2017-10

「ザンキ&修行初期の戸田山」について想像する

「ザンキ&修行初期の戸田山」について想像する


 この記事は、拙ブログの記事 ディスクアニマルの使われ方について考える の続編です。
 また、この記事は、
rihoさんのブログ『王様の耳はロバの耳』の記事 【響鬼四十一之巻「目醒める師弟」】
 から、アイディアを得て書きました。

 あきらが「鬼になるための修行の一環」として、明日夢と京介にやらせたのは「旗を手に、横断歩道で子供たちの誘導を行なう」というボランティア活動でした。あきらは以前、本当にこの「修行」を課せられた経験を持っているようです。
 rihoさんは、ザンキがこの「修行」を弟子時代のトドロキにも課し、明日夢たちに対するあきらのように、自ら手本を示していたのではないかと推測されていました。

 もしそれが事実だったとすると、大きな問題が発生した筈です。
 歩くホルモン、じゃなかった「歩くフェロモン」の異名を持つザンキを、世のお母さん世代の方々が放っておく筈がありません。それなりの人通りのある横断歩道でザンキが児童を誘導していれば、「イイ男が○○の横断歩道にいるんですって!」という情報は、光の速さで児童のお母さんやその周辺の女性達の間に伝わります。
 翌日、ザンキたちがいる横断歩道には、児童のお母さん達が集結。渋めの中年を好むタイプの女子高生も寄って来るかも知れません。とにかく混雑します。通勤途中を装ったOLの乗った車が、何台も横断歩道付近に駐停車すれば、渋滞の発生も有るでしょう。

  戸田山「ザンキさん、何でこんなに人が集まってるんスかね?」
  ザンキ「まぁ、大半は児童の親なんだろうけどな…」
  戸田山「昨日、何か事件でもあったんスかねぇ? あ、あそこの車、あんなところに停車
      して…」
  ザンキ「…戸田山、場所を変えるぞ」
  戸田山「え? あ、ハイ、でもあの車、駐停車違反なんで、ちょっと一言言ってやらないと」
   ザンキは、駐停車違反の車にこだわる戸田山を放置して、スタスタと歩き始める。
  戸田山「あ! ザンキさん待って、ザンキさーん!」

 慌ててザンキを追いかける戸田山。彼の背後で、お母さん達が一斉に切ない溜息をついたことに気付き、戸田山は訝しげな表情を浮かべる。

 翌日、ザンキは出発前に戸田山に指示を出します。
  ザンキ「戸田山、今日からディスクを使うぞ。この範囲の全ての横断歩道に座標を設定して、
      ディスクを放て」
  戸田山「ディ、ディスクを使うって、魔化魍が…」
  ザンキ「いや、そうじゃなくて…ディスクを使って、ご婦人方の集まっていない横断歩道を探す
      んだ。まぁ、確かにお前の言う通り、魔化魍を探す練習にもなるよな」
  戸田山「ああ♪ なるほどぉ。分かりました、やるッス!」

 戸田山が一人でえっちらおっちら設定し、ステルス化して放ったDAが、一匹また一匹と戻って来ます。
  DA再生音「ペチャクチャペチャクチャ…ヤーネオクサン…ウチノダンナナンカ…」
  戸田山「あー、当たり…じゃない、外れッスね、この場合。次のディスクは…」
  DA再生音「ペチャクチャペチャクチャ…ッテユーカ、ヤッパアレッテマジサイテー…」
  戸田山「これは多分、女子高生…これも外れ…」
  DA再生音「キュルル……キュルル……キュルル……キュルル……」
  戸田山「あ、コレだコレ! ザンキさーん、見つかったッス!」

 ザンキと戸田山は、戸田山が特定した横断歩道へと、急いで移動。
 現着すると、確かにその横断歩道の周囲には、お母さんやOLや女子高生の姿はない。しかし、肝心の児童の姿も、全く見当たらないのであった。

  戸田山「ええと、あの、ザンキさん… 子供、来ないッスね…」
  ザンキ「ああ、来ないな…」
  戸田山「あ、でも、待っていればそのうち来ると思うんスよ」
  ザンキ「ああ、ずっと待っていればな…」
  戸田山「あ! そう言えばザンキさん、昨日のことなんですけど!」
  ザンキ「何だ? 言ってみろ」
  戸田山「昨日、俺が横断歩道から別の横断歩道へ移動する度に、俺の後ろで、女性達が、何
      て言うか、みんな溜息ついているみたいだったんスよ」
  ザンキ「それが…どうかしたのか」
  戸田山「イヤ、だからザンキさん… 昨日、横断歩道に女性が集まっていたのは、もしかして
      俺が目当てだったのかな~、なんて思ったりもするんですけど…どうなんスかね?」
  ザンキ「…戸田山」
  戸田山「ハイ、ザンキさん!」
  ザンキ「…スクワット」
  戸田山「ハイ?」
  ザンキ「こうしてただ立っているだけじゃ、修行にならんだろう? だから、スクワット」
  戸田山「ハ、ハイ、そうっすね。で、何回やればいいんスか?」
  ザンキ「横断歩道を渡りに子供が来るまで…だよな?」
  戸田山「ハイ?」
  ザンキ「ああ、でも千回越えたら、腕立て伏せに替えてもいいぞ。それも千回超えたら、次は
      腹筋な」
  戸田山「で、でもザンキさん…」
  ザンキ「戸田山、お前は鬼になりたいんじゃなかったのか?」
  戸田山「な、なりたいッス! ザンキさんみたいに、立派な鬼に! やるッス、スクワット!」

  町外れの横断歩道の脇で、戸田山はザンキに見守られながら、只ひたすらスクワットに励むのであった…。

 そんな修行の日々を重ねて、見事鬼になったトドロキ!
 だから、例えどんな状況になろうとも、自分に勝つんだトドロキ!
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コメント

なるほど~!

TBありがとうございました!!

なるほど、たとえ街中にいても、こうして毎日毎日DAを使う実践練習をし、
子供の通らない横断歩道脇で筋トレを続ける…。
たった2年で独立できたのもうなずけます!
見た目はそんなに逞しくないけれど、もしかしたら医師の想像を超える、
とんでもなく強靱な肉体を手に入れているかもしれない!!

その代わり、トドには子供の様子を観察する訓練が足りないから、
日菜佳ちゃんが誕生日に欲しがってるものを見抜けなかったり、
おやっさんの話をきちんと聞かなかったりするのかも(笑)
まぁ、お母さん・おネエさん方を腰砕けにするザンキさんも、
子供にとっては眼光鋭くコワイおじさんなので、泣き叫ぶ子供が相手では、
トドに手本を示すどころではなかったと思いますが(笑)

ザンキさんの人気

 コメントありがとうございます。
 コワモテのザンキさんですが、東京ドームとかのイベントでの子供人気はどうなんでしょうねぇ…。戦隊もののレッドと握手しても、泣き出す子はいるそうですし…。オーピンクのさとう珠緒さんでも、泣かれたことがあるとか。
 少なくとも、劇中のザンキさんは理想的な父親(または母親)なので、子供にも人気があると思うのですが、実際に会ったら、うーん、やっぱり引いちゃうのか?

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震電

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 写真撮影時40歳。
 いい歳して云々といった決まり文句は私には通用しない。たった一度の人生、他人に迷惑をかけない範囲で楽しみます。