2017-08

29話までの『響鬼』と30話からの『響鬼』を採点比較する!

29話までの『響鬼』と30話からの『響鬼』を採点比較する!
     そして改めて考える、製作体制変更前後の『響鬼』


 ボクシングや表演競技における採点のような形で、29話までの『響鬼』と30話からの『響鬼』を、定量的に比較してみよう。さて、製作体制変更前と変更後、どちらの『響鬼』が面白いという結果が出るのか?

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 採点基準 …   -2(面白くないので途中でチャンネルを変えた)
            -1(観たけど、面白くなかった)
            0(普通です)
            +1(面白いが、買って観るほどではない)
            +2(面白いから、DVDを買って観よう!)
********************************

       ☆★☆★☆★☆ 採点結果 ☆★☆★☆★☆

一之巻 響く鬼         0
二之巻 咆える蜘蛛    -1(音撃カッコ悪い)
三之巻 落ちる声       0
四之巻 駆ける勢地郎   -1(音撃カッコ悪い、なんとかしてくれ)

【 ↑ DVDのVOL.1 は買わない 】

五之巻 熔ける海      0
六之巻 叩く魂      +2(バケガニは酷いが、「頑張ってドンドコするんだ!」で感情移入)
七之巻 息吹く鬼      0
八之巻 叫ぶ風       0(音撃微妙)

【 ↑ DVDのVOL.2 は購入済み 】

九之巻 蠢く邪心       -1(オオアリ酷過ぎ、明日夢ヘタレ過ぎ)
十之巻 並び立つ鬼     +1(観た当時は良かったが、後のダブルライダーインフレで評価↓)
十一之巻 呑み込む壁   +1(猛士の描写が良い)
十二之巻 開く秘密     +1(みどりさんに1点)

【 ↑ DVDのVOL.3 は購入済み(これといった決め手はないが、総合的に良いので) 】

十三之巻 乱れる運命    +2(本格的等身大アクション)
十四之巻 喰らう童子     +2(音撃カッコイイ)
十五之巻 鈍る雷       +2(手負いの鬼、斬鬼が渋い。変身前の歩くシーンも良い)
十六之巻 轟く鬼       +2(ヒーローの「デビュー戦を描く」というのは珍しい)

【 ↑ DVDのVOL.4 は購入済み 】

十七之巻 狙われる街    +2(イブキの変身前の“変身”が見もの)
十八之巻 挫けぬ疾風    +2(不利を承知で戦いに赴くイブキ!)
十九之巻 かき鳴らす戦士  +2(轟鬼のバケガニ3連斬!)
二十之巻 清める音     -1(アミキリ、引っ張っておいてアッケなさ過ぎ)

【 ↑ DVDのVOL.5 は購入済み 】

二十一之巻 引き合う魔物  +2(轟鬼と姫のアクション)
二十二之巻 化ける繭    -1(ナナシも合体音撃もカッコ悪い)
二十三之巻 鍛える夏    -1(話に不整合あり、ドロタボウ酷過ぎ)
二十四之巻 燃える紅    +2(響鬼紅カッコイイ!)

【 ↑ DVDのVOL.6 は予約済み 】

二十五之巻 走る紺碧      0
二十六之巻 刻まれる日々  0
二十七之巻 伝える絆     0
二十八之巻 絶えぬ悪意   0

【 ↑ DVDのVOL.7 は買わない 】

二十九之巻 輝く少年    0(あんまり輝いていない)

   ※ 一之巻~二十九之巻の平均点 0.59 ※

三十之巻   鍛える予感   -1(桐矢の台詞酷過ぎ)
三十一之巻 超える父    0
三十二之巻 弾ける歌    0(小暮の良さとカマイタチの酷さで相殺)

【 ↑ DVDのVOL.8 は買わない 】

三十三之巻 装甲う刃     -1(話に不整合あり)
三十四之巻 恋する鰹     0
三十五之巻 惑わす天使   +1(ザンキが「鬼の法則」に合致、ヒビキのキャラが立った)
三十六之巻 飢える朱鬼   +2(鬼になることに関する掘り下げた話はこれが初めて)

【 ↑ DVDのVOL.9 は購入する予定 】

三十七之巻 甦る雷      +2(斬鬼カッコイイ!)
三十八之巻 敗れる音撃   +2(みどりさんに1点、「必殺技敗れる」に1点)
三十九之巻 始まる君     +2(やっと少年ヒーローらしくなった明日夢)
四十之巻  迫るオロチ     +1(あきらとイブキの明日はどっちだ!)

