2017-08

コンサート会場で観賞環境を確保する方法(ヲタ芸の傾向と対策)~ 喧嘩をせず、周囲の客の迷惑行為・マナー違反を未遂に終わらせるには ~

コンサート会場で観賞環境を確保する方法(ヲタ芸の傾向と対策)
 ~ 喧嘩をせず、周囲の客の迷惑行為・マナー違反を未遂に終わらせるには ~


 コンサート会場で、他の客にやって欲しくない行為が幾つかある。まずは、それを列挙しよう。(他の客の身長が、私の身長と同程度かそれ以下であるという前提)

1.前列の客が、私の視野を遮るケース

2.前列または左右の客が、点滅式のペンライトを使用するケース

3.隣の客が、ヲタ芸を打ちながら私にぶつかって来るケース

 これらを「未然に防止する」ことを中心に、対策を考えてみよう。まずは、
1.前列の客が、自分の視野を遮るケース
具体的には、以下の3つのケースがある。

(1) 前列の客が、スケッチブックやサインボードなどの板状のものを、私の顔の前に掲げる。これによって、私の正面の視野は、ほぼ完全に遮られてしまう。

(2) 前列の客が、手にしたサイリウム(ペンライト)を、私の顔の前に掲げる。サイリウム(ペンライト)の数に比例して、正面の視野が遮られる。
 サイリウムで最悪なのは、多数を扇形に並べた状態で保持するという持ち方(扇子持ち、孔雀持ち)である。サイリウムを扇形に並べれば、団扇(うちわ)と同様に「面」を構成するため、(1)とほぼ同じ状態となる。
 しかも、扇形に束ねられたサイリウムの光は、目の前で見るとかなりまぶしいため、視野だけではなく視力そのものにも一時的な障害が出る。

(3) 前列の客が、曲の流れとは無関係にやたらとジャンプする。一度や二度ではなく、連続ジャンプ~休憩~連続ジャンプを繰り返す。

 1.の(1)と(2)は、コンサートが始まる前に自分の前列の客を観察すれば、察知できる場合がある。
 (1)と(2)をする客は、事前にサインボードやサイリウム束(扇状に組み立てたもの)を取り出して、外から見える状態にしている場合があるからだ。それを視認出来たら、速やかに以下の予防行動に出る。

【1】最寄りの係員を探して、
「前列の客が、コンサート中に迷惑行為を起こしそうである。よって、その件でこれから事前に話し合いをする。もし揉めるようなことになったら、仲裁して収めて欲しい」
と依頼する。出来れば、係員に自分の席付近に来てもらい、一部始終を見守ってもらう。
(会場入りしたら、予め最寄りの係員の所在を確認しておくこと。近くに係員が見つからなかったら、ステージ付近の係員から、他の係員の情報を得ておく)

【2】サインボードやサイリウム束(扇状に組み立てたもの)を所持している客に対して、
「すいません、後ろの席の者ですけど、ちょっとお願いがあるのですが」
と、自分の席から話しかける。
「持って来ておられる○○は、あなたの顔の高さより上には揚げないよう、お願いします」(○○には、サインボードまたはサイリウムが入る)
 ここで、「あなたの顔の高さ」と言うのがポイント。
「揚げるのは、ここまで(自分の顔の前に○○を揚げるゼスチャーをする)、こうはしないように(自分の頭の上に○○を揚げるゼスチャーをする)お願いします」
 ここで、「分かっています」という返答があったら、「ありがとうございます、失礼しました」と言ってちゃんと頭を下げる。
 ハロプロでは、原則としてサインボードやサイリウム束の使用を禁止していないので、それらを持ち込んでいること自体に非はない。また、そうした客がマナーの悪い客だとは限らないので、少しでも不愉快な思いをさせた可能性がある場合は、キチンとお詫びをするべきなのだ。
 そういう返答が得られなかった場合は、更に説明を続けることになる。

