2017-10

コンサート会場で観賞環境を確保する方法(補足編)

コンサート会場で観賞環境を確保する方法(補足編)

 この記事は、『コンサート会場で観賞環境を確保する方法(ヲタ芸の傾向と対策)~ 喧嘩をせず、周囲の客の迷惑行為・マナー違反を未遂に終わらせるには ~』の続編です。また、これらの記事は、

SO-RYさんのブログ『SO-RY的モー。考』
に掲載されている記事
『コンサートスティックホルダー』

に触発されて書いたものです。
なお、この件に関する、SO-RYさんの現時点の最新記事はこちらです。 →『改めて考えてみる』


 さて、コンサート会場で他の客に絶対にやって欲しくない幾つかの行為については既に書いたので、ここでは、原則として許される行為だが制限して欲しいと思っている行為と、これは許されると思える「観賞環境確保」について書いてみる。

1.手拍子

 ハロプロのコンサートに関して、
「手拍子がうるさくて、歌手の歌声が聞こえない」という経験は、今のところ私にはない。手拍子のタイミングや音量に関しては、特に問題ないと思う。
 ただし、「両手を伸ばして頭上で手拍子する」というやり方は、後ろの席の客の視界を遮るので、やるべきではない。ステージ上の歌手がそういうアクションで客席に手拍子を求めたとしても、客は自分の胸の高さ(喉元の高さ)で拍手をするべきである。ステージ上の歌手が求めているのは「拍手」であって、「両手を伸ばして頭上に掲げる」ことではない筈だ。

 ストリップ劇場でも、踊り子が「両手を伸ばして頭上で手拍子する」というゼスチャーで、客席に拍手を要求することがある。しかし、それを見た客が「両手を伸ばして頭上で手拍子する」ことは、まず有り得ない。そんなことをしたら、後ろの客から「邪魔だ!」文句が出るに決まっているからだ。コンサートでも、本来全く同じ筈である。
 蛇足ながら、普通、拍手は自分の頭上でやるよりも、胸の高さ(喉元の高さ)でやった方が疲れないし、良い音が出るものである。


2.掛け声・声援

 曲に合わせて観客が「ヲイ!(オイ!)」、「フワフワ♪」などの掛け声を叫んだり、「エル、オー、ブイ、イー、ラブリーあゆみ!」という声援を送ったりする行為である。
 掛け声に関しては、その曲のCDに元々「ヲイ!」、「フワフワ♪」といった掛け声(バックコーラス?)が入っているので、それをコンサート時に観客が担当するという方式を基本にしている。
 声援に関しては、その曲のCDには入っていないのが普通で、コンサート常連客が歌詞のパートや曲調に合うものを適当に填め込んでいるようだ。

 これらは「コンサートの音作りに観客も参加する」という意味で、基本的には良いことだと思う。
 ただし、歌手の歌声には被せるべきではない。何故なら、観客の声が大きすぎて、歌手の歌声が聞こえなくなってしまうからだ。
 コンサートでは、歌手の姿を生で観て、その声を生で聴くことがメインであり、観客の参加は二の次である。客の掛け声や声援によって、歌手の歌声が聞こえないなどというのは本末転倒であり、あってはならないことだ。
 私はメロンのファンであり、中でも村っちを推しているのだが、彼女のソロパートが観客の「ヲイ!」に掻き消されて聞こえないときは、本当に哀しくなる。私は、観客の「ヲイ!」が聞きたくてコンサートに来ているわけではないのに…。

 その曲のCDに元々入っている掛け声は、(歌手の歌声と被っている場合には特に)音量が小さくコントロールされている。しかし、コンサート場で観客の声の大きさをコントロールするということは、ほとんど不可能だろう。
 だから、その曲のCDに元々「ヲイ!」が入っている場合でも、歌手の歌声と被さっている場合は、コンサート場での掛け声をやめるべきだ。そういう場合は、掛け声の代わりに手拍子をするという一種の「変換」を行なうべきなのだ。

 声援も同様である。これが歌手の歌声と被っている場合は、「エル、オー、ブイ、イー」の部分が邪魔をしていることが多い。そういう場合は、「ラブリーあゆみ!」または「あゆみ!」だけにするべきだ。(大体、「エル、オー、ブイ、イー」なら「ラブリー」ではなく「ラブ」ではないか?)

