2017-10

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『ステルス』

『ステルス』
  2005年の映画館で観た映画:27本目
  映画を観た日:2005年10月8日(土)

 久々に観た、戦闘機アクション映画。いつの間にか、目標の年間24本をクリアしてしまい、今年27本目の映画である。

 主人公たちが乗る有人のステルス戦闘機“タロン”、もう一人の主役である無人ステルス戦闘機“エディ”、両方ともデザイン・映像クオリティ・動きの三拍子が揃ったナイスなメカニック・キャラクターだ。特にタロンの方は、現実の世界におけるF-15の後継機争いでラプターに負けてしまったYF-23を連想させるシルエットに、サンダーバード1号のような可変翼のギミックが合わさっており、メカ好きにはもう、たまらない。
 劇場で購入したパンフレットには、戦闘機の3面図どころか解説図も載っておらず、大いに不満である。この映画の主役は、人間ではなく2種類の戦闘機でしょ! プンプン!!
 余談だが、後にラプターとなったYF-22は(F-4ファントムほどではないかも知れないが)不細工であり、YF-23の方が遥かに美しいという見方が、航空ファンの間では多数派だと思うがどうだろうか?

 エディは、「優等生だが生意気なガキ」という分かりやすいキャラクター。そのまま悪役がエスカレートして、エディを倒して話が終わるのかと思いきや、途中から話の展開が変わっていく。「人間の本当の敵は、やはり人間である」というオチは、定番だが私の好み。
 改心したエディは、まるで『ナイトライダー』のKITTのような可愛い気のあるキャラクターに変貌。その最期は予想通りだったが、それでもジーンと来るものがあった。

 この映画は、単なる「USA万歳映画」ではないという点も評価したい。
 最初のミッションは「アメリカは世界の警察だ!」というノリだったが、二度目のミッションでは一転、自国の利益のためには罪のない他国の人々を犠牲にすることも厭わないアメリカ(軍)のエゴが表面化する。
 カーラが北朝鮮に不時着(パラシュートで降下)した責任は、飽くまでもアメリカ側にある。この際、北朝鮮は何も悪いことはやっていない。それにも関わらず、エディで北朝鮮に乗り込んで北朝鮮兵士を殺しまくるのだから、悪いのは明らかにアメリカ側である。投降しようとしない侵入者を攻撃するのは軍として当然のことであり、北朝鮮軍に非はない。
 一般的なアメリカ人観客がこの映画を観てそう感じるかどうかは分からないが、映画を作っている側が、この部分においてアメリカ側に正義がないことを意識しているのは明らかである。

 機動性よりもステルス性を優先している機体が、真っ昼間を想定した作戦訓練を行うことを始め、突っ込みどころは多々あった。それでも、娯楽作品としては上出来だったと思う。カーラ役がジェシカ・アルバだったらDVDを買うところなんだが…などと思っている私は、メカニック・ファン失格か?
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 写真撮影時40歳。
 いい歳して云々といった決まり文句は私には通用しない。たった一度の人生、他人に迷惑をかけない範囲で楽しみます。

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