「揚げるのは、ここまで(自分の顔の前に○○を揚げるゼスチャーをする)」
と言われたら、言われた方は
“自分の顔の前に○○を出したら、前が見えなくなるではないか”
と思うのが普通である。そう、それが狙いだ。自分の顔の前に出されて嫌のものは、他人の顔の前にも出すべきではないのだから。
 更に、こう続ける。
「ここまで(自分の顔の前に○○を揚げるゼスチャーをする)は構いませんが、こうされると(自分の頭の上に○○を揚げるゼスチャーをする)後ろにいる私(自分を指差す)は前が見えなくなりますし…、私のコレ(「正面視界確保装置」を相手に見せる)とぶつかってしまいます」

 ここで相手に見せる「正面視界確保装置」とは、自分の顔の前に揚げられた○○をソフトに迎撃することが可能な「応援アイテム」である。相手のサイリウムにコツンと当たったくらいでは、自身もサイリウムも破損しない強度であることが必要となる。
 私の「正面視界確保装置」は完成済みだが、まだ実績がないのでここでは公開しない。各自、創意工夫されたい。

「私のコレ(正面視界確保装置を相手に見せる)は、私の顔の高さで振ります。ここより下には下げません(正面視界確保装置を自分の顔の横で振って見せる)ので、そちらにはご迷惑をおかけしません」
この部分を含め、絶対に「相手と敵対する」雰囲気を出してはいけない。
 相手も自分もコンサートを楽しむために客席に着いているわけで、喧嘩をしに来ているわけではないのだから。
 以上のように話せば、普通の人なら

・サインボードやサイリウム束を自分の頭上に掲げると、(結果的に)後ろの客の迷惑になる
・サインボードやサイリウム束を自分の頭上に掲げると、(結果的に)後ろの客からハタキ落とされる

ことを理解してくれるはずである。
 それでもコンサート中に前列のサインボードやサイリウム束が自分の顔の前に揚がってきて視野を遮られてしまったら、その時は…

【3】「正面視界確保装置」で、自分の視野を遮るサインボードやサイリウム束をハタキ落とす。既に了解済みなので、ソフトかつ遠慮無しにハタキ落とせば良い。
 私の顔の高さの視野は、私がステージを見るために確保されるべきものである(チケット代を支払っているのだから、ステージを見る権利がある)。それを遮るサインボードやサイリウム束をハタキ落としても、こちらに非はない。


 問題は、1.の(3)のケース(流れと無関係に、やたらとジャンプする客)である。このケースは、所持品から事前察知することが出来ないので、「未然に防止する」ということは難しい。よって、これはもう現場を「もぐら抑え」するしかないと思う。

【1】目の前に上がってきた頭を、素手でタイミングよく押さえつける。
(この際、力を加えすぎると相手が着地に失敗して怪我をする危険があるので、要注意)
【2】その手を一旦どかして、「前が見えないから、やめて下さい」と告げる。

 ただし、ジャンプしている人間も体力を消耗するので、1回目は黙って耐え忍べばそれで終わるというケースもあると思う。正直、こういうジャンプをする人間は気が狂っているか、ドラッグをやっているのではないかと思えて気味が悪い。


2.前列または左右の客が、点滅式のペンライトを使用するケース

 これは、人によっては全然気にならないものかも知れないが、私は気持ち悪くて仕方がない。
 もしもコンサートの間中、ずっと点滅式ペンライトを目の前で振られ続けたら、私は頭痛・吐き気などの症状を発症すると思う。
 昨年10月のごっちんのコンサートで、右隣の席の客が点滅式ペンライトを使っていたことがあった。点滅式ペンライトの本数は1本のみ、しかも一つ空席を挟んでいたにも関わらず、視界の端っこでチカチカ点滅しているのがチラチラ見えて、けっこう気になった。
 この時は、使っている本人も眼がチカチカしてきたのか、比較的短時間で自主的に引っ込めたようだったので助かったが、そうでない場合はどうしたら良いのだろうか。

