2017-05

℃-uteの魅力を語る(2012)

℃-uteの魅力を語る(2012)

 2011年がハロプロにとってどんな年だったか一言で表わすと、「℃-uteのブレイクに再度失敗した年」である。『Kiss me 愛してる』というブレイクするに値する久々の良曲があったにも関わらず、テレビ(地上波)への露出が少なく、その機会を逃した。

 ℃-uteを知らない方は、YouTubeの℃-ute公式チャンネルにある『Kiss me 愛してる』のミュージックビデオを観て頂きたい。



 KARAと同じくらいメジャーになって然るべきクオリティだと思うのだが。

 ℃-uteの凄いところは、このダンスと歌のクオリティを、ライブにおいても、ほぼそのまま再現できるという点にある。
 ℃-uteのライブに、クチパクは無いのだ。(“踊ってみた”の類の一部の例外を除く)
 少なくとも、私がこの4年で20回程度、実際に客席で見たライブではそうだった(信じられない人は、4月から始まる℃-uteのツアーに足を運ばれることをお勧めする。チケットは普通に、ぴあ等で購入可能だ)。
 ℃-uteは正に、実力の高さが知名度に全く比例していないアイドルグループだと言えよう。

 私は1月7日に行われたハロプロ全体のコンサート『Hello!Project 2012 WINTER ハロ☆プロ天国 ~ロックちゃん~』をファミリー席で鑑賞したが、やはり℃-uteが一番だと実感した。
 もちろん、キャリアの面からベリキュー(Berryz工房と℃-ute)が他のグループより優れているのは当然と言えば当然である。そのベリキューの中で、℃-uteが1番だと感じた訳は、そのグループとしての完成度にある。メンバーに個性がありながら、グループとしての一体感も高いのだ。

 では、そんな℃-uteの魅力を、メンバーごとに語ってみたいと思う。
 ちなみにメンバーのイメージカラーは、スーパー戦隊シリーズの基本パターンである「赤・青・黄・桃・緑」が割り振られている。

 最年長(2012年2月に20才になる)であり、リーダーを務める舞美(矢島舞美)は、イメージカラーが赤。赤が割り振られたのは、やはりリーダーだからであろう。
 そんな舞美は手脚がスラリと長い和風美人。身長も165cmと高く、映像はもちろん舞台上でも非常に見映えがする。しかも身体能力が高くて、ダンスはパワフルかつしなやか。ハロプロ全体のコンサート『Hello!Project 2012 WINTER ハロ☆プロ天国 ~ロックちゃん~』でも、気が付けば舞美の姿を目で追っている自分がいた。
 このコンサートで気付いたことは、舞美のダンスの進歩である。従来の力強さに加え、柔らかい動きも上手くなっていたのだ。体の大きさといい、スタイルの良さといい、剛と柔を兼ね備えた動きといい、ステージで舞い踊る舞美の姿は、大勢のハロプロメンバーの中でも抜きん出た存在だった。
 高い身体能力と運動神経、そして見映えのする容姿を有していることから、アクション系の舞台や映画(Vシネマ的なものではあるが)の主役クラスを演じた経験がある。まだ経験が浅い現時点でも、アクション女優としては既に日本のトップと言っても良いのではないか。
 惜しむらくは、その歌唱力。少しずつ上達してはいるが、お世辞にも上手いとは言えない。ただし、その素直で純粋な歌声には、聴く者を元気付ける力が確かにある。
 ちなみに、兄が2人いる兄妹の中で育った為か、握手会のときの対応がナチュラルに良い。と言うか、ガバッと向こうから来る感じで握手をしてくれる。舞美に勢いがあり過ぎて、こちらがのけ反ったこともあるくらいだ。

