2017-10

『キング・コング』

『キング・コング』
  2005年の映画館で観た映画:30本目
  映画を観た日:2005年12月17日(土)


 2005年、劇場で最後に見た映画である。
 観ている最中に「(上映時間が)長い」と思った、私にしては珍しい映画でもある。実際、上映時間は3時間8分。同系統の映画『ジュラシックパークIII』(1時間33分)の、約2本分の長さなのだ。

 コングを、純然たる“巨大なゴリラ”として描いたのは正解だと思う。中途半端な巨大モンスターとしてのコングよりも、かえって新鮮で良かった。こういう思い切りの良さが、ハリウッド映画の長所である。そう言えば、同じくハリウッド映画の『GODZILLA』にも、そういった思い切りの良さがあった。

 コングの映像に関しては、文句の付け所がない。どう見てもコングである。中に人が入った着ぐるみにも見えないし、CGにも見えない。
 芝居も良かった。印象に残っているのは、やはり夕陽のシーン。アンが、コングの意図に気付かずに曲芸を繰り返していると、コングが「そうじゃないんだ」と表情で語って、夕陽を見るようにアンを促す。この最初の夕陽のシーンが、クライマックス前の“2回目の夕陽のシーン”に見事に繋がっていく。アンとコング、二人の種を越えた友情(情愛)が、こちらの胸にもジーンと響いてきた。

 ティラノ風の恐竜・バスタトサウルスは、ワニっぽい皮膚表現が面白く、映像のクオリティも高かった。しかし、首長竜の映像クオリティは低く、特に地面が崩れるシーンは全体的にCGであることがバレバレで、興醒めした。あの辺は派手さを押さえ、もっとリアルな映像として見せて欲しかった。

 ナオミ・ワッツの主演作を劇場で観たのは『ザ・リング2』に続いて、これが2作目。『マルホランド・ドライブ』で見せた演技力だけではなく、飛んだり跳ねたり走ったりと、フィジカルなところもキッチリ見せられる女優だということが分かった。キーラ・ナイトリィほどではないが、ちょっと気になる女優である。
スポンサーサイト

トラックバック

http://sinden.blog6.fc2.com/tb.php/193-dc4bc279

«  | HOME |  »

MONTHLY

CATEGORIES

RECENT ENTRIES

RECENT COMMENTS

RECENT TRACKBACKS

APPENDIX

震電

震電

 写真撮影時40歳。
 いい歳して云々といった決まり文句は私には通用しない。たった一度の人生、他人に迷惑をかけない範囲で楽しみます。