 まず、前列の客が使うことを事前に察知できた場合は、1.の(1)と(2)のケースと同じ交渉を行なえば良い。
 前列の客が点滅式のペンライトを自分自身の顔の高さ以下で使うのなら、その後ろにいる私からは死角になるので、原則として見えなくなる。自分の視野に入ってこなければ、問題はない。

 コンサートの途中で、前列の客が点滅式ペンライトを使い始めたら、どうするか?
 昨年12月のメロンのコンサートでは、実際にこの状況が発生した。
 このとき私は咄嗟に前列の客の肩を掌で叩いて注意を促し、
「点滅式はやめて! 眼がチカチカするから普通のやつにして下さい!」
と叫んだ。そして、相手にすぐに聞き入れて貰えたので、事なきを得たのだ。
 この時のポイントをまとめると、以下のようになる。

【1】相手が点滅式ペンライトを使い始めたら、すぐに(それこそ1秒以内)に行動を起こすこと。
 一度出したものを引っ込めるという行為には、抵抗を感じるものだ。引っ込めて貰うためには、完全に使い始める前に使用中止を求めるべき。「走り出す前に止まってもらう」のだ。

【2】相手の肩を掌でポンポン叩き、相手が絶対に気付くようにすること。
 相手は取り出したばかりの点滅式ペンライトに意識を向けている。確実に2秒以内に気付いてもらうには、「肩タップ(連続して叩く)」しかない。タップ(連続して叩く)は、緊急事態を相手に意識させるので、その意味でも効果的である。

【3】「点滅式はやめて下さい! 気持ち悪くなるので普通のやつにして下さい!」など、ハッキリ聞こえるように叫ぶ。ことの切実さを相手に伝える。

【4】代わりのサイリウムを提供できるようにしておく。
 相手は通常のサイリウムを使い切ったため、点滅式のペンライトを使おうとしていたという場合も有り得る。相手に代替手段を提供できるよう、数種類の色のサイリウムを予備として常に持ち込んでおく。これは勿論、自分の予備にもなる。


 ちなみに私は、点滅式ペンライトは無条件に持ち込み禁止にするべきだと考えている。
 以前、TVアニメの『ポケモン』で、激しく光が点滅する映像が放映され、それを観た子供がけいれん発作を起こすという騒動があった。点滅式ペンライトには、それと同様のことを起こす危険性があると思う。
 点滅する光というものは、見ないでおこうと思っても無意識に見てしまうものである。だから、道路工事の警告灯などに使われているのだ。大人でさえそうなのだから、子供だったら他人が持っている点滅式ペンライトを、ずっと凝視し続ける可能性がある。
 繰り返しになるが、ポケモン騒動のような事故が起こる前に、コンサート会場への点滅式ペンライト持ち込みは無条件に全面禁止するべきだ。


3.隣の客が、ヲタ芸を打ちながら私にぶつかって来るケース

 このケースも、事前察知することが出来る場合とそうでない場合がある。
 ここでは、私が昨年12月のメロンのコンサートで実際に経験したケースを元に説明しよう。

【1】コンサートが始まる前、隣の席の客が準備体操を始めたら、その客はコンサート中にヲタ芸を打つ可能性がある。
 とりあえず、準備体操をしている相手の様子を観察し、どういうタイプなのかを見極める。「危なそうなタイプ」だと思ったら、1.の(1)と(2)のケースと同様、予め係員に相談のうえ、付近に待機してもらうべきである。

【2】ここからは、私が経験した「危なくなさそうなタイプ」の場合について述べる。
 相手が準備体操を始めたら、「それじゃあ、私も」という感じで、自分も準備体操を始めること。このとき、相手がTシャツ姿になっていたら、自分もそうすることがポイント(寒かったら、後でまた着れば良い)。
 隣の客が、両肘を張って腰を捻る運動をしていると、回旋する相手の肘が気になって、何となく自分が退いてしまいそうになるものである。そうしないために、自分も同様の運動をして、自分の「領域」を確保するのだ。
 こうすれば、相手からの「領空侵犯」(意図的であっても、そうでなくても)を予防することが出来る。鋭角的に張り出された他人の肘に、自分からぶつかっていこうと思う人はまずいないからだ。

