2017-04

11期が加入したモーニング娘。について、ちょっと考えてみる

11期が加入したモーニング娘。について、ちょっと考えてみる

 モーニング娘。11期メンバーは、小田さくら、1名のみであった。
 最終審査直後に合格を告げるというパターンは前例がなく、また『ハロー! SATOYAMAライフ』における合宿審査特集の予告編を無視したタイミングでの合格発表であったことから、最初は非常に不可解な印象を受け、「内定していた合格者に逃げられたのではないか?」と思ったりもしたのだが、どうやらマスコミを最大限に利用するためにこうした流れになったようだ。

 モーニング娘。誕生15周年記念コンサート公開ゲネプロには、最近のハロプロとしては異例と思えるほど多数のマスコミ(TVカメラ含む)が現場入りしており、新メンバーのお披露目としては最高の舞台であった。当日のTVやスポーツ新聞をチェックしていないので実際のところは分からないのだが、今回の「11期メンバー加入」は、9期10期を遥かに超える規模で報道されたのではないか。

 さて、11期メンバーとなった小田さくらは、私にとっては完全にノーチェックのハロプロ研修生であった。しかし歌唱力は高く、れいな卒業後のメインボーカルとして十分に期待できる素材である。ルックスは現メンバーと被っておらず、若い頃の三田寛子に少し似た感じで、なかなか良い。性格も三田寛子を思わせる、“おっとり系だが芯は強い”タイプのようだ。
※ちなみに私は学生時代、三田寛子のファンだった(当時買った写真集は今も実家にある筈)

 彼女が背負っている“物語”も良い。スマイレージの2期メンバーオーディションに落選後、捲土重来を期してハロプロ研修生になり、モーニング娘。の11期のオーディションに合格したのだ。
 そもそも、モーニング娘。とは、ソロ歌手のオーディションに落ちたメンバーを集めて作られたグループである。
 敗者復活、それも別のユニットで!
 これぞ正しくモーニング娘。ではないか。
 9期10期が中心になっている現在のモーニング娘。が、「1周回って原点に戻って来ている」というイメージを放射している今、小田さくらの加入はそれを更に強めていくことになるだろう。

 ただし、小田さくらを含めた新生モーニング娘。の前途は予断を許さない状況にある。
 記念すべき50枚目のシングルは、久し振りに10万枚以上となる売り上げを記録した。これがモーニング娘。の人気復活の狼煙であるか否かは、次のシングルの売り上げで決まる。51枚目のシングルの売り上げが、5万枚程度に戻ってしまったならば、前回の記録は単なる“ご祝儀”であったと結論付けられてしまうだろう。
 事実、私は『One・Two・Three』に関しては、記念すべき50枚目のシングルということで、初回限定盤を最終的には4枚も購入した。しかし、『ワクテカ Take a chance』に関しては1枚しか買わないつもりだ。もっとも、『One・Two・Three』以前に買ったCDと言ったら『みかん』まで遡ってしまうので、私が“戻って来たモー娘。ファン”であることは確かなのだ。

 果たして『ワクテカ Take a chance』の売り上げは、どうなるのか?
 あるいは、どこからが“復活への第二歩”と言える枚数なのか?
 個人的には、単に数字としてなら7万枚台が“復活への第二歩”という印象を与えられる数字だと思う。ただし、本当に重要なのは「新規のファン」あるいは「戻って来たファン」が、どれだけ定着するかということである。ファン全体の10%以上が「新規のファン」、「戻って来たファン」を含めると全体の20%以上になっていなければ、例え10万枚以上売れたとしても「血を吐きながら続ける苦しいマラソン」でしかないのだ。

 私が何故、モーニング娘。に戻って来たかは、また別の記事に書くとして、今後のモーニング娘。に期待することを簡単に述べてみる。
 れいなが卒業するまでは、小田さくらとれいなのツインボーカル。
 れいなが卒業したあとは、小田さくらがメインボーカルで、ズッキとまーちゃんがサブボーカル。
 つまり、れいな卒業後、歌に関しては「小田さくら、ズッキ、まーちゃん」の三枚看板で行けるようになっていることが必要だと思う。

 りほりほは、あゆみんと「ダンスにおける2枚看板」を構成し、そちらをメインに活躍するべきだ。
 『ガチ☆キラ』において、9期10期のみのモーニング娘。が、りほりほとフクちゃんのツインボーカルで生歌を歌うのを聴いたが、スマイレージ2期メンバーのみの生歌と比べると明らかに劣っていた。それも単に「劣っていた」だけではなく、「これでは駄目だ」という危機感を感じるレベルであった。りほりほもフクちゃんも歌声が薄く、立体感が決定的に欠けていたのである。
「このままではヤバイぞ…、れいなが卒業する前に、早く何とかしないと…」
 あのとき、そう思ったのは私だけではあるまい。

 小田さくらが加入したことで、一番ホッとしているのは、多分れいなだと思う。自分が卒業した後でも、女性ボーカルグループとしてモーニング娘。が機能する目処が付いたからだ。
 私も、小田さくらがモーニング娘。に加入して本当に良かったと思っている。私は中野のコンサートにおける握手会に当選しているので、「小田さんのような歌い手が加入するのを待っていました」と、本人に直接伝えるつもりである。
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震電

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 写真撮影時40歳。
 いい歳して云々といった決まり文句は私には通用しない。たった一度の人生、他人に迷惑をかけない範囲で楽しみます。