2017-10

『リーピング』

『リーピング』
  2007年の映画館で観た映画:11本目
  映画を観た日:2007年5月26日(土)


 「イナゴ少女、現る!」というTVCMのキャッチコピーにすっかり騙されてしまった。
 ジェニファー・コネリーの『フェノミナ』のような作品を期待して映画館に脚を運んだのだが、ほぼ完全に裏切られてしまった。

 この映画はキリスト教、というか聖書を元ネタにした作品なのだ。だから、キリスト教など端から信じていなければ聖書なんか手にしたことすらない私にとっては、全く感情移入することが出来なかった。
「聖書に書かれていることが次々と現実に起こっている!」
とか大騒ぎされても、こちらとしては
「はぁ?」
である。
 般若心経など一文字も読んだことがないアメリカ人が、
「般若心経に書かれていることが次々と現実に起こっている!」
と大騒ぎする映画を観ているようなものである。

 “聖書”という予備知識を持たない私にとって、この映画で連続的に発生している怪奇現象は、互に関連性の薄い単なるイベントの羅列にしか映らないのだ。
 この点が、「666」という普遍的な数字や「死を予告する写真」を前面に押し出し、宗教的な予備知識がなくても感情移入出来るように工夫された 『オーメン』 とは根本的に異なっている。『フェノミナ』も宗教的な要素はあったと思うが、それに気付けなくても十分に楽しめる作りになっていた。

 結論。キリスト教信者でなければ、この映画を楽しむことは出来ません。
 アナソフィア・ロブの美少女っぷりは、確かに良かったのだが…
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震電

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 写真撮影時40歳。
 いい歳して云々といった決まり文句は私には通用しない。たった一度の人生、他人に迷惑をかけない範囲で楽しみます。