2017-10

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『仮面ライダー響鬼』ハリウッド映画化計画! を考える

『仮面ライダー響鬼』がハリウッドで映画化されるとしたら?!

【コンセプト】

 平成ライダーシリーズは、大人(子供の頃にライダーを見ていた世代)も楽しめる作りにはなっているものの、子供のためのTV番組である。ハリウッド映画とは、あまりにも隔たりが大きい。
 しかし一方で、『スパイダーマン』や『バットマン』といったコミック・ヒーローが大作レベルでハリウッドで映画化されて、世界中で公開されている現実がある。『ラストサムライ』といった日本を題材(舞台)にしたハリウッド映画も作られた。こちらも大作に属すると思われる。
 ヒーロー題材大作、ニッポン題材大作。
 それならば、『仮面ライダー響鬼』がハリウッドで映画化されてもいいじゃないかぁ!と単純に考えても、それを100%有り得ないと断言することはできまい。『スターウォーズ』シリーズの後釜として、20世紀フォックスが『ドラゴンボール』の実写での映画化権取得しているという例もある。
 ここでは、現時点のTV番組『仮面ライダー響鬼』の不満点を解消するための方便として、“ハリウッドで映画化”という方法論を使ってみよう。ただ無前提に妄想しても取り留めがないので、“ハリウッドで映画化”という条件の元で(枷をはめて)仮想してみようというわけだ。
 
 その昔、『強殖装甲ガイバー』という日本の特撮系漫画がハリウッドで実写映画化されたことがあるが、あれはハリウッドはハリウッドでもマイナー路線であった。そうではなく、メジャー路線で『仮面ライダー響鬼』がハリウッド映画化されるというコンセプトで考えてみたい。
 かと言って、ゴジラのハリウッド版である『GODZILLA』のような全くの別物になってしまっては(それはそれで面白いのだが)、現時点の自分自身が感情移入できない。
 飽くまでも、現在のTV版『響鬼』の枠組みを残しつつ、ハリウッド版『響鬼』を考えてみる。


【キャスティング】

 ハリウッド映画だから、ヒーローのヒビキはアメリカ人(細川さんごめんなさい)。『エボリューションズ』では3枚目を、『バレッドモンク』では2枚目?を演じたショーン・ウィリアム・スコットあたりが良いのでは。アクションもそこそこ出来て、ギャラもまだ安そう。
 TV版『響鬼』の本当の?主役は明日夢であるが、この観客目線の主人公も、アメリカ人にする必要があると思う。アメリカ人から見た場合、映画『仮面ライダー響鬼』は異国を舞台にした、しかも現実離れした物語である。その世界にスムーズに感情移入するには、自分たちと同じ目線で世界を見つめ、同じ立場で語って(独白=ナレーション)くれるキャラクターが一番適切だろう。
 明日夢というキャラクターを消してしまうというわけではない。明日夢は明日夢として登場するが、TV版の明日夢的なポジション(スタート時点で周囲の状況が良く分かってない立場)に、アメリカ人女優が演じるヒロインが入るとか、そういうことだ。
ここはズバリ、幼い頃に離れ離れになっていたヒビキの妹という役どころにしてしまおう(あらすじに関しては後述する)。
 そのついでと言っては何だが、イブキ役の渋江さんはそのままで、設定を帰国子女にしてはどうだろうか。台詞がちょっとタドタドしくて活舌が今ひとつ(「じゃあ、シツドウ(出動)します」とか)なのは、そのためだとすれば都合が良い。
 主役以外は基本的にはTV版のままで良いと思うが、ストーリーによっては、別途新キャラが必要になってくるだろう。
 あと、姫はTV版のままでもOKでも、童子はマッチョじゃないと多分アメリカ人観客が納得しない。マッチョが女性の声で喋る…うーむ、微妙微妙。
 映画『仮面ライダー響鬼』に製作費50億円を投じたとしても、日本国内でペイする可能性なんかほとんど無い(『もののけ姫』や『千と千尋』並みの動員が見込めるのなら話は別だが)。だから、この辺はアメリカ人観客の嗜好に合わせるしかない。