 なっきぃ(中島早貴)も、理由は分からないが握手会のときの対応が非常にに良い。パシフィックヘブンのソロイベントのときなどは、私が軽い挨拶と握手で済まそうとしたら、なっきぃは握った手をギュッと手を引っ張って離してくれなかった(大袈裟に言えば引き戻された)。
 なっきぃは小柄だが、脚が長い。身長比で言えば舞美よりも長く、ハロプロの中でも彩花(スマイレージの和田彩花)と一二を争う。ヘソの位置が高いのも特徴で、衣装がヘソ出しのときは、長い脚が更に長く見える。
 また、体は既に出来上がっており、水着姿はかなりセクシーだ。
 ダンスのスキルは高く、総合的にはハロプロナンバーワンだと思う。ステージ上で踊るなっきぃの姿を一度目に捉えると、その曲が終わるまでなっきぃから視線を外せなくなってしまう。これを「なっきぃのダンスによる視線の捕獲」と呼ぶ。
 ただ、舞美同様、歌唱力は高いとは言えない。それでも、見た目と同じくして時に可愛く時にセクシーな歌声は聴いていて楽しい。
 イメージカラーは青(または水色)。アオレンジャー的なクール系のキャラではないが、℃-ute内でサブリーダー的なポジションにいるので、この色が割り振られたと思われる。

 愛理(鈴木愛理)は歌唱力が高い。℃-uteはもちろん、ハロプロの枠も超え、アンダー20では日本の女性アイドルの中で最高の歌唱力を持つのではないか。これで、いわいる“つんく歌唱(つんく唱法)”から解放されたら、更に伸びると思う。
 キャラは“おっとり系(癒し系)”であり、もっと言えば、ふにゃっとしている。それも、極めて自然に、ふにゃっとしている。
 それでいて、歌えば力強く、踊っても力強い。それも無理をしてパワーを出しているのではなく、極めてナチュラルに力強いのだ。その体はほぼ出来上がっており、特に脚が長いわけではないが、腰のクビレの素晴らしさは特筆に価する。
 腰のクビレに定評のある女性アイドルは、腰回りの脂肪が少なくて腹筋が見えそうなタイプが一般的だが、愛理はそうではない。お腹には腹筋の“ふ”の字も見えず、女性特有の柔らかさに満ちているにもかかわらず、クビレているのだ。
 この女性特有の柔らかさに満ちているクビレで、無理なくパワー系のダンスをこなしてくれるのだから、これはもう大変なことになっていると言って良い。同じ衣装で同じダンスを踊っている姿を見ても、舞美の場合は腹筋が割れていそうなアスリート系なので興奮すれこそ戸惑いはないが、愛理の場合は「いいんだろうか?」という妙な戸惑いを感じてしまう。
 イメージカラーはピンク。サバサバして男っぽいメンバーが多いと言われる℃-uteの中で、唯一女の子キャラと呼べる愛理に、このカラーが割り振られたのは至極当然である。

 ちっさー(岡井千聖)は℃-uteの問題児である。
 コンサートだというのに、信じられないくらい太った状態で出てきたことがあるのだ。
 1月7日に行われたハロプロ全体のコンサートでは、そんな酷い状態ではなかったがものの、それでもオーバーウェイトだったと思う。同じく太めのキャラである茉麻(Berryz工房の須藤茉麻)が、かなり絞ってきていたのと比較すると、明らかに見劣りがした。
 個人の好みは別として、『Kiss me 愛してる』のミュージックビデオのときのコンディションが一つの基準になると思う。あの体形をコンサートで再現してくれないと、ファンとしては納得できない。
 ちっさーは、一般的な知名度に関しては、℃-uteの中では最も高いかも知れない。YouTubeの“踊ってみた”が、「ネット上の世間一般」で注目を集めたからだ。それに合わせるようにして、℃-uteの歌における、ちっさーの歌割りが増えたように思える。
 実際、歌わせてみると、ちっさーの歌唱力は決して低くない。アイドル歌手としては十分合格点を与えられると思う。愛理に次ぐ2番手として、℃-uteの歌を牽引してもらいたい。
 ちなみに、ちっさーと私は、アイドルの好みが似ている。ちっさーのイチ推しは雅(Berryz工房の夏焼雅)だし、舞美に関して「街を歩いていたら普通に目を引きますよね」と、ごく自然にコメントしたりする。
 そういう点には親近感を感じるのだが、とにかく太るのだけは勘弁して欲しい。
 リアルに食いしん坊系キャラであるため、本来なら黄色がイメージカラーになる筈なのだが、本当にキレンジャーみたいになったらシャレにならないため、緑が割り振られている。もっとも、漫画版のミドレンジャーは少年であり、かつてのちっさーは「岡井少年」と呼ばれるほどボーイイッシュなキャラであったことから、少年系という意味に取れないことも無いのだが。