【 ↑ DVDのVOL.10 は購入する予定 】

四十一之巻 目醒める師弟  +1(弟子問題決着、一区切りついた)
四十二之巻 猛る妖魔     +1(轟鬼惨敗、まさかの展開!)
四十三之巻 変われぬ身   +1(話は良いが、バトルが雑なので1点減点)
四十四之巻 秘める禁断    0(話は良いが、バトルが雑なので1点減点)

【 ↑ DVDのVOL.11 は購入する予定(VOL.10 からのストーリーの繋がりを重視) 】

   ※ 三十之巻~四十四之巻の平均点 0.73 ※

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 意外にも、それなりに明確な差が付いて、30話以降に軍配が上がった。
 全体的な印象では、漠然と「同じくらいかな」と感じていたのだが。
 もちろん、もし旧スタッフが30話以降を製作した場合、それがどんな出来になっていたかは分からないし、新スタッフが1話から製作していた場合、それがどんな出来になっていたかは分からない。だから、私のこの採点結果は、新旧スタッフの優劣を評価するものではない。飽くまでも、29話までと30話以降の作品自体を単純に比較しているだけである。

 こうして改めて採点してみて気付いたことは、25話から28話までの印象が非常に薄いこと。この4話分が、今回の採点の足を引っ張った形になっていると思う。
 これは重要なことかも知れない。30話以降もこんな感じで話が続いていたらと思うと、ちょっとゾッとする。当時はそれほど気にならなかったが、今思えば「ぬるま湯につかったような」展開だったのではないだろうか。

 もう一点、36話以降は話が切れずにずっと繋がっており、本当の意味での「連続ドラマ」になっていることにも注目したい。
 29話以前は、原則として「2話セット」のブツ切りドラマで、そのセットとセットの間で流れが失われていた。キャラクターに連続性があっても、物語に継続的進展性が無いのだ。ヒビキも明日夢も一貫した明確なテーマを持っていないのがその原因である。9話の暴力問題がその後の一貫したテーマになっていれば、また違った展開もあったのかも知れない。しかし実際にはそうはならず、28話で唐突に復活して明日夢の進歩の無さを浮き彫りにしてしまった。

 桐矢京介というキャラクターが、30話に登場して以来、一貫したテーマを持ち続けていることは、このことと比較すると対照的である。淡々と弟子を続けているあきら、淡々と鬼を続けているヒビキ、鬼になるモチベーションを全く見せない明日夢は、「物語を回す・繋げる」力を持っていなかったということだ。
 29話までの『響鬼』には存在しなかったベクトルを持っているが故に、登場当初は浮きまくっていた(意図的に異質さを描き込まれていた部分もある)桐矢京介。29話かけても全く目処が立っていなかった明日夢の弟子入りを、実現に持ち込んだ功労者は間違いなく彼である。

 なぜ桐矢京介は、明日夢を弟子入りさせることが出来たのか? 逆に言えば、なぜモッチーやあきらや「たちばな」の面々では出来なかったのか?
 それは桐矢自身が「鬼になる」という強いモチベーションを明確に顕し、一貫してそのための行動を起こし続けたからである。30話以降の『響鬼』は、「桐矢京介が鬼になる物語」なのかも知れないと思える程に。
 29話までの『響鬼』は、29話で「擬似的な最終回」のスタイルを取って物語をリセットした。
 それと同じように、30話からの『響鬼』は、「テーマ一貫」という新たな属性を持ったキャラクター・桐矢を投入することで「擬似的な第1話」のスタイルを取り、物語をリセットしている。『響鬼』は、二重にリセットされた作品なのだ。

