2017-04

『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』第8話から第10話までの感想

『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』第8話から第10話までの感想
~ 晴れてテイワズ傘下となった鉄華団、その因果の行く先は?~

 地球から搾取され続けてきた火星という植民地が、独立を求めて動き出す。
 それはファーストガンダムにおけるジオンや、『ダグラム』におけるデロイアのような独立戦争を仕掛けることではなく、地球権力による火星の鉱物資源の流通規制を解除させることで、経済的な豊かさを得ることを目的としていた。
 しかし、それは現状秩序の崩壊を意味する。それによって新たな利権を手に入れるための抗争を勃発させ、下手をすれば結局は戦争になってしまう危険性を孕んでいた。

 意図して「戦争を起こす」のではなく、意図せずして結果的に「戦争を起こしてしまう」という構図である。
 火星独立運動の旗手であるクーデリアは、巨大企業テイワズに対し、自身の地球までの航路の確保と引き換えに、規制解除後の火星鉱物資源の流通業者として指名するという“密約”を交わす。これは地球側は勿論、火星側にも何の根回しも行っていない、クーデリア個人の独断専行である。この“密約”は、テイワズのボスが言うように戦争を防ぐための大義名分として機能するのか、それとも利権を求める戦火を開く火種となってしまうのか?

 第8話から第10話までは、鉄華団がテイワズの傘下に入ると同時に、クーデリア個人もまたテイワズと手を結ぶことになったイベントを核としつつ、登場人物の内面を掘り下げる描写が続いた。
 オルフェンズとは孤児を意味し、両親のいない鉄華団のメンバーを指す。そして、両親が健在でありながら絶縁に近い状態となっているクーデリアもまた、オルフェンズの中に自分の居場所を見出し始める。

 テイワズの下部組織であるタービンズと兄弟分になったことで、タービンズのボス曰く、
「武闘派で名の通ったタービンズに喧嘩を仕掛けてくる命知らずがいるとも思えない」
筈だったのだが、地球への航路を取って早々に、ギャラルホルンとは明らかに異なる所属不明のモビルスーツが襲い掛かってくる。
 物語は静から動へ。既に2クールの話数的には中盤に差し掛かかるところに来ており、これからどう展開していくのか、もう観続ける以外に選択肢は無い。

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コメント

震電様、こんばんは。先日は私のブログへコメントいただき、本当にありがとうございました。

オルフェンズの物語も、早いものでもう話数が2桁に乗りましたね。放送開始前に抱いていた期待を悠々と超える面白さで、毎週のめりこむようにして観ています。来週は久々の本格的な戦闘も描かれるようで、今から楽しみです。

私もキャラクターに感情移入しています

 まりおさん、コメントありがとうございます。

 『鉄血のオルフェンズ』は、放送前に宣材を見た段階では
「人物のキャラデザが、ちょっとクセのある感じだけど大丈夫かな?」
と不安を感じていたのですが、いざ始まってみると全然問題なくて、今ではキャラクターに感情移入しています(ファーストガンダム世代なので、作画の乱れも気になりません)。
 本当に一人も欠けることなく火星に戻って来て欲しいのですが、三日月がクーデリアに言ったように、現実は厳しいのでしょうね・・・。 

死亡フラグを立ちまくりなので
今回の内容から生還するのか
はらはらしてみています。

「これからも人は死ぬよ」という三日月の台詞は、視聴者の胸にも突き刺さりましたね・・・。

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 写真撮影時40歳。
 いい歳して云々といった決まり文句は私には通用しない。たった一度の人生、他人に迷惑をかけない範囲で楽しみます。