 「エル、オー、ブイ、イー、ラブリーあゆみ!」ではなく、
 「ラブリー、ラブリー、ラブリーあゆみ!」とし、このショートバージョンとして
 「ラブリー、ラブリーあゆみ!」
 「ラブリーあゆみ!」
 「あゆみ!」
を使い分けることで、歌声と被らないようにするべきだと思う。


3.振り真似

 前後左右の客に接触しない範囲なら、振り真似は許されると思う。
 そりゃ、大の大人(オッサン)がアイドルの振り真似をしているのは、傍から見ればキモイだろう。しかし、私の経験から言うと、自分のすぐ隣で踊られても「何か踊ってるな」とは感じるものの、別に不愉快ではなかった。
 基本的に自分の真横は視界の死角になっているので、サイリウムのような発光体でない限り、刺激としては弱いのだ。自分がステージに集中していれば、例え隣でヲタ芸を打たれても、「領空侵犯」さえなかったら、さほど気にならないレベルで済んでしまう。

 だから、前後左右の客に接触したり視野を遮ったりしない範囲なら、私は老若男女・美醜を問わず、振り真似を許容する。そして、私も振り真似をする。(恥ずかし~。美勇伝の振り真似なら、まだ「キャバクラの席でのお遊び」という言い訳が立つけれど、℃-uteの振り真似は…でも、思わずやっちゃったわ)
 その際に、歌手がステージ上で見せるオリジナルのダンスを、自分の肩幅+αである客席という限定された空間でコンパクトに再構成するのが、観客のセンスの見せ所である。また、ダンスのアレンジを楽しむということにもなるのだと思う。

 ハロプロのコンサートでは、ステージ上の歌手が右手を動かしたら客席でも右手を動かし、ステージと客席が鏡像とはならないようにするのが一般的である。
 うっかり鏡像で振り真似をすると、隣の席の客と互いにぶつかり合う「カウンター衝突」が起こる可能性があるので、要注意である。
 逆に、両隣の席の客と動きがシンクロすると、振りをある程度大きくしても接触が起きなくなる。オドリストが横一列に勢ぞろいする可能性は極めて低いが、理論的には実現可能だろう。


4.左右の空席への移動

 当然ながらルール上は、自分が購入した座席No.以外の席に着くことは禁じられている。
 しかし、不幸にして自分の正面の席に、自分の身長を遥かに越える人物が立っていたとしたら?
 そして、幸運にも、自分の隣の席が空席であり、コンサートが始まってしばらくしてもその空席が空いたままであったとしたら?
 この場合、右隣、左隣の空席へ移動するのは原則として許されると思う。ただし、その席の真後ろの席に、自分の身長によって視界を妨げられる人物がいたら、それは許されない行為となる。この点は、キッチリと押さえておかなければならない。


5.『週刊少年○○』踏み台

 ハロプロのコンサートに来る客の平均身長は、170cm程度だと思う。
 バラツキの範囲としては、小さな子供を除けば150cm~190cm程度だろう。
 もし私が「未来から来たネコ型ロボット」だったら、コンサート会場の入場ゲートに「身長統一装置」を取り付けて、客の身長が全員170cmピッタリになるように自動調整するところだ。しかし残念ながら、私は昭和生まれのただのオッサンである。

 身長165cm未満の客が、コンサート会場の自分の席で、自分の足元に『週刊少年ジャンプ』などの週刊誌を置いて、その上に立つということは許されると思う。と言うか、私は隣の席の客(身長160cm未満)がやっているのを見て、そう思った。
 ただし、いかに背が低い人でも、踏み台にするのは『週刊少年ジャンプ』で2冊まで。3冊以上は、バランスを崩して転倒する危険性が高くなるので、やってはいけない。
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震電

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 写真撮影時40歳。
 いい歳して云々といった決まり文句は私には通用しない。たった一度の人生、他人に迷惑をかけない範囲で楽しみます。