2017-08

コスプレイヤーが著作権侵害の罪で逮捕される日は近い!?(その4)

コスプレイヤーが著作権侵害の罪で逮捕される日は近い!?(その4)


 TPPによって、日本でも著作権侵害の非親告罪化が導入された場合、コスプレイヤーが著作権侵害の罪で逮捕されるケースも十分に起こり得る。
 何故なら、一般的なコスプレイベントの会場で行われているコスプレの多くが、実際に著作権を侵害した犯罪そのものである(グレーゾーンではない)からだ。著作権侵害が非親告罪化された場合、それを誰でも公訴に持ち込むことが出来るようになる。誰であろうと、やろうと思えば合法的にコスプレイヤーを訴えることが出来るのだ。

 同人詩もコスプレ同様、著作権を侵害したものが多く、“ポケモン同人誌事件” や、“ドラえもん同人誌事件”などは、著作権者自身から罪の追及を受けている。

 しかし、それでもコスプレと同人誌には決定的な違いがあるというのが私の考えだ。
 同人誌は、著作権者から保護を受ける可能性があるが、コスプレに関してはその望みが薄いだろう。
 それは何故か?

 第一に、日本のコスプレ界には、中国製の海賊版が蔓延しているからだ。
「日本のコスプレは、中国の海賊版業者の温床になっている」
そう言われても仕方のないのが現状なのだ。

 中国の海賊版業者と言えば、偽ブランド品などを売りさばいて不当な利益を上げている、絶対悪的な存在だというイメージが一般社会にも定着している。日本のコスプレは、そこと結び付いてしまっているのだ。
 これは、日本の同人誌界には存在しない、コスプレ独自の重大な問題点である。仮にマスコミがこの点を捉えてネガティブな報道キャンペーンを行えば、日本のコスプレは致命的とも言えるイメージダウンを被るのではないか?

 第二に、日本のコスプレ界は、「新人養成の場として機能していない」ということが挙げられる。
 正規の出版社やアニメ会社やゲームメーカーなどが、同人誌を大目に見ている理由は、それが自らの業界にとって「新人養成の場として機能している」という現実的な側面も大きいだろう。
 同人の場を経由してからプロになる、いわゆる“同人上がり”の存在が、著作権者を同人誌保護の立場に立たせるのだ。

 コスプレに関しては、そういう側面はほとんど無い。言い換えれば、無視できるほど小さい。
 仮にコスプレが日本から全滅しても、同人誌さえ守っておけば、「新人養成の場」は安泰なのだ。

 日本から、違法なコスプレ完全に淘汰されたとしても、日本の正規出版社やアニメ会社やゲームメーカーにデメリットは無い。
 日本から、違法なコスプレ完全に淘汰された場合、困るのは中国(および国内)の海賊版業者とコスプレイヤーだけなのだ。

 だから、著作権を侵害しているコスプレを、誰も守ってくれはしないのだ。
「同人誌も同類だから」と思っているコスプレイヤーは、意識を改めたほうが良い。
 ちなみに私は、コスプレイヤーとしての自分を守るための取り組みを、既に始めている。
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震電

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 写真撮影時40歳。
 いい歳して云々といった決まり文句は私には通用しない。たった一度の人生、他人に迷惑をかけない範囲で楽しみます。