2017-10

WBA世界Lフライ級王座決定戦 ファン・ランダエタ VS 亀田興毅

WBA世界Lフライ級王座決定戦
      ファン・ランダエタ VS 亀田興毅


 私の採点では、 116-111 の明確な差でランダエタの勝利。
 韓国のジャッジはともかく、フランスのジャッジが亀田を支持したのには「まさか」と言葉を失った。フランスのジャッジがラウンドをどう割り振ったか、明日のニュースが楽しみだ。

 この試合では、少なくとも二人のジャッジがランダエタの軽いジャブを評価しなかったのだから、その意味では「アマチュア的」な採点である。アマチュアでは、軽いジャブを当てても加点されない。「ジャブを評価するのはアマチュア的」と言うのは間違いである。ジャブを評価するのは、ラスベガスを中心としたプロボクシングの方なのだ。
 更に、受けたダメージは明らかに亀田の方が大きい。
 この試合では、一体何が評価されたのだろうか。
 正確なパンチよりも、根性で前に出ることの方が評価されるのがプロボクシングならば、とても哀しいことだ。
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コメント

すでに悲しくもない

116-111は的確な採点だと思います。内容を見ればランダエタの勝利だと私も思います。ジャッジの傾向は確かに指摘されている通りだと思いますが、すでにこの勝負はスポーツというステージのものではないように思います。明日以降、様々な場所でこの話題は出ると思いますが、最も気の毒なのは本来の土俵ではなくTBSの用意した茶番のテーブルで踊らされた亀田(一家?)のような気がするのです。

正当な敗者

 「正当な勝者を貶めれば、それ以上に正当な敗者を貶めることになる」
という言葉があるそうですが、この日の亀田選手には、その「正当な敗者」になる自由すらなかったのでしょうか。
 結果や技術的な内容はともかく、亀田選手の戦う姿勢自体は立派なものだっただけに、本当に残念です。

私も116-111でポイントの与えどころもすべて震電さんと同じです。

まあ、正直なところストレートに言わせてもらうと明らかな「インチキ」、WBAお得意の「八百長」。
そして、判定結果発表までの長さ。途中口ごもったリングアナ。明らかに「細工」されましたね。
最初から勝負が決まっていた、下らん寸劇を見せられた気分。WBAもグルか?もちろん主犯はTBS&亀田の糞親父。
しかし、WBAもこれ以上評判を落とすこともないと思うんですけどね。

しかし、ランダエダはいい出来でしたね。スタミナ切れもなく冷静に亀のパンチをガードして、亀のガードの隙間から的確にパンチを当て続ける。
試合終了後、本人もセコンドも有識者もボクシング経験者もボクサーもボクシング好きな素人も「亀ファンの人」以外は、みんなランダエダが勝利したと思ったでしょう。

次からは、中継局を日テレにしてほしいです。TBSのあの解説陣はもう十分。おなか一杯。ファイティング原田・浜田剛士の辛口解説がいい。

試合内容と採点以外に関しては

 試合内容と採点以外に関しては、私は分かりません。
 ただ、「八百長」とは、原則として試合を行う当事者同士(この場合はランダエタと亀田)が勝ち負けをあらかじめ打ち合わせて決めておき、それをあたかも真剣勝負のように見せることなので、この場合は当てはまらないと思います。
 この試合を「八百長」と称するのは、ランダエタを侮辱することになるでしょう。

そうですね。「八百長」ではないですね。すみません。

それにしても、こういう下らんことがあるとボクシングを真剣に見る事が出来なくなります。

今更ですが、私の採点も116-111です。
しかし、公式のジャッジはなぜ10ラウンドを亀田に振っているのか。
2回見ましたが、2回とも若干ランダエタに見えましたが…。

第10ラウンド

 私も今一度見ましたが、2分43秒辺りで亀田が右フックをクリーンヒットさせ、ランダエタを後退させたところを評価したのだと思います。
 ただし、あの後の攻防でランダエタも右フックを亀田のテンプルにクリーンヒットさせていますし、手数も上でした。ラウンド全般を通すと、私もやはり僅差ですがランダエタに見えます。

 それにしても実況席の人、掌と手首の内側部しか当たっていないボディーブローに「ナイス!」とか言わないで欲しい。それとも、「ナックルが当たってないす!」の略なのでしょうか?