【鬼】

 変身すると着ている服が燃えちゃうとか、戦闘スーツを着用するのではなく肉体そのものが変化してしまうという点は、変えたくない。
そのためには、着ぐるみはもっとリアルにしなければならない。当然、頭部だけ変身解除したときの、首(鬼の体と人間の頭部の継ぎ目)の特殊メイクは欠かせない。
 TV版だと、バットマンみたいに「戦闘スーツを着ているだけ」のように見えてしまう。金をかけたら、どこまで本物の“鬼と化した肉体”のように見えるのか? グロテスクになってしまうのか、それとも全く新しいカッコ良さが生まれるのか? ぜひ見てみたい。
 肩から胸にかけてのアーマーのような部分も、骨(外骨格)のようなもので肉体の一部とする。この部分が傷付けば、それは鬼にとって負傷したことになる。この辺は、徹底したい。
(余談が、本作のライダーは『デビルマン』に一脈通じるものがある。去年実写映画化されたアレは酷かったが…。永井豪さん、よくあんな低予算映画を許可したねぇ…)


【魔化魍】

 『ジュラシックパークIII』が、あのCGやロボットのクオリティを製作費50億円で実現したらしいが、それは多分1作目・2作目での蓄積があってこその話だと思う。あるいは、映像メディアやエンターテインメント産業全体に、恐竜という素材自体に対するCGやロボットのノウハウの蓄積があったとも考えられる。
 しかし魔化魍となると、そうはいかない。原則として、全て一から作らなければならない。現実的に考えると『マトリックス』のイカみたいな奴の映像クオリティが妥当な線ではないだろうか。つまり「酷くはないが、CGであることがハッキリと分かる」レベルである。
 また、凄いリアルなデッカイ蜘蛛とか蟹とかは、CGで実現できたとしても却って嘘っぽくなると思う。ファンタジーな舞台ならそれでも大丈夫だろうが、『響鬼』の舞台は基本的には現代の日本である。時代劇版『響鬼』にしたいとは思わないので、ここは魔化魍の設定を大きく変えてしまおう。
 TV版の魔化魍は、音撃でしか止めを刺せないが基本的には動物同様の存在である。これを「CG丸出しのCG」で描くから興醒めする。
 これに対し、最初から“電脳化妖怪”あるいは“電子的に再現された物の怪”であるといった設定ならば、『マトリックス』のイカみたいな奴の映像クオリティでも問題はなくなる。コンピュータ内でコード化された魑魅魍魎を、特殊な装置で実体化させたものであるから、CG的なビジュアルであることがむしろ自然に感じられる。デザインも、クモやカニそのまんまではなく、オブジェ化した要素を含んでいる。それが“魔化魍”なのだ。
 また、アメリカ人には銃器(火器)信仰みたいな思想があって、映画に出てくるモンスターでも、通常の銃やミサイルで退治できてしまうというのが標準規格になっている。
 魔化魍には物理的な攻撃が効かない、つまり銃やミサイルでは倒せない存在なのだと納得させるためにも、魔化魍が電脳モンスターだとする設定が有効となる。魔化魍は実体を持っていても本質はプログラムなのだ。生物ではないから殺せない、機械ではないから壊せない。
 つまり、ドラキュラや狼男のような「特殊な方法を用いなければ倒せないキャラクター」としての地位を、新キャラクターである魔化魍に与えることができるのである。


【音撃】

 魔化魍を破壊できる音撃は、“音波の姿を借りたプログラム”である。
 本質がプログラム体である魔化魍は、外部から強制的に“破壊コード(魔化魍を破壊するためのプログラム)”を入力・実行しない限り倒せない。そのためには、“破壊コード”を音波の形にする必要がある(あるいは、破壊コードを生成・出力する際、副産物的に音波が発生する)。それが“音撃”という設定だ。
 音撃に用いる太鼓やラッパは、対魔化魍用の“音波コンピュータ”というわけである。
 この“音波コンピュータ”は、人間の脳や筋肉から生じる生体波動を入力しなければ機能しない(魔化魍の生成と原理は同じ)。それも、特殊かつ強力なものが必要だ。
 そういった生体波動は、肉体と精神を極限まで鍛えぬいた者にしか発生させることが出来ない。
 また、その過程において生じる特殊な脳波や神経電流は、発生源である人間の肉体そのものをも変容させる。
 かくして、音撃戦士は“鬼”となる。鬼にならなければ、“音撃”できないのだ。


【戦闘シーン】

 TV版の響鬼の音撃は、ひたすらドンドコやってるだけで単調である。どうも絵にならず、基本的にはカッコ悪い。
 バケガニを退治したときは、片腕を負傷しているetcのピンチな状態があったので「頑張ってドンドコするんだ!」みたいな感情移入が出来たが、本来カッコ悪いものを状況を利用してカッコ良く見せようとしても、やはり所詮誤魔化しに過ぎない。
 基本的に「パッと見て、カッコイイ」か、「パッと見て、凄い」と思える映像でなくてはダメなのだ。よって、ハリウッド版では、こう変えたい。