 ただしこの時、相手と全く同じ運動をすることは避ける。相手から「挑発行為か?」と誤解されるおそれがあるし、第一、猿真似みたいでカッコ悪い。
 私の場合、相手の「両肘を張って腰を捻る運動」に対して、「両手を腰に当てて腰を回す運動」を行なった。こうすると自然に両肘を張ることになる。次に、肩を回す運動を行なった。これも、肘を鋭角的に曲げて行なう運動である。
 相手に、張り出された私の肘を見てもらい、「隣の客に肘を張られると、その肘が自分に当たったときのことを想像してしまって、何か嫌だ」と感じてもらうことを期待したのだ。

 要するに、相手に「ぶつかった時の痛み」を具体的にイメージさせるような行動を見せつけるのである。当然だが、人間は本能的に痛みを回避しようとする。
 鋭角的に曲げられた肘は、「ぶつかった時の痛み」をイメージさせる最たるものである。言葉で言うより、鋭角的に曲げた自分の肘を相手に見せるほうが、遥かに「抑止力」になると思う。
 また、「自分がされて嫌なことは、相手にもしないでおこう」と思うのは、普通の人間の心理である。
 このように、相手の動物的本能と人間的心理の両方に訴えかけることで、相手から「領空侵犯」行為を受け難くするのである。

【3】コンサートが始まる直前、隣の席の客が「ぶつかったらゴメンナサイ」と言ってきたら、“宣戦布告”などと受け取らず、「こちらこそ」と普通に返答する。
 コンサート会場という閉ざされた場所において、隣の席の客が行なうヲタ芸は、ぶつかって来さえしなければ原則として何の迷惑にもならない。(前列の客がマワリを打つと、視界を遮ったり、イッちゃってる表情を目の前で見せつけられることになるので迷惑)
 普通の客であっても、ちょっとした振り真似のようなことをするときもある。客同士がお互いにぶつからないように注意しあって、コンサートを楽しみたいものである。
スポンサーサイト

コメント

難しい問題ですね・・・

はじめまして。先だっては当方blogへコメントありがとうございました。
古い記事ですが、TB打たせていただきました。

やはり基本は「こちらから注意する」って事なんでしょうね。
「注意」って言うと重いですけど、まぁ「提案」というか「お互い楽しくやろうや」の精神が大事かと思ってます。

幸い、おいらは過度の迷惑行為を実体験した事が無いので、
震電さんよりノンビリ構えてるのかもしれませんが・・・・・

って書き出すと長くなりそうなので、改めて自分のblogで記事にします^^;
お時間ありましたら、又覗いてやってくださいmm


まだ本当の「直撃」はないのですが

 SO-RYさん、コメントありがとうございます。
 私も結果的には重度の迷惑行為の直撃経験はありません。点滅式サイリウムは、咄嗟に声をかけて止めて貰いましたが。
 基本的には、
「あんなこと、自分の前の席でやられたら、たまったもんじゃない」
という思いからの、シミュレーションです。

 コンサートスティックホルダーの記事は、我が意を得たりという気持ちになりました。
 ジャニーズはFCから基本的なマナー(禁止事項)が明文化されていました。ハロプロFCも、この点は見習って欲しいです。

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://sinden.blog6.fc2.com/tb.php/363-87db7bdf

コンサートスティックホルダー

更新再開します。 本当は日曜のハロコン参戦後にと思っていたんですが、 どうしても

«  | HOME |  »

MONTHLY

CATEGORIES

RECENT ENTRIES

RECENT COMMENTS

RECENT TRACKBACKS

APPENDIX

震電

震電

 写真撮影時40歳。
 いい歳して云々といった決まり文句は私には通用しない。たった一度の人生、他人に迷惑をかけない範囲で楽しみます。