2017-08

『やさしい痛み』の歌詞が一部聴き取れないんですけど…

『やさしい痛み』の歌詞が一部聴き取れないんですけど…

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やさしい痛み
(BON-BON BLANCOのライブDVD『女祭』 チャプター3に収録)

初めて知った 愛は やさしい痛みで(ねぇ)出来てるの
かけがえのない あなたの気持ちに何を(そう)あげられるのだろう

ベイエリアから吹いた風が 少し冷たくなってきたら
そっと肩を抱いてくれた いつものように過ごす週末

言葉にしたら壊れそうで ごめんね少しうつむいて
胸の奥で足りない いくら好きになっても

初めて知った 愛は やさしい痛みで(ねぇ)出来てるの
かけがえのない あなたの気持ちに何を(そう)あげられるのだろう

ビルのビジョン映し出したニュースが どんなに憂鬱でも
その横顔 見つめながら歩けば こわいものなんかない

くちびるが ちょっと触れるだけ キスならそれで構わない
さりげなく いつだって きっと守られてるよね

感じあうたび 愛は深くて強くて(ねぇ)せつなくて
隠しはしない わたしの想いもちゃんと(そう)抱いていて

初めて知った 愛は やさしい痛みで(ねぇ)出来てるの
かけがえのない あなたの気持ちに何を(そう)あげられるのだろう

どこまでだって どうか やさしい痛みで(ねぇ)連れてって
かけがえのない あなたの気持ちにずっと(そう)寄り添うの

初めて知った 愛は やさしい痛みで(ねぇ)出来てるの
かけがえのない あなたの気持ちに何を(そう)あげられるのだろう

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※2月21日 追記
 上に書き起こした歌詞は、オキラレンテ・アンナさんの補完コメントに従って修正しました。よって、以下の文章とは一致しない部分がありますが、経緯を保存する意味でそのままにしてあります。※

 

 DVD『女祭』には、これまでCD化されていなかったボンブラの曲が幾つか収録されており、そのうち『Foxy Boy』と『くちびるエモーション』に関しては、歌詞がライナーノートに記載されている。
 しかし、『やさしい痛み』の歌詞は載っていない。未CD化の楽曲の中では、『やさしい痛み』の歌詞が私の一番お気に入りなのに…。しかも、DVDで『やさしい痛み』を何度聴いても、歌詞を聴き取れない部分がある。
 上に書き起こした歌詞では、美しさの観点からあえて“××”などの伏字を使わず、「こう聴こえるんだけど…」という言葉を当て嵌めた。ここで改めて、私が聴き取れなかった部分を説明しよう。いずれも、Aメロの初端の部分である。

「ダイエの部屋から吹いた風が」→「××××××から吹いた風が」
「ビルのルートに映し出した」→「××××××に映し出した」

 この“××××××”の部分が、ちゃんと聴き取れない。何度聴いても分からない。
 今思えば、石丸イベントの握手会の時に、アンナに直接訊いておけば良かったのだが、時すでに遅しである。『スッピンカフェ』にもいちおうメールを出したが、読んでもらえる確率は限りなくゼロに近いだろう。

※2月22日 追記
 2月22日の『スッピンカフェ』で、私のメールに関して、“マコが読み上げ→アンナが回答”してもらえました。それに従って、上に書き起こした歌詞を修正してあります。よって、この記事の文章とは一致してない部分がありますが、経緯を保存する意味でそのままにしてあります。※



 もしこの記事を読んだ方の中で、分かる方がおられましたら、是非コメント欄にて教えて下さい。また、この部分以外の歌詞に関しても、間違いがあったら同様にご指摘頂ければ幸いです。

 さて、この歌には、気になる部分がもう一つある。 頭サビの部分の

「初めて知った 愛は やさしい痛みで(ねぇ)出来てるの」
である。これが

(1)「初めて知った愛」は、やさしい痛みで出来ていた。

(2)「初めて知った」。愛は、やさしい痛みで出来ているということを。

のどちらの意味なのか、気になるのだ。
 どちらも大局的には同じ意味だとは思うが、(1)の方が若々しいというか初々しい感じがする。もちろん、「初めて知った愛」イコール「初恋」という極端に短絡的な意味ではなく、10代の恋愛経験を経て、20代になって初めて本当の愛を知った…みたいな「若々しい希望に満ちた愛」というイメージである。
 (2)だと、「初めて知った」という表現に、「改めて気付いた」みたいなニュアンスが入ってきて、やはりちょっと(1)とは新鮮さが違うかなという気がする。

 これは余談だが、これが「初めて知った人の愛」となると、『デビルマン』の主題歌のAメロの初端のフレーズとなる。デビルマンには、女性版もあったような気がする。その物語が切ないラブストーリーとしての性格を強く持っていたとしたら、『やさしい痛み』が主題歌になっても不自然ではないと思う。

