2017-08

『郵便配達は二度ベルを鳴らす』

『郵便配達は二度ベルを鳴らす』
  2006年(4月29日~)のDVDまたはビデオで観た映画:1本目
  映画を観た日:2006年4月30日(日)

 原作があり、何度か映画化されているそうだ。
 主演の一人であるラナ・ターナーが美人! モノクロ映画だからそう見えるのかも知れないが、初登場のシーンは衝撃的ですらあった。
 主人公を演じるジョン・ガーフィールドは美男子とは言えないが、逆に「どこにでもいるそこそこ格好良いアメリカ人男性」というリアリティがあり、風来坊という役にぴったりとハマッていた。

 物語はミステリーでもサスペンスでもないが、とにかく先が読めそうで読めないストーリーで観ている者を引っ張り続ける正統派の作り。
 古い作品ではあるが、俳優の良さ、ストーリーの良さ、ともに一見の価値がある。ラストシーンで、全てのストーリーが一人の人間の理性と感情の両面に結実するシーンは見事。ストーリー中心の映画が、最後の最後で人間ドラマとして帰結したのだ。
 ワンパターンのストーリー、あるいはケレンに走ったストーリーを映像の迫力で誤魔化そうとする、最近のハリウッド映画にはない素晴らしさがあった。
 お勧めの一作だ。
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震電

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 写真撮影時40歳。
 いい歳して云々といった決まり文句は私には通用しない。たった一度の人生、他人に迷惑をかけない範囲で楽しみます。