2017-10

スーパー・ライト級は一体ど~なってしまうんだろうか?

スーパー・ライト級は一体ど~なってしまうんだろうか?

 このところ、レイシーがカルザゲにワンサイドで敗れたり、コットが持ち直したり、トニーとラクマンの試合がマジョリティ・ドローだったりと、WOWOWの『エキサイトマッチ』が伝える世界のボクシングは、益々目が離せなくなってきている。

 しかし私は、ボクシングにおいても「ネタばれ無しで過ごしたい(飽くまでも自分が)」ので、情報収集もままならない。実は、先月と今月、うかつに他所のブログを覗いたことにより、既に、○○や△△が××だということを知ってしまった。これで、『エキサイトマッチ』を観る楽しみが確実に何%か削られてしまった。
 ネタばれに遭遇しないように、もっと注意深く行動せねば…。
 このブログは、そういった情報制限を前提にしたものであることを、どうかご理解いただきたい。

 さて、最近の『エキサイトマッチ』を観ていると、Sライト級は一体どうなってしまうんだろうかと考えてしまう。
 メイウェザーに王座を奪われたガッティがウェルター級に転級して、ハットンがマウサに勝って王座を統一したところまでは良かった。次はメイウェザーとハットンが統一戦を行ない、その勝者がコットと“最終統一戦”を行なうのかと思いきや、メイウェザーがジュダーに勝ってウェルター級王者になってしまった。もちろん、Sライト級の王座は返上済み。
 そのメイウェザーとハットンが戦うということは、ハットンもSライト級の王座を返上してウェルター級に上がるつもりなのだろう。

 メイウェザーが、Sライト級のリミットでハットンと戦うメリットは無い。勝ってもSライト級とウェルター級の両方のベルトを保持し続けることは出来ないし、もし負けたらウェルター級のベルトは剥奪されるからだ(IBFはこの辺の管理がいい加減だから、「タイトル戦として認定していなかったから王座はそのまま」なんてこともあるかも知れないが)。
 逆にハットンはウェルター級で負けてもSライト級の王座は失わないので、メイウェザーに負けたらSライト級に戻ってくる可能性がある。でも、ハットンはメイウェザーに勝ってしまうような気がするんだよなぁ。ガッティみたいに綺麗なボクシングをやろうとしたら二の舞だけど、ハットンに限ってそれはないと思う。それどころか、バッティングでメイウェザーを流血させた上で、ガチャガチャの乱打戦に巻き込むような予感が…。マウサをKOしたパンチのような、変則的な打ち方も出来るボクサーだし。

 仮にハットンがウェルター級に上がると、Sライト級の“無敗王者”はコットだけになってしまう。何か、スーパースターの中でコットだけが置いてけぼりを食ったような格好だ(ジューやハリスには失礼な言い方ですね)。このコットも前々から減量苦が伝えられており、いつウェルター級に上がっても驚くには値しない。そうなったら、「人類最激戦区」が、一転して「人類再就職先」もとい「スーパースターに敗れたボクサーの敗者復活戦の場」ということになる。
 先月、日本Sライト級王者の木村登勇が防衛戦に勝った後、リング上で
「僕の階級の場合、世界を狙うとかは言えないので…」
と答えていたのをホールで見て、「そりゃそうだよなぁ」と思わず憐憫の情を催さずにはいられなかったのだが、こうも状況が変わってくると「もしかしたら」という気持ちも湧いてこようというもの。
 
 正直言って、木村がジューやハリスといった前同級王者はもちろん、コットに負けたデマーカス・コーリー、ケルソン・ピント、ソーサ、ヌドゥ(そういえばヌドゥに勝ったウィッターはどうなったんだろう?)といったランカーに勝つところは想像できない。でも、メイウェザー、ハットン、コットといった面々にはもっと勝てないのだから、事態は明らかに好転している。マウサが相手だったら日本人でも勝算はあるだろうし。

 メイウェザーが返上したWBC王座がどうなっているのかは知らないし(調べようとすると関係ないネタばれに遭遇する危険性があるため放置)、コットの今後の動向も分からない。できれば、コットにはSライト級の4団体王座を統一してから、ウェルターに上がって欲しいのだが。

 しかし、メイウェザーに負けて早々にウェルターに上がったガッティにしてみたら、こうも短い間にSライト級のトップ二人が移って来るとは思っていなかったのではあるまいか。メイウェザーにリベンジするチャンスが早まって喜んでいるのか、「もう二人も上がってきたのかよ!」と内心迷惑に思っているのか、“サンダー”ガッティの心境や如何に。
「メイウェザーのタイトルに挑戦してみるか?」と訊かれたガッティ、
「ガッティン(合点)だ!」と即答したとか、しなかったとか。
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震電

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 写真撮影時40歳。
 いい歳して云々といった決まり文句は私には通用しない。たった一度の人生、他人に迷惑をかけない範囲で楽しみます。