2017-08

『プライドと偏見』

『プライドと偏見』
  2006年の映画館で観た映画:2本目
  映画を観た日:2006年1月21日(土)


 日本での公開は 『ドミノ』 が先だったが、撮影されたのは『プライドと偏見』の方が先。『プライドと偏見』の撮影終了から僅か4日間で『ドミノ』の撮影に入ったと言うのだから、とんでもないスケジュールである。
 “気の強い女性”という点では共通しているものの、それ以外の点では両極端と言えるキャラクターを立て続けに演じたことで、キーラ・ナイトリィは、女優としてまた一つ成長したに違いない。

 さて、この『プライドと偏見』と言えば、チラシ(そのままパンフレットの表紙にもなった)に大写しになっているキーラ・ナイトリィである。この女性は、澄ましているところを写真に撮ると本当に美人である。それが、スクリーンの中で動いたり笑ったりすると可愛らしいのだから、二重に魅力的なのだ。特に、「にゃははは~」と字幕を入れたくなるような感じで笑う時があり、そんな彼女には凄く親しみを感じてしまう。

 例のチラシには、「アカデミー賞有力作品!」などと書かれているが、そういう線を狙った作品ではないように感じた(もっとも、『ミリオンダラー・ベイビー』がアカデミー賞を4つも受賞したのだから、どんな作品がアカデミー賞を獲ってもおかしくはないのだが)。もっと素朴な、こじんまりとした作品といった印象だ。例えて言うなら、金曜の夜7時30分枠の海外名作路線TVアニメを実写化して対象年齢を上げたような感じ。あるいは、NHKの朝ドラマを豪華な海外ドラマ路線にしたような感じ。

 18世紀のイギリスを舞台にしたコテコテの西洋物語であるにもかかわらず、ヒロインかつ主人公を演じるキーラ・ナイトリィが日本人好みの醤油顔であるせいか、作品そのものにバタ臭さを感じない。ハッピーエンドであることも加え、万人向けの良作に仕上がっていると思う。
 この映画には、ナイトリィ演じるエリザベスを始め、彼女の姉妹や友達、更にその友達と、若いキャラクターが多数登場する。そんな中、エリザベス姉妹の父を演じるドナルド・サザーランドや、キャサリン婦人を演じるジュディ・デンチといった1930年生まれの役者がイイ味を醸し出している。この辺りが、チラシに「アカデミー賞有力作品!」と書かせた要因なのかもしれない。
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震電

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 写真撮影時40歳。
 いい歳して云々といった決まり文句は私には通用しない。たった一度の人生、他人に迷惑をかけない範囲で楽しみます。