2017-08

「ネタばれ禁止」とは?

「ネタばれ禁止」とは?

 当ブログ『ネタばれ禁止な日々』は、「格闘技(観戦)と読書と映画とTVと体力作りの日々を、ネタばれ無しで過ごしたい男の随筆みたいなブログ。“NASはなくてもBlogがあるさ”という気分で使ってみる」というものである。

 ここで言う「ネタばれ禁止」・「ネタばれ無し」とは、何を意味するのか。それを整理しておこう。


1. 格闘技(試合観戦)のネタばれ

 私が観たいと思っていた試合に関して、観たいと思っていた形態で観る以前に情報を得てしまった場合、「ネタばれ」となる。
 PRIDEとK1は、基本的にスカパーでリアルタイムに準じた観戦(HDRに生中継を録画しながら追っかけ再生で観る)を行うので、「ネタばれ」の確率は非常に低い。
 UFCはWOWOWで観戦するが、多くの場合1週間以上後になって放映されるため、オンライン/オフラインでスポーツ新聞を見たりすると「ネタばれ」に遭遇する場合がある。これは、戦場でうっかり地雷を踏んだようなものであり、自分の不注意が原因と言える。格闘技のBBSを見て…という場合も同様。いわば「ネタばれ地雷」を踏んでしまったわけである。
 これを防ぐには、スポーツ新聞や格闘技のBBSを見ないようにすれはよい。
 問題なのはボクシング。これが一番ネタばれしやすい。PRIDE、K1、UFCとは異なり、メジャーなスポーツであるため、ビッグマッチに関しては試合翌日の新聞(例えば朝日新聞)朝刊のスポーツ欄に結果が載ってしまうからだ。
 それでも、国内の世界タイトルマッチはTVでリアルタイム観戦しておけばネタばれにならない。しかし、国外のタイトルマッチとなるとリアルタイムで観る機会はほとんどない。WOWOWの『Excite Mach』の、特例的な生中継とビッグマッチ限定の「タイムリーオンエア」だけが頼りというのが現状だ(「タイムリーオンエア」は、1日から2,3日程度の遅れの放送であり、生中継ではない)。
 毎朝何気なく読むごく普通の新聞で「ネタばれ地雷」を踏んだ際のショックは大きい。私は半ばこれが原因で新聞を取るのを止めた。
 『ボクシングマガジン』を毎号購入しているが、当然ながら地雷満載であることを承知して買っている。買ったら即本棚に収納し、翌月号を買うまで棚から出すことはない。最近の『Excite Mach』の放送スケジュールだと、『ボクシングマガジン』の場合は1ヶ月間本棚に寝かせておけば、地雷は(ほぼ)消滅する。とういうわけで、『ボクシングマガジン』は1ヶ月遅れで読んでいるのだ。


2.TVのネタばれ

 私が観たいと思っていた番組に関する情報を、その番組(番組内の予告・CM含む)で放送される前に知ってしまった場合、「ネタばれ」となる。
 平成仮面ライダーシリーズの場合、これがボクシング以上に難しい。
 本来なら、TVガイド誌類で先取り記事を読んでしまったり、迂闊なネットサーフィンさえしなければネタばれに遭遇しない筈である。その筈なのに、ホビー誌は表紙でデカデカとネタばれをかましてくれるのである。私の行きつけの本屋は、入り口からごく近いところにそういったホビー誌を陳列しているので、手にしていない、手に取るつもりさえないそれを「気が付いたときには見てしまっている」という場合があるのだ。
 いかに本屋という限定された空間内であるにせよ、充分に離れた遠隔位置にいながらネタばれ攻撃を受けてしまう。これは「ネタばれ地雷」ではなく「ネタばれビーム」である。自分からネタばれ対象に直接アクセスしていないにも関わらずネタばれを喰らってしまうので、それを全て自分の落ち度だと納得するは難しい。
 つい最近は、『仮面ライダー響鬼』の“威吹鬼”というキャラクターに関して「ネタばれビーム」を喰らってしまった。小さな本屋だから、科学雑誌『Newton』とその手のホビー誌が同じ区画に陳列してある。『Newton』最新号を立ち読みしようと視線を向けた瞬間、「これが“威吹鬼”だ!」てな感じのホビー誌の表紙が飛び込んできたというわけだ。
 もちろん、そういったホビー誌も番組側の許可を得て表紙でネタばれをかましているわけであり、「表紙でネタばれ」を責めることは出来ない。こちらとしては、ネタばれ画像には自動的にモザイクがかかるような眼鏡をかければ良いのだが、そんなものは後10年ぐらいしないと実用化されないだろう。
 田舎ゆえ、本屋の選択肢が限られているのが辛いところだ。
 ホビー誌のあるコーナーへ顔を向ける際は、目の焦点をずらして視野全体にボカシをかけるしかあるまい。
 大きなブックセンター等は特撮専門のコーナーがあり、時期によっては「ネタばれビーム」が出まくり状態になっているだろう。厳重な警戒が必要だ。
 ちなみに、番組公式のHPに載っている情報であっても、放送された番組(番組内の予告・CM含む)に含まれていなければ、ネタばれとなる。実は、『仮面ライダー響鬼』の公式HPを見た際、けっこうなネタばれ情報を仕入れてしまった。役者さんの名前を知るために安易に公式HPにアクセスしたことを反省し、今後は「猛士」という言葉以外は見なかったことにして番組を楽しもうと思っている。


