2017-10

『機動戦士ガンダムAGE』第35話から第38話の感想(その1)

『機動戦士ガンダムAGE』第35話から第38話の感想(その1)

 第35話『呪われし秘宝』

 今回は、「アセムが生きていた」ことにまつわる人間模様が良く描かれていた。
 アセムの親であるフリット、妹であるユノア。そして息子でありながら、アセムの記憶をほとんど持たずに育ったキオ。
 13年前のアセムをよく知る、かつての仲間、ロディとオブライト。
 アセムを知らない、ディーヴァのクルー達。
 その中で、噂をする者、それに乗らない者。
 キオとフリットの会話に聞き耳を立てていたメカニックマン達の中には、ウッドビットのようにアセムのことを知ろうとする者もいる。
 そして、セリックのように、フリットにその件で物申す者も。
 メッセージカプセルから再生された映像にアセムの姿を認めた瞬間、ロディが思わず「アセム…」と声を上げていたのも印象的。

 今回、「呪われし秘宝」の異名を持ち、戦争の行く末を左右するとされるEXA-DBの存在が明らかになった。現在は行方不明になっているそれを、連邦もヴェイガンも以前から秘密裏に捜索し続けているというのだ。
 その説明の中で、ゼハートがサラッと「80年前、イゼルカントは地球圏にて腐敗した連邦の調査を行っていた」という旨を語っている。80年前と言えば、フリットが生まれる10年前である。やはり、イゼルカント(彼を含むヴェイガンからの潜入部隊)と、アスノ家には何か関係があるのだろうか。

 EXA-DBの存在が明らかになったところで、物語が“EXA-DBの争奪戦”の様相を呈するのかと思いきや、直後に“ガンダムの争奪戦(ガンダム捕獲を巡る攻防)”という展開になった。これに関しても、「EXA-DB = ガンダム」という暗喩を感じさせる。
 つまり、10年前に地球圏でEXA-DBを発見したヴェイガンからの潜入部隊の一員が、ヴェイガンを裏切ってその大部分を個人的に持ち去り、地球人社会に紛れ込んだ。紆余曲折を経て、EXA-DBは将来のガンダムの中、即ちAGEデバイスの中に封印されたということなのでは?

 モビルスーツ戦では、ガンダムAGE-3オービタルが初登場。オープニングでの印象は「ボディのボリュームはΖΖガンダム風のまま、ボディのラインをΖガンダム風にしたようなガンダム」だったが、本編で見るとΖガンダムっぽさをほとんど感じない。砂漠戦・広範囲掃射型のフォートレスが一寸ドムっぽかったこともあり、普通に宇宙戦・高機動型のAGE-3という感じ。

 ザナルド専用の重モビルスーツ・ザムドラーグが尻尾を使った一撃でAGE-3オービタルの動きを止め、
「攻撃方法はビームや剣だけではないのだよ!」
と言い放ったシーンは、ある意味カッコ良かった。ヴェイガン側のモビルスーツのキャラが立ったと思えた瞬間である。
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震電

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 写真撮影時40歳。
 いい歳して云々といった決まり文句は私には通用しない。たった一度の人生、他人に迷惑をかけない範囲で楽しみます。