に関しては高く評価すべき作品である。
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震電

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 写真撮影時40歳。
 いい歳して云々といった決まり文句は私には通用しない。たった一度の人生、他人に迷惑をかけない範囲で楽しみます。