鬼塚と土俵

この話題で引っ張ってスミマセン。先日見たワイドショーで引っかかったことがあって投稿したいと思いました。番組中、亀田のビッグマウスを中傷するコメンテーターに対して、鬼塚はボクシング漬けだった自分になぞらえて、バランス良く品行方正にふるまうのは無理だと言いました。私は鬼塚の言いたいことが解るような気がします。だから治外法権にせよというのではなく、その道を極めるというのは、なにか欠落してしまうほど熱中した結果なのでは…と。それを見物して楽しんだのだから、その道(ボクシング)以外に関する事柄で亀田を語るべからず、と思ってしまうのです。スポーツとバラエティ、ボクシング一色の人生と俗世間。混同した土俵を作る人、そこで踊る人がまん延する中で人間の想像力の大切さが試されているような気がするのは私だけでしょうか? それにしても再戦は楽しみですね。

講談社(ヤンマガ)のボクシング漫画『RIN(リン)』の主人公

 以前、スカパーでアランブレッド戦までの何試合かを見た印象では、興毅はごく普通の素直な若者でした。試合後に「相手も、よう頑張ったと思う」と素直な表情で答えていましたし、サインボールか何かを客席に投げ込むファンサービスも微笑ましかったです。
 試合前のパフォーマンスも、握手で相手選手の手を強く握ることを除けば、プロのショーマンシップとして許される範囲に収まっているのではないかと思えます。
 ボクサーとしての興毅は、手数もフットワークも少なく、ディフェンスもほぼブロッキングオンリーで、KOという結果がなければ地味な選手です。もしも興毅が品行方正な選手だったら、名城程度にしか注目されていなかったのではないでしょうか。
 ホプキンスやマヨルガといった、ヒール(悪役)を自己演出している海外の選手と比べて、興毅が特に変わったことをやっているとは私には感じられません。日本ではボクシングはマイナーなので、世間が過剰に反応している(スコアもつけていないくせに判定を批判することを含む)だけだと思っています。
 そもそも私は、茶道の先生にスポーツを教えて欲しいとは思いませんし、スポーツマンから礼儀作法を学ぼうとも思いません。礼儀作法は90%を親から、10%を教師から学ぶものだと思っています。ボクシング漫画『RIN(リン)』の主人公の台詞に
「謙虚が見たけりゃ(ボクシングではなく)アイドルオーディションの優勝インタビューでも拝んどけ~!!
人柄見たけりゃ、ボランティアにでも行って来い!!」
というものがありました。
 ボクサーが、ボクシング以外の面で評価される必要は基本的にはないと思います。

このコメント最高

スポーツマンから礼儀作法を学ぼうとは思いませんって最高です。
まあ、亀田というキャラクターが好き(嫌い)なだけで、みんなボクシングなんか興味ないんですよね。残念ながら。だったら、ボクシングの判定に、あれだけ堂々とお馬鹿な批判するのはなんじゃ?って感じですが。
あと、ついでに質問なのですが、ボクシングのランカーのランキングの決定方法ってどういう基準があるか教えていただけませんか? 僕が質問を受けて、適当な知識で答えてしまったので、間違っていないか不安なのです。

ランキング

 私も「コミッションがランキング委員会を開いて決めている」という程度のことしか知りません。
 以前、どこかのコミッションが試合データから自動的にランキングを作るソフトを導入したら、けっこう変てこな結果が出てランキング委員会では非難轟々だったという記事を読んだ記憶があります。
 ただ、ボクシングはリーグ戦を行っているわけではありませんので、直接対決していない選手なんていくらでもいることは確か。ランキング委員は各国または地区代表制でしょうから、各委員が自分のところの選手を少しでもランキングに入れよう(ランキングを上げよう)として、少ない勝敗データを基に丁々発止の議論が行われているのではないでしょうか。
 ジョー小泉さんが、「この選手は絶対にランキングにねじ込む」という理論武装をしたうえで会議に臨んでいるという記事を読んだ記憶もあります。

ありがとうございました

試合数が少ないボクシングで直接対決だけで決めようとすると、えらいことになりそうですね。ジョー小泉さんの理論武装ってすごそう。とにかく、ありがとうございました。いつも楽しみに読ませてもらってます。

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震電

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 写真撮影時40歳。
 いい歳して云々といった決まり文句は私には通用しない。たった一度の人生、他人に迷惑をかけない範囲で楽しみます。