 マイマイ(萩原舞)は℃-uteの中では最年少(2012年2月に16才になる)なのだが、今まさに「美女への階段を上り始めた美少女」と言える。
 ちょっと前までは子供っぽかったし、今でも喋ると子供っぽいのだが、見た目はどんどん美人になってきて、もうどうしたらいいのか分からないくらいだ。『Danceでバコーン!』のミュージックビデオを初めて観たときは、マイマイに今までに無い美しさと色っぽさが出ていて非常に動揺したことを覚えている。
 マイマイの顔の造形は、黄金率との一致が高い正統派の美人であり、華がある。良い意味で派手な顔立ちであり、洋風である。以前、番組中の演出でロングの金髪のウィッグをしたことがあったが、まるで西洋のお人形さんみたいに可愛らしかった。マイマイ以外の℃-uteのメンバーは和風の顔立ちなので、その意味では目立つ存在だ。
 マイマイは声も個性的である。鼻にかかった声で、歌う際には独特の甘い歌声になる。
 去年のハロプロのコンサートではソロで『恋のテレフォンGOAL』を歌っており、これが上手いと言うよりは似合っていた。上手い下手という次元を超越して、アイドル歌手としての完成度が高かった。本来、アイドル歌手に求められている歌は、こういう歌なのかもしれない。
 ちなみにマイマイは性格的にも甘えん坊で、末っ子キャラなのだ。ただし、度胸が据わっているというか物怖じしない性格でもある。例えば、第49回日本レコード大賞にて、℃-uteが最優秀新人賞を受賞した瞬間。マイマイ以外のメンバーは感激の余り一斉に号泣し始めたのだが、マイマイだけはごく普通の笑顔で「イェーイ」と言いつつピースサインを繰り出していた。
 イメージカラーは黄色。黄金となれる素材だけに、切磋琢磨し続けて欲しい。
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コメント

この記事で℃-uteの
シンクル集のブルーレイ
アマゾンで注文してしまいましたよ

 おお! ありがとうございます!!

 コンサートでは、プロモーションビデオと同等のダンスを踊りながら、本当に歌っているから大したものです。そのうち、コンサートのブルーレイの記事も書いてみようと思います。

今届いて視聴中ですが
歌のあたりはずれがはげしい感じが…
はずかしながら
℃-uteの読み方がわかりません
教えていただけないでしょうか。
よろしくお願いいたします。

>歌のあたりはずれがはげしい感じが…

 同感です! ℃-uteに限らず、つんく氏の作る歌はそういうものだと思っています。

 「℃-ute」は、「キュート」と読みます。発音は平坦です。語尾は下がりません。

 あと、『Kiss me 愛してる』のシングルVという商品をお勧めします。シングル集(ブルーレイ)に収録されているプロモーションビデオ以外に、クローズアップバージョンとメイキングが収録されています。このメイキングが、特にお勧めです。

早速のご回答ありがとうございます。
約3000円でこの内容は満足できるものでした。
ダンスの上達過程がみれて面白かったです。
途中ステップが少なく手の振りで表現していたのが
最後はきちんと足のステップを踏んでいる様子が
興味深かったです。
できればダンス中の全身が最初から
最後まであるものをみてみたいですね
追伸、
℃-uteのついでにガンバの冒険のDVDBOXも
購入してしまいました。
LDでもっていたので購入を悩んでいたのですよ

>できればダンス中の全身が最初から
>最後まであるものをみてみたいですね

 ℃-uteの場合、ダンスバージョンが収録されたDVDは、CDやアルバムの付録となっているパターンが多いです。画質が悪くてガッカリしたことがあるので、私は特に集めてはいません。
 YouTubeの公式チャンネルには、結構置いてあったような気がします。一度訪問されてみてはいかがですか?
   ↓
http://www.youtube.com/user/ocutechannel

YouTubeの公式チャンネルの件ありがとうございました
結構楽しめました。
『Kiss me 愛してる』のシングルV購入申し込みしました。

 どういたしまして。
 ℃-uteを気に入ってもらえて本当に嬉しいです!

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 写真撮影時40歳。
 いい歳して云々といった決まり文句は私には通用しない。たった一度の人生、他人に迷惑をかけない範囲で楽しみます。