 それにしても、良い詩である。歌詞なので、メロディに乗せるため文節が犠牲になったり、無理に倒置法を用いている部分はあるけども、それをそのまま受け止めてたとしても良い詩だと思う。 
 基本的に全部日本語なのも良い。やはり心に染み込むのは日本語の詩だ。なぜなら純粋に全て理解でき、心に何の抵抗も無く流れ込んでくるから。

 この『やさしい痛み』は、サビの間にAメロとBメロを挟み込んだような作りになっていて、歌詞全体に占めるサビの比率が大きい。日本語のサビであるため、特に曲の終盤は、和歌を何首も続け様に詠み上げているような印象すら受ける。
 ここに、私も一首付け加えさせてもらえるとしたら、

「数え切れない やさしい痛みで 愛は(ねぇ)できてるの
かまいはしない あなたの記憶と全部(そう)重なるの」


なんてどうかな…と思う。
 また、普通の詩ではなく、歌詞だからこそ生まれる良さもある。

「初めて知った 愛は やさしい痛みで(ねぇ)出来てるの」

の、(ねぇ)の部分は、歌詞だからこそ生じた部分であるような気もする。リズムと取るための、歌詞と歌詞を繋ぐ接続詞のような、ある意味部品のような言葉である。
 しかし、そういう部品的な言葉は我々も日常の会話で使っているし、それが時として甘い吐息のような生きた記号となることもあり得る。

 歌っているアンナ(SANTOS ANNA)の表現力も相まって、この(ねぇ)(そう)は、声から言葉へと進化する途中の響きとして伝わってくる。歌詞というものは、歌から詩へ、詩から歌へと、双方向に言霊が自在に流れ込み合うところにその醍醐味があるのかも知れない。

 この『やさしい痛み』を歌っているのは現役女子大生のアンナなので、どうしても第一印象は「女子大生のラブソング」になるし、実際にそれが正しいとも思う。
 その前提で歌詞を読んでみると、何となくという部分も含め、
1番の歌詞の部分からは2人きりで並んで座っているシーン(座り姿勢)
2番の歌詞の部分からは街中を並んで歩いているシーン(立ち姿勢)
終盤のサビの部分からはラブシーン(寝姿勢)
というように、空間(背景・姿勢)を立体的にイメージさせる(視点の高さが歌詞の流れによって移り変わる)構成になっているようにも思える。

 勝手な解釈をつらつらと書き連ねてしまったが、最後にもう一つ言いたいことを言って終わろう。
 『やさしい痛み』を、シングルCDとしてリリースして欲しい!
 そうすれば、歌詞に分からない個所があるという問題も解決するし! 以上。
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コメント

補完

2コーラス目はたぶん間違いなく
「××××××に映し出した」→「ビルのビジョン(Vision)映し出した」
1コーラス目は分からないですね
「田園越えから吹いた風が・・・」でしょうか(自信なし)
アンナが噛んでる可能性もあるしね

あとサビのところ
「隠しはしない わたしの想いをちゃんと(そう)抱いていて」

近年の未発売曲は揃って素晴らしいリリックですね
B3メンバーとスタッフは若い女性含めてもっと広く受け入れられる力を秘めたプロジェクトだと思います

ありがとうございました

 オキラレンテ・アンナさん、補完コメントありがとうございます。
 ご指摘の通り、「ビルのビジョン」、「わたしの想い」を修正し、その旨本文にも追加しました。
 「元に」と「思い」は母音が合っているから言い訳も出来ますが、「ルート」と「ビジョン」は全然違いますから情けないですねぇ。
 「ビル」「映し出した」「ニュース」という言葉から、「ビルに沿って設置された縦長の電光掲示板」しか思い浮かばなかったので、「ビジョン」という単語が意識から除外されていたのでしょう。そう言えば、最近は電光掲示板って見かけなくなったような…。

 ボンブラの未発売曲は良曲揃いです。もっと世間一般に知ってもらえれば、人気も出ると思うのですが。

補完計画終了…?

 私の出したメールが『スッピンカフェ』で読まれたことにより、当面の疑問点は解消されました。同時に、オキラレンテ・アンナさんの「ビルのビジョン」のご指摘が正解だったことが確認されました。お見事!…と言うか、私の耳が悪いだけ? でも、マコも「ビルの谷間」と思ってたとのこと。

 1コーラス目も、改めて聴き直すと、ちゃんと「ベイエリアから」と聴こえるから不思議ですなぁ。

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 写真撮影時40歳。
 いい歳して云々といった決まり文句は私には通用しない。たった一度の人生、他人に迷惑をかけない範囲で楽しみます。