 「師匠と弟子の物語」は、ザンキ&トドロキに分業してもらっている部分が大きいが、彼らは実は「強力なゲスト」に過ぎない。表には大きく露出しているものの、決して主役ではない。
 30話以降の『響鬼』の“影の主役”は、やはり「裏・明日夢」である桐矢京介なのだ。
 安達明日夢という“表の主役”は、桐矢という“影”を得て、初めて動き出した。
 「光のあるところに影がある」のではなく、「影の無いところに光は無かった」のが、29話までの『響鬼』だったのではないだろうか。

 残りあと4話。
 謎は謎のまま終わらせても構わないから、30話以降一貫したテーマを持ち続けている桐矢というキャラクターを、最後まで描き切って欲しいと思う今日この頃である。
(桐矢京介という人物は実は存在せず、明日夢のもう一つの人格だったという『ファイト・クラブ』みたいなオチでもOK)
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コメント

こうして振り返って頂くと

とても興味深いです。お疲れ様(^^;)
思えば私がHDD→DVDへの保存をやめたのが「走る紺碧」でした。それまでは全話保存してあったのですが以後は「正しいヲタ」としてザンキさん出演シーンのみ保存に…。20話代で物語としての「動力」がなくなってしまったような気がします。振り返ってみると当時の現場は混乱だったのでしょうが、結果で判断されるのがプロの世界ですからね…。

プロの仕事

 コメントありがとうございます。
 私もプロとして電気設備の設計から施工(監督)をやっていたことがありますが、金と時間と空間をふんだんに使えば、良い物が出来て当たり前。限られた予算と時間と空間の中で、一定以上のものを作り続けるのが、プロの腕の見せ所です。
 私財を投じてでも作り続ける…というのも別の意味では評価できますが、『響鬼』はそうではありませんでしたからね。

これは完全に主観での比較ですので、「自分は後期の方が面白いと思ってるよ」という主張以上の価値はなさそうですが、他人が何を面白いと感じ、何を面白くないと感じるのかを見るのはなかなか興味深いです(^^
ちなみに私の主観では、やはり過剰な予算や手間隙を費やして作られた前半の完成度、その魅力が後半を遥かに凌駕してしまいます(笑
でも、30話直後は世界から「つじつま」という言葉が消失してしまったような酷い有様でしたが、最近はスタッフも余裕が出てきたのか「いつもの平成ライダー」としては充分に楽しめています。予算を使わずに一定レベルの面白さを維持しているということを加味すれば、まあ五分五分ってことでいいんじゃないかな・・・と思っています(^^

>けんぼうさん

 この記事のテーマは、「定量化された判定」です。私はボクシングファンですので。
 けんぼうさんの「主観」は、いわゆる「印象判定」で、古い概念です。要するに、どんぶり勘定。
 現代ボクシングでは、「ラウンドシステム」と「10点法」が採用され、より進歩した判定が行われています(最近の採点傾向には問題がありますが)。私は、一度この方式でTV番組を採点してみたかったのです。
 ちなみに、視聴率は1話ごとの「0か1か」の主観判定の総和(サンプル総和)ですね。

なるほどー。
でも、その「定量化された判定」を行うものさしが「主観」なので、結局は結果として現れるのも「主観」でしかないようにも思えますけれど(笑
まあ、実験ということですよね。
本当に「判定」としての価値を与えるには、複数の人間が同じように評価をする必要がありますしね。

念のため

 念のために書いておきますが、作品の「判定」というのは割れて当然なんです。
 ボクシングみたいに有効打の質×量を比較するわけではありませんので。
 第○話に、以下の基準で何点付けるのか、これが「定量化された判定」ということ。
 ただ漠然と「面白かった」と言うのが印象で、「2点(面白いから、DVDを買って観よう!) 」と具体的に条件と得点を関連付けることによって評価するのが、ここで言っている「判定」。
 「DVDを買って観る」という基準は、万人にとって「DVDを買って観る」こと以外の何物でもない。レンタルで済ませる人は2点付けちゃいけない、そういうこと。

採点基準 …   -2(面白くないので途中でチャンネルを変えた)
            -1(観たけど、面白くなかった)
            0(普通です)
            +1(面白いが、買って観るほどではない)
            +2(面白いから、DVDを買って観よう!)

