2017-10

ハリウッド版『仮面ライダー』を考える

ハリウッド版『仮面ライダー』を考える

 ぼのさんのブログを訪問したら、トップが 世界進出してくれますように という記事になっていました。スクロールしてビックリ、「石ノ森章太郎作品が、ハリウッドで映画化される見通しになった」ことを伝えるニュースサイトのリンクが4プラス1コ。
 嬉しい! めでたい! 喜ばしい!
 このまま順調に事が進んで欲しいと切に願います。私は今年の4月、 『仮面ライダー響鬼』ハリウッド映画化計画!を考える という記事を書いています。
 更にそれより3年前にも、「ハリウッド版『仮面ライダー』を考える」という文章を書いています(ファイルのタイムスタンプは 2002/04/06/13:03 )。当時、某BBS(今はもう存在しない)に書き込みました(投稿日:2002/04/06(Sat) 23:20)。3年前の文章ですが、今でも思っていることなので、載せちゃいます。

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 日本でも公開される予定の『スパイダーマン』は、製作費が166億円。いかに世界規模で配給されるとはいえ、本当に採算が取れるのかという気がしないでもないが(マーチャンダイジングも含め)、何とも羨ましい限りではある。
 さて、怪獣王国であると同時にヒーロー王国でもある日本には、単体ヒーローとして『仮面ライダー』という作品が存在する。この『仮面ライダー』が、トライスター版ゴジラのようにハリウッド映画化されたら、どんな作品になるのだろうか? 以前は、自分の好みで

(1)『マトリクス』風の仮面ライダー
「仮面ライダー」というプログラムをインストールされた主人公が変身能力を得る。仮面ライダーがフォームチェンジすると、バイクも同時にフォームチェンジする。

(2)『ブレードランナー』風の仮面ライダー
人間に対して反乱を起こした人造人間の一人としての仮面ライダー。あるいは、反乱を起こした人造人間に対する対抗戦力として生み出された仮面ライダー。

を空想していた。しかし、『スパイダーマン』の166億円とまではいかなくても、『バットマン』並みの予算があれば、日本のオリジナル設定に近い『仮面ライダー』でも、世界規模で配給できるレヴェルのクオリティで創ることが出来るのではないか?
 そう思ったのは、『RIDING SPORT』というバイク雑誌を本屋で見つけ、レーシングスーツの格好良さに感激したからである。妙な表現になるが「ライダーであることを基本とする仮面ライダー」が無性に見てみたくなってしまったのだ。
 スーパーバイクを操り、単体あるいは少数で大都市を攻略することを目的として造られた超人ライダー。混雑した道路からアーケード、細い路地から地下街へ、さらにはビルの内部や壁面すら高速で移動し、神出鬼没で大都市の重要個所を同時多発的に破壊するオートバイ兵士。もし人類の敵として出現したら、現代社会にとって絶大な恐怖となる。しかし、“組織”が最高の技術を注ぎ込んで生み出した最初のオートバイ兵士は、“組織”を脱出し、その野望を打ち砕くために闘う「自由の戦士」となった…。

 仮面ライダーのデザインは、もちろん“オートバイ戦士としての超人ライダー”である。
 レーシングスーツの内側から外側へ筋肉が溢れ出して、一体化しているようなデザインが良い。あるいは、レーシングスーツを生体として再現したデザインとでも言うべきか。肩に少し角張ったパッドが入ったレーシングスーツのデザインを基本にして、逆三角形のシルエットになっているとカッコイイ。
 ベルトは、仮面ライダーBLACKのようにボディと一体化させ、(変身後は)バイクとシンクロするためのパーツとして描いたら良いと思う。

 ハリウッド映画化の際、一番問題になるのは、変身の処理であろう。普段着を着ているのに、その上にいきなり変身ベルトが現れ、光に包まれて?全身が変身するというのは、サイボーグという設定では無理がある(『マトリクス』風の仮面ライダーなら、これでもOKなのだが)。リアリティ的に許されるのは、

(1)サイボーグ体の人間が、強化スーツと強化ヘルメットを身につける。

(2)あらかじめレーシングスーツ(強化スーツ)とヘルメット(強化ヘルメット)を身につけているサイボーグの肉体がレーシングスーツ&ヘルメットと同調、両者が一体化・融合して形も変わる。