(1)まず、ベルトに太鼓を付けたまま、バチを手にして魔化魍と近接格闘する。
その際、魔化魍の体の「音撃入力ポイント(特定の個所に、数箇所しか存在しない)」に取り付いたときに、バチでドン(あるいはドンドンと2回)ベルトの太鼓を叩く。これは、敵の体に「音によるマーキング」を施しているのである。もちろん、映像的にも「その部分に音波が張り付いた」という特殊表現を行う。
 このマーキング時には響鬼に隙が出来やすいので、魔化魍の攻撃を受けることも多い。つまり、「響鬼がピンチ!」の時間帯である。

(2)「音によるマーキング」が終わったら、魔化魍から一旦離れ、広い間合いを取ってベルトから太鼓を外す。太鼓は普通の太鼓のサイズになって、宙に浮かぶ。

(3)その太鼓を響鬼がドンドドンドンドンドン位に叩くと、宙に浮かんだ太鼓は魔化魍めがけて飛んでいき、音によるマーキングを行ったポイントに張り付こうとする。(太鼓はディスクアニマルの上位装置といったイメージ)

(4)響鬼も太鼓を追いかけるようにして魔化魍に向かう。ここからが「響鬼が反撃開始!」の時間帯である。

(5)響鬼は、魔化魍の体のマーキングポイントに張り付いた太鼓をバチで思いっきり叩く(一打か二打)。叩かれた太鼓は、響鬼の動きに合わせて次のマーキングポイントへ素早く移動する。
 響鬼は魔化魍の攻撃をかわしながら素早くマーキングポイントを音撃して回り、魔化魍には徐々にダメージが蓄積していく。

(6)響鬼が、最後にトドメの音撃連打を叩き込む(連打といっても時間にして3秒間くらい)。
このトドメの音撃連打のシーンでは、響鬼は全身から焔を噴き出して(あるいは口から鬼火を吐きまくりながら)猛り狂うように集中連打する。トドメの連打は、『北斗の神』でケンシロウが「あたたたたあッ」と秘孔を突くイメージ。
 ここで重要なのは、フィニッシュは仁王立ちで連打すること。これが、極めの絵になる。

(7)巨大な魔化魍がオオオォ~ンと全身を震わせて爆発霧散。物理的な爆発ではなく、プログラム体が内部から崩壊してバラバラになり、さらに音波に転換されて飛散消滅するというイメージ。

 相手にやられてやられて、それを耐え切った後に、一気に反撃に転じるという王道パターン。(場合によっては、耐え切れずにそのまま敗退するのも有り)
 魔化魍のマーキングポイントを音撃して回るシーンでは、宙返りして逆立ち状態で音撃するとか、着地して即一撃してまたすぐジャンプするとか、動きにバリエーションとメリハリを付けることが出来る。
 で、最後は「怒涛の仁王立ち3秒連打」でフィニッシュ! 気分壮快!


【ストーリー展開】

 キャスティングの項で書いた通り、ヒーローのヒビキはアメリカ人、その実の妹(とりあえず、ジョディとしておこう)がヒロインである。ただし、ヒビキの妹:ジョディは、キャラクターポジションとしてはTV版の明日夢とほぼ同じである。これが前提。
 それでは、軽くストーリーを説明してみよう。

 アメリカのごく普通の都市で、ごく普通に独身OL生活を送っているジョディ。ジョディの普通ではない点といえば、彼女の父と兄が18年前に行方不明になっているということだった。
 ある日ジョディは、その兄が日本にいるらしいという情報を得る。ジョディがお守りにしている音角と、まったく同じものを身に付けている30歳前後のアメリカ人らしき男性が、日本の屋久島にいたというのだ(ジョディと兄は、幼い頃に父から音角を一つずつお守りとして貰っていた)。
 その2日後、ジョディは屋久島の土を踏んでいた。
 身振り手振りで島の人々から情報を集め、兄らしい人物を探して島の奥へと踏み込んでいくジョディ。しかし道に迷った挙句、ジョディは奇怪な男女(童子と姫)に襲われる。そこへ現れたのは、兄の面影が残る、30歳前後のアメリカ人らしき男性。彼は、ジョディが持っているものとそっくりの音角をポケットから取り出す。「兄さん!」とジョディが叫びそうになった瞬間、彼女の見ている前で、その男性の全身から炎が噴き出した。
 気合と共に炎の中から姿を現したのは、異形の戦士“鬼”であった。
「オニ…!」ジョディの脳裏に、幼い頃の記憶(父に見せてもらった異形の戦士の絵)が蘇る。
 その鬼はジョディを守り、童子と姫を倒す。戦いを終えると、鬼の頭部だけが人間の形に戻る。確かに17年前に行方不明になった兄の面影がある。
 鬼の体を持つ男性は、ジョディの問いかけには応えず「俺は…ヒビキ」とだけ言って森の奥へと姿を消す。しかしジョディは、彼が自分の兄であるという思いを強くするのだった。