私の評価

>けんぼうさん
>でも、その「定量化された判定」を行うものさしが「主観」なので、結局は結果として現れるのも「主観」でしかないようにも思えますけれど(笑
>本当に「判定」としての価値を与えるには、複数の人間が同じように評価をする必要がありますしね。
というけんぼうさんの意見も、けんぼうさんの主観ということになるのですが、それで……なんなのでしょう?
僕がこのように判断していることも主観であるとして――やはり、なんなのでしょうね?
それこそ、「客観的にこのブログを見ると」などと言うまでもなく、
ここは震電氏のブログなのだから、震電氏の主観と言えるのですが……やっぱり、なんなのでしょう?
震電氏が29話までの響鬼と30話からの響鬼を採点比較してるわけですが。
複数の震電氏が述べているように見えたということなのでしょうか?(笑)
いや、管理人さんはひとりでしょう(汗)

さて、私がひとりで考えて、書いている文章なので、先に「主観」だとわざわざ文字にして断っておきますが(爆笑)、
私の29話までの響鬼と30話からの響鬼では、30話以降の響鬼が面白かったと思います。
大きな理由は、ヒビキと明日夢の関わり合いの変化と、桐矢京介の活躍でしょうか。
第三十話。プロデューサーが白倉氏、脚本に井上氏が登板していきなりの回で、
私がいままでずぅ~っと響鬼で見たかった、というか「描いてあたりまえ」なことが、初めて描かれました。
それは、明日夢が魔化魍との戦いで響鬼をサポートする、という要素です。
……さっさと明日夢が響鬼に弟子入りしていれば見れたと思うんですが(汗)
カシャとの戦いで響鬼の音撃棒が弾き飛ばされ、しかしそれを見ていた明日夢が棒を拾って響鬼に投げ渡す。
……これが見たかった!
いったいなぜいままでやらなかったのか。さっぱりわかりません。
かたや妖怪退治、かたや盲腸で入院とか……まったく双方の物語に関連がありませんでした。
(明日夢は退院時に猛士の一員であるザンキさんと会話を交わしますが、
一部の視聴者のあいだで「まぁ、焦らずにな」という言葉がはやったくらいで、
ほかにネタにできるところがない。明日夢もなにも変わってきてませんでした)
とにかく面白い絡みかたをしないヒビキと明日夢にもやもやしていました。
それがやっとこさわかりやすい進展があったんで、かなり興奮。
なんかもうそんな小さな(?)盛り上がりで喜べるようになってしまったのは、29話も鍛えて、いや耐えてきたせいというか……。
そして桐矢京介について。初登場でのインパクトのある振る舞い。
「自転車勝負」「寿司」「道場(部活)破り」
……29話までの内容の薄さが一瞬で吹き飛ぶ楽しさに、ゲラゲラ笑いながら見てしまいました(笑)
いまや彼は登場人物のなかで、一、二を争うほどの目立ちっぷり&キャラ立ちっぷりだと思うんですが、
彼さえ出していればなにをやっても面白い、まるで「ウルトラマン京介」のような気さえしてきました。
まぁ、運動音痴のままじゃ戦闘ではかっこいい活躍ができなさそうなんですけど(汗)
あと、直後に登場する小暮さんもかなりインパクトがありました。京介の尻を叩くところも見たかった気が(笑)

