2017-10

『ENCRYPT(破壊的防御システム エンクリプト)』

『ENCRYPT(破壊的防御システム エンクリプト)』
  2006年(4月29日~)のWOWOWで観た映画:11本目
  映画を観た日:2006年7月22日(土)


 アメリカ映画だが、日本で言うところのVシネマのような作品のように思える。あるいは、TV放送用の特別作品なのかも知れない。同じくアメリカの作品である『バグズ・パニック』 も、そんな感じだった。
 ただし、『バグズ・パニック』が限られた予算内で一定の完成度を達成できるように計画された作品であったこととは対照的に、この『~ エンクリプト』は、「やりたいことは一杯あったのですが、予算と製作時間の関係上、こうなりました」というスタッフの言い訳が聞こえてきそうな出来になっている。明らかに失敗作だ。
 まるで、「予算的時間的に無理であることが分かっていても、とりあえずやってしまう」という日本特撮作品の悪癖を見ているような気分になった。アメリカ作品としては、珍しいのではないか。
 この作品には、幾つかのアイディアが組み込まれているが、それらはバラバラで最後まで一つにまとまっておらず、この点でも日本特撮作品がよくやる失敗を連想させる。

 作品中、「美は見る側に在り」(あるいは「美は見る側に宿る」)という言葉が紹介されている。もし、この言葉をこの作品自体に当てはめてくれという意味が込められているとしたら、それは虫が良すぎるというものだ。むしろ、「シンプルではあるが、見るたびに新しい発見がある」といった作品になるように、プロットを練り上げ、削ぎ落すべきだったのだ。
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震電

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 写真撮影時40歳。
 いい歳して云々といった決まり文句は私には通用しない。たった一度の人生、他人に迷惑をかけない範囲で楽しみます。