2017-06

『機動戦士ガンダムAGE』第19話から第22話の感想(その3)

『機動戦士ガンダムAGE』第19話から第22話の感想(その3)

 『機動戦士ガンダムAGE』ブルーレイ(DVD)ディスクの第6巻に収録されると思われる、第19話から第22話までの感想を書いてみる。

 第21話『立ちはだかる幻影』

 前回の予告編では“撃破されるガンダム”の映像が流れ、ショックを受けた。
 私はファーストガンダム本放送をリアルタイム視聴していた当時と同じ条件で『ガンダムAGE』を楽しもうとしているので、第21話を観るまでは録画した予告編をチェックしなかった。(ファーストガンダム本放送当時は、一般家庭にビデオは普及していなかったのだ)

 だから、1回だけ観た予告編の記憶だけで、1週間「あの撃破されたガンダムは何だったのだろう?」と考えていた。いろいろ考えた挙句、あの映像は
「ベイガンに奪われたAGE-1を、アセムの乗ったAGE-2が撃破した」シーンではないかと予想した。実際には、シチュエーションが合っていないどころか、撃破されていたのはAGE-1ではなくAGE-2だったわけである。
 実は私、ファーストガンダム本放送をリアルタイム視聴していた当時も、予告編を見て「ズゴックによってガンダムが撃破された」と勘違い(実際には、撃破されたのはガンダムではなくジム)して、1週間悶々と過ごしていたことがあるのだ。予告編に対する自分の反応から、自分の中でガンダムのAGEを実感することになった。

 冒頭、戦闘訓練シーンでダミー(バルーン)が登場。フリット編では登場しなかったダミーがアセム編で登場するという点では、ファーストガンダムと『Ζガンダム』の関係と同じである。
 バルーンダミーの展開と言えば、私は『逆襲のシャア』のイメージが強いのだが、『ΖΖ』ではどうだったのだろう? 『ΖΖ』の記憶が相当薄れてきているので、一度ちゃんと観直さなければなるまい。

 今回はマッドーナ工房が再登場し、そこの2代目も登場した。
 偉大な父を持つマッドーナ工房2代目は、職業こそ違えアセムと同じ境遇にある。しかし彼は、「父を越えることは出来なくても、自分なりに出来ることを追求する」という人生観に開眼していた。その彼が造り上げたシミュレータによって、フリットが自分の父と仮想対戦するという図式は面白い。マッドーナの息子の“成果”に乗り込んで、フリットの息子が“成果”を得ようと模索するのだ。

 親子関係が縦の繋がりだとすれば、親同士、子供同士の繋がりは横の繋がりである。
 『ガンダムAGE』は当初、「アスノ家3世代の物語」という縦の世界観が強調されていたが、世代ごとの横の繋がりが生み出す世界もあるのだ。そしてそれは、必ずしも明るい世界ばかりではない点にも注目しなければならない。

 ロマリーは、アセムが戦場でゼハートと再会したことに対して
「いいなぁ…」
と羨ましそうに呟いた。そんなロマリーを見て、アセムは愕然とする。
 ロマリーは、フリットとユリンの悲劇を知らない。おそらく、アセムも知らない。それでもアセムはロマリーの反応を目の前にして言葉を失った。
 果たして、悲劇は繰り返されるのか? 髪の色を見る限り、キオ・アスノの母親はロマリーであるように思えるのだが。
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震電

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 写真撮影時40歳。
 いい歳して云々といった決まり文句は私には通用しない。たった一度の人生、他人に迷惑をかけない範囲で楽しみます。