30話以降の響鬼は、むしろ29話までの響鬼と比べて、辻褄が合わないことが少なくなったと思います。
29話までの響鬼で、既にいくつもの設定崩壊や行き当たりばったりと思える部分が見受けられました。(それと表現&説得力不足)
まず鬼と魔化魍の戦闘で重要な「音撃」について。
番組当初、もとい作品通して大切な要素のひとつのはずなのですが、
これが「音撃でしか魔化魍は倒せない」のか、「音撃を使ったほうが魔化魍には効果的」なのかがわからないんですよ。
29話以前、九之巻で響鬼がオオアリと戦うのですが。
音撃棒を振るってオオアリの四肢をボッキンバッキン折りまくり!
……あれ? このまま倒せそうじゃないっすか?(汗)
第九回目にして、音撃はどこにいったのか。
硬い相手なら関節を狙え! というお約束もありますが。オオアリ戦って、関節を折ってたかなぁ?
そしてオオアリへのとどめには音撃をしていましたが……
やはり音撃でしか倒せないのか、音撃が効果的なのか、これではわからない。
のちに、十二之巻だったと思うのですが、たちばなの地下に迷い込んだ明日夢とみどりさんの会話で、
「魔化魍は音撃でしか倒せないの」と発言するのですが。
……彼女はDAばかりに夢中で、音撃武器についてはいまひとつなのでしょうか。
(のわりに、あとで小暮氏開発の装甲声刃にはダメ出しをするくらいなんですよねぇ。
 まぁ、こっちは29話以降での話なんですけど)
ただ、言葉足らずなだけなのか。
そして二十之巻。アミキリとの戦いで、響鬼が鬼棒術・烈火剣を使います。
そりゃもう音撃でもなんでもない、炎を固めただけの剣。
それでアミキリの羽やらなにやらをバッサバッサと切り落とすんです。
……だから音撃は(略
まぁこの回でも結局轟鬼の音撃で戦いが終わるのですが。やっぱりはっきりしない。
そして二十九之巻。この回でもヨロイツチグモの四肢を響鬼は、折る、折る!
……もういいです。
ひょっとして、魔化魍には「核」のようなものがあり、それを破壊することにのみ音撃が必要なのでしょうか。
核のようなものは体の中心部と相場が決まっている。脚くらいなら折れてもおかしくない、とか?
……そんな他作品でごろごろしてるような設定、響鬼で聞いたことはないんですけど。
少なくとも番組内では描かれていないはずです。
ま、私は「音撃でないと倒せない」のではなく、「音撃が効果的」のほうで解釈しておきます。
そもそも音撃でないと倒せない理由がまったく描かれてませんからね。
バケカニは肉弾攻撃では硬そうですけどね(笑)
(劇場版ではバゲガニを音撃なしで倒したり、童子姫を音撃で倒したりしますが、
30話以降のメインスタッフが関わっているということでここでは割愛)

