2017-10

『アナコンダ2』

『アナコンダ2』
  2006年(4月29日~)のWOWOWで観た映画:5本目
  映画を観た日:2006年6月18日(日)

 アメリカのお家芸とも言える「巨大生物=モンスター」もの。
 この手の映画が、ずっと作り続けられている(本作は2004年)のだから、それだけでも大したものだ。何しろ、日本の怪獣映画とは違って、基本的にはお子様向けではない。また、純粋なホラー映画ファンが、この手の作品を支持するとも思えない。アメリカには、「巨大生物=モンスター」映画のニーズが潜在的にある(国民性として、巨大なキャラクターが好き?)ということなのだろうか。

 そういったアメリカの「巨大生物=モンスター」ものは、けっこう侮れないのでチェックするようにしている。例えば、巨大蜘蛛を描いた作品では、VFXはチャチでもハエトリグモを登場させたりするなど、一見に値するものを持っていた。
 この『アナコンダ2』も、濁った川や沼の水面下を移動する大蛇の映像は、かなりの見所だった。その映像からは、単なる大蛇ではなく“シーサーペント”の系譜を受け継ぐモンスターとしての魅力が感じられた。

 アメリカ映画のモンスターのお約束として、現行の兵器で倒せるのはもちろん、単なるガス爆発などでも一群を全滅させることが出来てしまう。この辺りが日本の怪獣映画を見慣れたものには物足りなく写るのだが、これは逆に言えば超兵器などに頼らず、限られた状況下において工夫と度胸と機転でピンチを切り抜けるキャラクターの活躍を描く上では必要な設定である。
 また、これはアメリカのB級映画全般のお約束だと思うが、悪役が最後の最後までキッチリ悪役を貫いて因果応報の最後を迎え、クライマックスまで物語をしっかりと牽引している点や、弱くて役に立たず、最初に死んでも良さそうなキャラが最後の最後まで生き残って重要な役割を果たす点などは、娯楽作品のフォーマットとして評価できる。
 この『アナコンダ2』も、そういう映画だった。
スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://sinden.blog6.fc2.com/tb.php/251-7c8c5c58

«  | HOME |  »

MONTHLY

CATEGORIES

RECENT ENTRIES

RECENT COMMENTS

RECENT TRACKBACKS

APPENDIX

震電

震電

 写真撮影時40歳。
 いい歳して云々といった決まり文句は私には通用しない。たった一度の人生、他人に迷惑をかけない範囲で楽しみます。