2017-08

『ミス・ポター』

『ミス・ポター』
  2007年の映画館で観た映画:20本目
  映画を観た日:2007年9月15日(土)


 別にピーターラビットのファンというわけではないのだが、あのリアル系の可愛らしさには少し関心を抱いていた。多分、広い意味においてミッキーマウスやキティと同じ分野のキャラクター(商業的に競合している?)だと思うのだが、文字通り毛色が明らかに異なる。

 そのピーターラビットがどうやって生み出されたのか、生みの親はどういう人だったのかが知りたくて、前売券を買って劇場に足を運んだ。その際、映画の主人公であるミス・ポター(ビアトリクス)を演ずるのがレニー・ゼルウィガーであるということも、安心感という追い風として作用した。

 本(『ピーターラビットのおはなし The Tale of Peter Rabbit』)の初出版が1902年だったと知って驚いた。100年以上も前ではないか。
でも、全く古さを感じさせない。
「良いものは古くならない」とは、こういうことを指すのだろう。

 映画全体の雰囲気は、ほのぼのしていて心が温まる。
 湖水地方の映像は、もしかしたらCGなのかも知れないと思いつつ観ていたが、それはポター自身がナショナル・トラストに寄付をしたことで今なお残っている本物の風景だった。
 ピーターラビットの作者は、単なる童話作家ではなく、童話のモデルとなっている現実の環境の保護者でもあったのだ。

 人生は、楽しいことでは済まされない。そういう部分もひっくるめて、
「ああ~、ええ話や~」
と思える映画だった。
スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://sinden.blog6.fc2.com/tb.php/547-e9f1ab71

«  | HOME |  »

MONTHLY

CATEGORIES

RECENT ENTRIES

RECENT COMMENTS

RECENT TRACKBACKS

APPENDIX

震電

震電

 写真撮影時40歳。
 いい歳して云々といった決まり文句は私には通用しない。たった一度の人生、他人に迷惑をかけない範囲で楽しみます。