次に夏の魔化魍について。
なぜ夏の魔化魍は太鼓でしか倒せないのか? これが本編で説明不足なんですよね。
「なぜ鍛えて音叉を鳴らせば変身できるのか」なんていうレベルではなく、
映像作品なのに、映像を見るだけでもさっぱりわからないのが問題なんですぅ……。
(「増える」のは攻撃とはあまり関係がないようでしたし。
ドロタボウは背中の一部、カッパは首、化け猫は尻尾を千切って分裂。
ま、夏の太鼓関係の回については、「太鼓のおもちゃを売るためのテコ入れ」だと思いますが、
番組の裏方の話ですよ、それ(汗)
そういえば響鬼の太鼓について、いつのまにか起動時に「いよぉ~っ」という効果音が入ったり(おもちゃ仕様)、
大きく広がっていったりと、落ち着きがなかった……。
響鬼のキャラクターについても、「危険な接近戦用の太鼓の使い手で、鬼たちから一目置かれている」
というような設定を聞いていたのですが、放送では弾鬼やら鋭鬼やら、次々と太鼓の鬼が……(汗)
むしろ弦の鬼のほうが、魔化魍に背後を見せて音撃を決めるんだから危険やん(笑))
しかもこれらの設定が、守られても「まったく面白くない」ということなんですよね(脱力)
変身するたびに衣装がなくなる、というのもそうです。
これ、ただ「変身」することよりも面白いんでしょうか?
撮影の足を引っ張るだけで、いちいち着替えさせても大した演出にもなってないと思うのですが。
(劇場版の話ですが、私は衣装が変わらなくても違和感は感じませんでした。
衣装ではありませんが、変身時に「カブキ!」やら「ニシキ!」と叫ぶのはすごくよかったです。
「変身」というセリフがないのがすごくもったいなかったのですが、
「変身セリフ」というものが一時的にであれ復活したのはうれしかった)
変身すれば服がなくなり裸になる。
……それ、映すんですか?(最近映しましたが(笑))
使いづらい設定ですね。そもそも、変身まえから取り出せた音撃棒やDAからして、
装備帯は変身まえに身につけているものだと思っていたのですが。
戸田山の「轟鬼」襲名時、戸田山の下半身がザンキさんのコートで隠されるんです。
「顔だけ変身解除を覚えろ、恥ずかしい」って。
これは超ハイレグなフンドシつき装備帯が変身解除で消えてしまったから全裸で恥ずかしいということなのか、
超ハイレグなフンドシだから、横から卑猥なものが思いっきりはみ出していて恥ずかしいというのか、どちらなのでしょう。
響鬼の関連グッズで、おもちゃではなく、実際に使用できるパンツ用のベルトがありまして、
その背中側に音撃棒の模様があって、雑誌の紹介で「このベルトが変身時に装備帯へと変わる」とのように記載されていたのですが。
……ベルト販促用の唐突な設定変更ですよね、これ(脱力)
だから「変身解除とともに装備帯は消えた」ということなんでしょうねぇ。
(最近ザンキさんが装備帯どころか変身音枷まで消えていたようですが、
あれは単純に、ピンチだったので、変身解除で吹っ飛ばされてどこかへいったんでしょう。川岸でしたし)

そして一番呆れたのは、「バイク」についてです。
ライダーなんだからバイクに乗るのはかまわないのですが……。
100メートルを3秒で走れる響鬼が、なぜバイクなどに乗る必要があるのか?
(威吹鬼は2.5秒。ちなみに公式サイトに記載された公式設定(笑)なのです)
響鬼がツチグモから明日夢と千寿を助け、弾鬼がヤマビコの童子姫から男性を助けた。
それ以外、番組ではいつも被害者の出るシーンを描いていたと記憶しています。
そんな鬼たちのひとりが、わざわざ最高時速二百数十キロ程度のバイクで現場に駆けつける理由ってなんなんでしょう。
変身して移動したらばれるから? えっと十之巻で変身したままイブキの竜巻にふたり乗りまでして(略
魔化魍出没地域は避難勧告でも出されているのでしょうか?
空飛ぶオトロシは、移動しながら戦ってたんですけどね……。
企業秘密を一般人に喋ってしまいながら、「明日夢くんにはつい喋っちゃうんだよねぇ」
などと言う人々が配慮するのかなぁと(笑)
(ヒビキは香須実さんから「また喋っちゃったの」というふうに言われるくらいですからね)
のちに響鬼は紅のまま凱火を運転して見せてくれました。
……派手すぎだって。

29話までの「物語」については、「設定」や「辻褄」以上に突っ込みどころがあるのですが、
ただでさえ長文なので、また別の機会に。
というか、超長文でほんとすいません。いつのまにかこんなに長くorz

特に戦いで勝敗を決するはずの大切な設定である音撃が曖昧と言うのは本当に酷いです。
私の挙げた一連の話を、もし29話までのメインスタッフが「(視聴者の)読解力が足りないせい」などと言ったら、
……やれやれという感じですね。