3.映画

 私が観たいと思っていた映画に関して、その情報を、映画館で作品本編を観る前に知ってしまった場合、「ネタばれ」となる(映画館で上映される予告フィルムや映画館で入手するチラシから得るごく部分的な情報のみ除外)。
 TVよりもネタばれの基準が厳しく、映画館で上映される予告フィルムもネタばれの対象になる場合がある。ある作品を観るかどうかを決めるために予告フィルムを観ることはあるが、一旦その作品を観ることを決めた後は、予告フィルムもネタばれの対象になるというわけだ。観ると決めた映画の予告フィルムが上映されている間、映画館の座席で私は「見ザル・聞かザル」態勢になって情報を遮断するのである。館内は暗い。私が「見ザル・聞かザル」態勢になっていても、隣の席の人は気付きはしない。
 ここまで徹底するのは、私に特殊かつ余計な記憶力(記憶癖)があるからだ。
 例えば雑誌『ぴあ』に、ある映画の本編のワンカットを写した写真が1枚載っていたとする。私がその写真を見た後でその映画を観る場合、映画を観ている最中、一瞬だけではあるが、既に見た写真1枚分と同じ画像(映像)を観ることになる。まさにその瞬間、映画館で映画を観ている私は「このカットは雑誌『ぴあ』に写真で掲載されていた」ということをリアルに思い出すのである。「どこかで観た」程度の感覚ではなく、その写真が掲載されていたページの曲がり具合とか、そういったリアルな付随情報が蘇ってくるのだ。
 1枚の写真が、映画に没頭している自分を一瞬だけではあるが現実に引き戻してしまう。これが予告編であったら尚更である。誰でも映画を観ていて「このシーンは予告フィルムで観たな」と感じることがあると思うが、私の場合はその程度が酷いということだ。
 映画に関するネタばれには、もう一つやっかいな種類がある。
 映画を観るために列に並んでいるときに、ごく近傍にいる人が、これから観る映画のネタばれ情報を、こちらに聞こえるような声で喋り出すときがあるのだ。これは明らかにマナー違反であり、通常はまず有り得ない。しかし、世の中にはマナーを守らない人が一定の割合で存在することもまた事実なのだ。
 5年以上前の話だが、私が某シネコンでチケットの列に並んでいたときのことである。列が進み、私は柱の隣に来た。その柱には、映画(私が近日中に鑑賞を予定している作品)のポスターが張ってあった。列の外側を歩いていた二人連れの女性が、そのポスターの前で(要するに私のすぐ隣)立ち止まると、なんと突然その映画のネタばれ情報を喋り始めたのだ。
「これってなあに?」「これは○○っていいうの」
「○○って悪役なの?」
「あのね、○○と、この△△が仲間で、これが最初にやられちゃって」
「死んじゃうの?」
「うん、死んじゃってね、その次にこの××が出てきて戦うんだけど」
…と、もう「ネタばれマシンガン」連射状態である。彼女たちは、1本の仕切りロープで隔てられたすぐ隣に立っている私が「ネタばれショック」でマネキン人形のように固まっていることなど一切関知していない。そのとき私は思わず息を止めていたのだが、そんなことしたって聞こえてくるものは聞こえてくるのである。我に返った私は両耳を塞いで、自分が並んでいる列が前に進んで「ネタばれマシンガン」の有効射程から脱するまで耐え忍んだのだ。私の後ろに並んでいた人は、この私の「両耳を手で塞いだ状態でチケットの列に立ち並ぶ」という一見奇異な行動を理解できなかったことだろう。
 この事件があってから、私はCDウォークマンを購入した。それまで私はウォークマンの類は一切持たないし欲しいとも思わなかったが、「ネタばれマシンガン」から耳を守るにはこれが1番有効である。
 特に、映画際のような特殊な上映の場合は、「ネタばれマシンガン」を乱射する人がそれなりに存在する。世の中には、まだ公開されていない作品の情報を事前に仕入れることが大好きな人がいて、そういう人が2人以上集まると、周囲に他人がいようがお構いなしに、その情報を披露し始めるのだ。しかも、けっこう大きな声で。


 以上が私にとっての三大ネタばれであり、日々これを避けながら人生楽しく生きていこうと思っている。
 当然、他人に対してネタばれさせないように日々過ごしているつもりだが、インターネット越しの他人がいつ何を見るのかは、神ならぬ身の私が知る由もない。

 格闘技の試合観戦コラムは、私が試合を見た後、試合結果も含めてブログに書く。スカパーやWOWOWに加入しておらず、リアルタイムで試合を見られない人のことは考慮しない
 TV番組の感想も、私が番組を見た後、内容も含めてブログに書く。番組の放送が一週間遅れの地方の人のことは考慮しない
 
 別に、タイムリーにブログを更新するつもりはないが、タイムリーにブログを更新した際に特別な配慮もしない。
 TVやインターネット等のメディアが、「ネタばれ地雷原」であるのは常識だと私は認識している。
 私のこのブログは、恐らく永遠に検索エンジンには引っかからない存在であり続けるだろう。それでも、もしも私以外の人がこのブログを読んだ際には、ここに存在する「ネタばれ地雷」を踏まないようにと祈るばかりだ。
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震電

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 写真撮影時40歳。
 いい歳して云々といった決まり文句は私には通用しない。たった一度の人生、他人に迷惑をかけない範囲で楽しみます。