2017-08

BON-BON BLANCO マンスリーライブ

BON-BON BLANCO マンスリーライブ
        会場: 石丸電気
        公演日:2007年5月11日(金)、7月7日(土)


 マンスリーライブは4月と6月にもあったのだが、4月は体調不良、6月は美勇伝のコンサートと重なったために行けなかった。優先順位は美勇伝よりもボンブラ(BON-BON BLANCO)の方が高い(と言うよりも、ボンブラが全ての歌手の中でイチ推し)のだが、美勇伝のチケットをFC先行で予約済みだっため、回避(キャンセル)が出来なかった。

 5月11日は、外の行列に40分ほど並んで待った結果、5列目の中央の席を取ることが出来た。
 ライブは想像以上に曲数が多く、こんな充実したライブを無料で観せるなんてもったいないと思える内容だった。何しろ、マコ(MAKO)の『アイスキャンディー』まで披露されたのだ。使うことはないだろうと思いつつ一応ポケットに忍ばせておいたサイリウムを思わず取り出し、『アイスキャンディー』の間だけ振ってしまった。
 音響設備の品質が悪いため、アンナ(ANNA)の歌声が割れてしまうことも何度かあったが、まぁ許容できる範囲だった。私は「タダで聴くのも悪いから」と思ってライブホールでシングルCDを1枚購入(勿論、発売時に購入済みなのでダブリ買いとなる)してこのライブに臨んだが、純然たるチケット代として1500円払う価値があるライブだった。

 CDを買うと握手券が付いてくるので、ライブ終了後に使わせてもらった。
 印象的だったのは、ボンブラのメンバー全員が自然体というか、「普通の人」として通用する雰囲気を纏っていたことである。その意味で、ハロプロの握手会とは、かなり異なっていた。
 ハロプロの握手会では、メンバーが「只今営業中!」というモードになっている印象を受けることが多い。また、
(この人は芸能人としては通用するが、普通に会社勤めとかは出来ない人なんじゃないかな)
という印象を受けることもある。“芸能人としての才能と引き換えに、普通の人としての能力が一部欠落している人”のような、独特の印象である。

 ボンブラのメンバーは、そうではない。ステージの上ではアーティストだが、ステージを降りれば、良い意味で普通の人なのだ。特に、アンナの普通っぷりは凄みさえ感じられた。まるで、どんなときでも平常心でいられる剣豪のような佇まいを漂わせていた。“普通でいることの凄み”といっても分かりにくいと思うが、とにかく自然体で浮ついた感じが全く無いのだ。
 私はボンブラのメンバーと握手して二言三言言葉を交わしながら、頭の隅で
(この人たちは歌手を辞めても、普通に働いて食っていけるな)
と思った。

 7月7日は、80分ほど前に整理券を受け取ったが、会場入りするとギリギリで席を取れなかった。今日は立ち見か…と思っていたら、3列目にポッカリと一つだけ席が空いているのを発見。隣の席の人に聞いたら空席であるとの返答を得たので、そこに座ることが出来た。
 ライブは5月のものとは対照的に曲数が少なかった。これは、ライブ終了後のプレゼント抽選会に時間を割く必要があるためだったが、これには正直がっかりさせられた。アンナもMCで
「何しに来てるのかって感じだよね」
といったニュアンスのことを言っており、不満を覗かせていた。
 音響設備の調子は5月のときよりも悪く、それに加えてアンコール曲がかけられないというトラブルも発生した。このようにイベントのセッティングは散々だったが、ボンブラのライブパフォーマンス自体は素晴らしかった。特に、『愛のナースカーニバル』におけるダンスは、狭いステージ上をダイナミックに立ち回っており、見応えがあった。

 この日もライブ開始前に「タダで聴くのも悪いから」と思ってシングルCDを1枚購入し、ライブ終了後に渋谷のライブチケットを1枚購入した。結果的に握手券を2枚貰ったのだが、使ったのは1枚のみである。握手会の際の会話を書き留めて、この記事の終わりとしよう。

 ルリ(RURI)とは、ごく普通に、
私「モデルさんみたいでカッコイイですね」
ル「ありがとうございま~す」

 トモヨ(TOMOYO)とは、
私「トモヨさんのMCには癒されます」
ト「ほんとうですかぁ?(大きな目をキラキラさせて凄く嬉しそう)」
私「はい、本当にイイ感じで癒されてます」

 アンナに対し、私が
「女祭り1も2もチケット買いました。その次の女祭り3は、中野サンプラザあたりでやって下さい」
と言ったら、彼女は顔をフッと斜め上に向け、
「うーーーーーーーーーん」
と、数秒間唸っていた。答え自体に詰まっていると言うよりは、答えは決まっているのだがどういった表現を使うのか、その選定に迷っている感じだった。
「やりたい…ですよねぇ」
視線を宙に泳がせたまま、苦笑いとも不敵な笑みともつかない微妙な微笑を浮かべると、アンナはそう答えた。その答えに対して、私は「大丈夫ですよ」と言いかけて、その言葉を飲み込んだ。

 マコとは、ごく普通に、
私「CD『アイスキャンディー』買いました。(カップリング曲の)『あいコトバ』もライブで歌って欲しいです」
ル「ありがとうございます♪」

 イズミ(IZUMI)に対しては、5月の握手会のとき
私「イズミさんは、もう少し太った方が素敵だと思います」
イ「私もそう思います…」
私「あ、そうなんですか」
イ「でも、太れないんです…」
という会話があった。
 今回、イズミに太った様子が全く見られなかったので、
「ダンス、素敵でした。でも、もうちょっと太った方が良いと思います」
と言ってみた。すると、イズミは
「あ~、そうですよね」と、前回同様、全面肯定。私が、
「太るのは大変ですけど、お互いに頑張りましょう」
と言うと、イズミは、
「お互いに?」と鸚鵡返しにしてから視線を私の顔から外し、私の上半身を一瞥した(私はタンクトップ姿)。そして再び視線を私の顔に戻すと、にっこり笑って
「あ、お互いに」と繰り返した。
 それは、太れない者同士が、太れない気持ちを共有しあった瞬間であった。
スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://sinden.blog6.fc2.com/tb.php/502-3afae68c

«  | HOME |  »

MONTHLY

CATEGORIES

RECENT ENTRIES

RECENT COMMENTS

RECENT TRACKBACKS

APPENDIX

震電

震電

 写真撮影時40歳。
 いい歳して云々といった決まり文句は私には通用しない。たった一度の人生、他人に迷惑をかけない範囲で楽しみます。