音撃について

 剣太郎さん、コメントありがとうございます。剣太郎さんが、今回の採点基準で29話までを採点したら、平均点が0.5を割り込みそうですね。

 音撃に関しては、「清めの音による攻撃」を増幅したものだと解釈しています。「清めの音」とは、「鬼石から発生する音」。
 響鬼のバチには鬼石が付いていますので、これで打撃すれば「清めの音」が発声し、出力は小さいが音撃と同じ性質の攻撃になるはずです。
 みどりも、爆裂火炎鼓に関して「清めの音の増幅度を上げてある」というようなことを言っています。太鼓は、飽くまでも増幅装置で、発生装置ではない。
 だから、太鼓なしでも、ひたすらバチで叩いていれば魔化魍は退治できるのでしょう。ただ、それだと鬼の方の体力が持たない。あるいは、胴体は装甲が極端に厚くて、バチで叩くだけでは「清めの音」が内部に浸透しないのかもしれません。
 よって、増幅装置を使った攻撃=音撃を行う。

 ただ、なぜ音撃で魔化魍が爆散するのか、絵的な説得力がないんですよね~。
 クウガやアギトは、「封印パワー」を相手に打ち込むという明確な視覚イメージがありましたが、『響鬼』にはそれがない。
 威吹鬼の音撃なんか、撃ち込んだ鬼石がラッパの音で爆発しているように見えます。細川さんがTV番組で「この太鼓が爆弾で、相手に貼り付ける」とか説明されるのも分かる気がします。
 ハリウッド映画にするなら、音撃の設定もこうしないと↓
http://sinden.blog6.fc2.com/blog-entry-20.html

 変身することで衣類を喪失することにこだわるのなら、鬼フンドシや、その後帯に装着してあるはずのバチにもこだわれよ、とは私も観想記事に書いています。この点に関しては、32話で小暮が警策を背中から取り出す描写があったのが嬉しかったです。

はじめましてMETHIEと言います。
興味深い採点比較面白い結果になりましたね、
参考として自分のはてなに載せて意見してみました。

 METHIEさん、はじめまして。コメントありがとうございます。
 はてなの方も読ませてもらいました。
 やはり、29話以前はドラマが平坦です。「害獣駆除」を仕事とする人たちの淡々とした日常というのが基本ラインなので。
 熊よりも明らかに頭が悪そうな獲物を狩る猟師というのも、相当カッコイイかピンチかのどちらかでないと、攻防というものが見出せない。

 積み木に例えると…

 低い基本レベル(ただし安定している)に、どれだけ上乗せできるかというスタイルが29話までで、
 高い基本レベル(ただし不安定)に、更に高く上積みしようというスタイルが30話以降のように思えます。

よく言われる事ですが、やはり29話までのドラマが平坦になったのも、明日夢の弟子入りをキャンセルしたからではないでしょうか?
たとえ「害獣駆除の仕事」であっても、修行中の主人公を通して描けばそれなりに危機感や緊張感は出せたと思うんですよね。
弟子入り路線を変更したにも関わらず、それに代わるドラマ的盛り上がりを用意出来なかったことが失敗の大きな原因でしょう。
明日夢弟子入りと鬼の修行をストーリーのメインに据えていれば、子供にも受けたと思うんですけどねぇ……。修行次第でヒーローになれるって話ですから、子供達だって喜んだんじゃないでしょうか。

 猫さん、コメントありがとうございます。
 『響鬼』の失敗の原因は、↓でジックリ書きましたので、読んでいただければ幸いです。

http://sinden.blog6.fc2.com/blog-entry-156.html

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[etc] 仮面ライダー響鬼いろいろ

最近の響鬼の考察だとはすはなさん(id:lotustea)とkorohitiさん(id:korohiti)のが面白いですね。 陰陽道は全然知らないのだけど、ザンキさんが腕にかいてた字について考察している方(http://plaza.rakuten.co.jp/tamontei/diary/200512180000/)も。確かに梵字は陰陽道

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震電

震電

 写真撮影時40歳。
 いい歳して云々といった決まり文句は私には通用しない。たった一度の人生、他人に迷惑をかけない範囲で楽しみます。