2017-08

『4人の食卓』

『4人の食卓』
  2006年(4月29日~)のWOWOWで観た映画:8本目
  映画を観た日:2006年7月17日(月)


 ジャパニーズ・ホラーのハリウッド進出に触発されたとも言われる、コリアン・ホラー映画。韓国映画と言えば、『シュリ』を始めとするアクションものしか観たことがなかったので、ホラー作品も観てみようと思った。
 …というのは実は1年前のこと。この『4人の食卓』を録画したのは2005年の7月23日で、去年WOWOWで組まれた“夏のホラー特集”の中の一作品なのだ。

 いや~、でも消さないでHDRの中にずっと残しておいて正解だった。傑作とまではいかないが、かなりの良作・佳作と言える。お勧めの一作だ。

 ホラーとしての要素より、サスペンスやミステリーの要素の方が大きく、その完成度が高い。ミステリーといっても、推理ものという意味ではなく、怪奇・不可思議ものという意味である。
 「怪奇映画」。「不可思議映画」。う~ん、好い響き。

 日本のTVドラマだと、特殊な体験や特殊な能力は、特殊な職業(例えば刑事など)に就いている人間の属性として設定されることが多い。この映画はそうではなく、全く普通の日常から、一歩また一歩と地道に特殊な世界へにじり寄って行く。こういった丁寧とも贅沢とも言える造りもまた、映画ならではのものである。
 ハッタリやギミックに頼らず、淡々とリアリティを積み上げていく手法は、かえって新鮮に映った。ケレン味溢れる作品も好きだが、その真逆を行くこういった作品も良いものだと実感した。
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震電

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 写真撮影時40歳。
 いい歳して云々といった決まり文句は私には通用しない。たった一度の人生、他人に迷惑をかけない範囲で楽しみます。