2017-08

ハロプロ勢は、とりあえず“最初から(あるいは仕切り直して)”一般向けを狙ってはどうか?

ハロプロ勢は、とりあえず“最初から(あるいは仕切り直して)”一般向けを狙ってはどうか?

 ヲタ依存は、一般向けとして通用しなくなってからでも遅くない


 ベリーズのCD売上枚数を見ていると、

 ヲタに大きく依存した売り方(ヲタ依存、ヲタ頼み)では、シングルCD2万枚台が限界

という現実がヒシヒシと伝わってくる。

 ℃-uteは、デビューシングル(『桜チラリ』)や2ndシングル(『めぐる恋の季節』)から判断する限り、メジャーデビュー後は一般向け(自身と同世代か、やや下の世代をターゲットとする)を狙っているように思われる。

 しかし、メジャーデビュー以前にファンクラブ限定でデビューしていたために、一般的には全く知られていない間にヲタが相当数付いてしまった。ファンクラブ限定デビュー時からのヲタを引きずったままの状態でメジャーデビューしたことで、℃-uteはメジャーデビューのイメージと、その時点での客層の間に大きな歪みを抱えることになってしまったのだ。
 そのため、メジャーデビュー後の単独コンサートでは、客席は30才前後の男性、即ちオッサンが圧倒的多数を占めるという結果になった。これは、デビューシングルの楽曲のイメージからは全く想像も出来ない、かけ離れた状況である。

 平均年齢14才程度のアイドルグループのコンサート会場客席を、30才前後のオッサンが埋め尽くすという光景は異様である。そのアイドルグループがオッサン向けの演歌や、オッサン向けの“新ムード歌謡”とでもいうべきジャンルの楽曲を歌っているのならともかく、基本的には平均年齢14才程度という実年齢相応の歌を歌っているのだから。

 42才でアイドルのコンサート足を運んでいる私が言うのもなんだが、℃-uteの客層が、キャバクラ路線を明確に打ち出している美勇伝と同じであるのは、やはり異常だ。非常事態だ。
 客観的に見れば、℃-uteはターゲットにしていた客層の獲得に失敗し、美勇伝の客層とバッティングしてしまっているとしか思えない。要するに、℃-uteと美勇伝で同じ客の奪い合いをしているのである。
 これでは、大きな人気拡大や収入増は見込めないだろう。ヲタがどう頑張ったところで、体も財布も結局は一つしかないのだから。

 それでも採算が取れている間は、企業としては“商品”として売り続けるだけのこと。そう言われてしまえば、それまでである。また、チケットやグッズの販売でヲタから搾り取れるだけ搾り取っておこうという商売のやり方も、結局は需要と供給のバランスの上で成り立っている筈だ。

 ただしその一方で、久住小春のような売り出し方をされている者もいる。
 小春は、アニメキャラとのシンクロ・タイアップ(月島きらり starring 久住小春)というスタイルではあるものの、たった1人でベリーズと℃-uteを合わせた枚数(シングルCDの場合)を売り上げている。同時期に、ほぼ同世代の14人分の売上と同じ実績を、小春はたった1人で叩き出したのだ。

 何故そんなに売れたのかと言えば、これはもう端的に「一般層にも売れた」からであろう(CDの売れ方の挙動が、それを示しているように思う)。
 小春はベリーズと比較すると、ヲタに依存している割合(ヲタ依存率)が相当低いに違いない。おそらく、現時点で小春は、

「ヲタ無しでも採算が取れる=一般相手だけでも通用する」

というレベルにあるのではないか。
 小春は、かつてのミニモニ。と基本的には同じ売り出し方をされており、その意味での“寿命”は比較的短いことが予想される。(ミニモニ。は、2001年から活動を開始し、約3年間で事実上の解散となった)
 しかし、あのピンクレディーでさえ約4年半で解散したことを考えると、アイドルという売り方をされる期間は3~4年間あれば充分だと私には思える(仮面ライダーやウルトラマンだって、シリーズの中で高い人気を維持できている期間はせいぜい3~4年間である)。
 その期間、一般向けとして人口に膾炙することが出来れば、アイドルを辞めた後に一般的な歌手なり女優なりの道を開いていく下地を得たことになる。一般層にアイドルとして通用しなくなった後、なおアイドルであることに拘るのであれば、それこそヲタ向けの道(所謂地下アイドル)を選ぶことも可能だ。

 そう、ヲタに依存するのは、一般向けとして通用しなくなってからでも遅くはないのだ。
 端っから一般向けは無理と思われる素材は別だが、そうではない場合は、最初は飽く迄も一般向けとして売り出すべきだと思う。
 これは勿論、新ユニットや、既存のグループを解体・再編成して売り出す際にも言えることである。ベリーズや℃-uteに関しては、解体と再編成によって仕切り直し、一般向けとして再出発することを猛烈に希望している。『きら☆ぴか』や『Bouno!』が、その先駆けになってくれることを願いつつ、この稿を終える。
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震電

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 写真撮影時40歳。
 いい歳して云々といった決まり文句は私には通用しない。たった一度の人生、他人に迷惑をかけない範囲で楽しみます。