2017-04

コスプレイヤーが著作権侵害の罪で逮捕される日は近い!?(その1)

コスプレイヤーが著作権侵害の罪で逮捕される日は近い!?(その1)

 「コスプレはグレーゾーン」と言われることも多いが、それは間違いである。
 著作権者の許可を得ないで一般的なコスプレイベントに参加することは、著作権法違反の罪となる。明らかな犯罪であり、はっきりした「クロ」なのだ。
 ただ、現在の日本では著作権の侵害は親告罪なので、被害者本人(この場合は著作権者)が告訴しない限り、逮捕されることはない。罪を犯していることが事実だとしても、だ。

 ちなみに、単独犯による強制わいせつ罪・強姦罪も、著作権法違反の罪と同様、親告罪である。
「被害者が訴えないのだから大した罪では無い」と思っている人は、考え直した方がいい。
 原作を汚すような同人誌やコスプレのことを「原作レイプ」と表現するファンもいるが、正に云い得て妙である。
「自分の作品がレイプされた事実が公にされるのが嫌だから…」と泣き寝入りしている著作権者もいるということだ。

 さて、日本で、著作権法違反の罪が親告罪ではなくなったら、どうなるだろうか?
 つまり、著作権法違反の罪を、誰でも訴えることが出来るようになったら、どうなるだろうか?
 著作権者が泣き寝入りしていても、熱狂的なファンが通報して警察が動き出すという事態は、十分に考えられる。そういった事態の一つとして、
「原作のイメージを壊すコスプレをしているコスプレイヤーが、コスプレイベント会場で著作権侵害の容疑で警察に連行される」
というケースも当然含まれてくる。

 日本がTPPに参加することによって、日本でも著作権侵害の非親告罪化が導入される可能性が高まっていることは、コスプレイヤーの間では意外と知られていないようだ。
 TPPでは、著作権侵害の非親告罪化に賛成する国が、圧倒的多数を占めているのだ。
 ※以下の関連記事を参照

WikiLeaksがTPP"秘密文書"を暴露「著作権侵害の非親告罪化」に10カ国賛成
http://www.huffingtonpost.jp/2013/11/14/tpp-copyright_n_4271586.html

 このまま、日本でも著作権侵害の非親告罪化が導入されてしまったら、コスプレはどうなるのか?
 あるいは、著作権侵害の非親告罪化に備え、日本のコスプレ界はどうしていくべきなのか?

 今後も細々とコスプレをコスプレを続けていくつもりである者として、ざっくりとではあるが、少し考えてみることにする。
 次回は、コスプレが著作権を侵害している法的事実を再確認し、犯罪として立証されるパターンをシミュレーションしてみたい。先ずは、最悪の事態を想定することから始めるのだ。
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震電

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 写真撮影時40歳。
 いい歳して云々といった決まり文句は私には通用しない。たった一度の人生、他人に迷惑をかけない範囲で楽しみます。