 ジョディは“兄”の足取りを追って東京へ。
 手がかりを失い、当てどもなく下町を歩くジョディ。しかし、彼女の耳を「ヒビキ」という単語が掠めた。はっと振り向いた視線の先には、学生服を着た少年がいた。その少年は、確かに「ヒビキ」という単語を口にしている。興奮したジョディは少年に駆け寄り、英語で一気にまくし立てる。ビックリした少年は、半ば反射的に逃げ出してしまう。
 一旦は少年に逃げられたジョディだが、電車の中で偶然その少年を見つける。ジョディも今度は落ち着いて、片言の日本語を交えて少年に話し掛ける。「ヒビキ」という言葉にハッキリとした反応を示した少年に対し、ジョディは自分が身に付けている音角を見せる。目を丸くして驚く少年。その少年もまた、音角に似たものを持っていた。
「あー、まいねーむいず、あすむ。“ひびき”いず、まいますたー」

 明日夢の自宅。窓に明かりが灯っている。
 明日夢の母が、仕事を終えて家に帰って来た。玄関に、見慣れない靴がある。
「ただいまー、明日夢ぅー、お客さん、いらしてるの~?」
居間では、辞書を片手にした明日夢と、辞書を片手にした金髪碧眼の若い女性が、互いに辞書を覗き合っていた。
「ががが、外人さん?」明日夢の母、ちょっと固まる。
 何やかんやで、ジョディは明日夢の家に泊まることになった。
 ベッドの上で目を瞑っても、ジョディの頭の中には記憶と疑問が巡り続ける。
  ヒビキと名乗ったあの男性は、兄さんなのか? それとも別人なのか?
  彼が“オニ”に姿を変えることが出来るのは、何故なのか?
  自分を襲ったモンスターの正体は何なのか?
  父さんは? 父さんのくれた“オニ”のお守りの意味は?
 今は、ヒビキを自分の師だと言う少年・明日夢だけが頼りである…。

…とまあ、こんな感じで話は進んでいく。
 ジョディは、現時点のTV版の明日夢ほどではないものの、ドジでおっちょこちょいで怖がり(日本のことがほとんど分からないので仕方のない面もある)なキャラクター。
 明日夢は、一応正式にヒビキの弟子(見習い段階の弟子)になっており、四苦八苦しながらもディスクアニマルを扱えるレベルになっている。
 ジョディが“ダメキャラ”を演じてくれるので、明日夢はジョディとヒビキの間を取り持つ役割を演じることになる。しかし、明日夢はとてもじゃないが頼りになる存在とは言えず、場合によっては“二人揃ってダメキャラ”状態になる。
「こんな少年に任せて大丈夫なんだろうか?」という危なっかしさが、見ている側に適度な緊張感と期待感をもたらすというわけだ。

 ヒビキに関しては、始めの段階では「12歳のときには日本にいた。それ以前の記憶は無い」と言ってジョディを突き放すが、実は…という展開。
 この映画では、魔化魍は人為的に生み出されているという設定である。ジョディの父は18年前、息子を連れて来日し、魔化魍を人為的に生み出そうとする組織に関わっていた。
 父はその組織に囚われたが、猛士との連携で息子を逃すことには成功。息子はそのまま猛士に保護される。父の救出を誓った彼は、その後の厳しい修行の末、“響鬼”の名前を得たのだ。

 基本的には「一人のアメリカ人が、日本の裏社会・闇世界(東洋の神秘)を垣間見てしまう」といった感じの作り。普通だったら深みに嵌らないうちに逃げ帰るところだが、生き別れになった兄と父がそこに深く関わっているものだから、退くわけにはいかない。
 しかも、妙にキュートな普通の少年(明日夢のこと)が、その裏の世界と表の世界を自由に行き来している。フツーのアメリカ人が見たら、嘘とホントの境界線が分からなくなるような、そんな不思議な感覚。

 こんなハリウッド映画『仮面ライダー響鬼』が観られたら、もう最高なんですけど!
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 写真撮影時40歳。
 いい歳して云々といった決まり文句は私には通用しない。たった一度の人生、他人に迷惑をかけない範囲で楽しみます。

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