という設定だと思う。
 しかし、いずれもレーシングスーツ&ヘルメットを着る(着ている)ことが変身の条件となってしまうのが欠点となる。厚手のレーシングスーツを肌着のように常に服の下に着ているというのも無理があるし、ヘルメットの問題が残る。バットマンのように基地で着替えて出撃というのは自由度に欠けるし、アギトのG3シリーズのようにサポーターの力を借りるというのも別の意味で縛りが出来てしまう。
 変身ベルトは日常のベルトサイズで常時着用(実は肉体と繋がっている)しており、変身ベルトからナノマシンが放出されて全身を包み込み、レーシングスーツとなるというのがギリギリ許されるところか。
 ヘルメットに関しては、携帯電話のような手持ちのアイテムが大型化・変形してヘルメットになっても良いのではないか。サイボーグという設定を生かして、則頭部にスリットが開き、そこからシャッターが降りていくような感じでヘルメットが展開していくというパターンも考えられるけれども、ライダーの頭部を覆っているものは「脱げるヘルメット=外せる仮面」であって欲しいと思う。

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 予算が50億~70億円の劇場版『仮面ライダー』!
 早ければ2008年にも米国で公開されるという石ノ森作品が、『仮面ライダー』になるのかどうかは分からないが、本当に今から待ち遠しい!!
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コメント

 きんです。石森作品がハリウッド映画?ヒーローもの中心?うれしいような、
不安なような...。ところで、膨大な作品のどれを映画化するかと考えた場合に、
アメリカヒーロー映画の場合はいくつかの制約というか法則が見受けられ、成功
しそうな作品は限られると思います。僕なりに考えたその法則とは

1. 主役がメジャー俳優の場合は素顔で立ち回るのが非常に大事。というか、
  素顔のカッコよさをアピールする必要は絶対にあり。よって、常時フルフェイス
  のヒーローは困難か?

2.女優とのラブは欠かせない。敵にも味方にも美女。ロマンスを真剣に
  考えた場合は主役は「人間」が望ましい。

3.復讐を誓うダークヒーローか、世界に奉仕するポジティブヒーローのどちらか。
  前者であれば、活動資金は敵から奪う。後者であれば、バットマンのように
  最初から金持ち。(超人であれば、その限りではない。)

4.瞬間変身は映画内での理論説明がつかない限り無理。ロボコップのように
  変身(?)したままか、あくまで正体を隠すために服を着ることになる。

5.主役の能力が人間を超えている場合、スーパーマシンは基本的にはない。
  逆に主役が人間であれば、スーパーアイテムが存在する。

6.敵が特定の「組織」は最近の作品では皆無。個人の犯罪者レベルか
  それが結託する場合が多い。

 震電さんには悪いですが、これらにあてはまる石森作品は仮面ライダーでは
ありえなく、僕には1つしか思いつきません。そう、 「快傑ズバット」 ですよ。もう、
もともと無国籍ですから、アメリカ映画でも違和感はないです。キャスティングも幅
は取れるし、イケメン俳優めあての姉ちゃんも、ラブ目当てのカップルも、ヒーロー
目当てのオタク連中も全部まとめていらっしゃいですよ。ていうか、主役がラスベガス
あたりの「プロ」相手にダイスななめに重ねたり、ダーツをなんか十個くらい重ねて
刺したりとかすげえ見たい。

主役はギターつながりでアントニオ・バンデラスあたりで。

・・・でもなあ、Xメンとかをみると服を暗色にリファインするのが流行りみたいだし
なあ。マスクもハードマスクじゃなくて、ソフトマスクしかないだろうしなあ。
実際、どの作品を映画化するのですかね。楽しみにしましょう。
ではこんなところで失礼します。

最初にパッと浮かんだのは

 きんさん、コメントありがとうございます。
 最初にパッと浮かんだのは、実は『龍騎』のリメイクなんです。面がパカッと取れて、もっと騎士っぽい感じにして。
 うーん、別記事として書こうかしら。ちょっと考えます。

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世界進出してくれますように

今日は午後から半休にしてみた。会社員ではないので、半休届を書かないのがちょっとつまらない。さて、響鬼的にというより、仮面ライダー的に大きい(正確には期待したい)ニュースはこれなんでしょうね。>特撮関係でないブログさんたちもけっこう取り上げてます。●石ノ森

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 写真撮影時40歳。
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