2017-11

『ガンダムAGE』が賛否両論なのはいいけど、けなしている人は一体何のガンダムと比較しているのだろうか?(その7)

『ガンダムAGE』が賛否両論なのはいいけど、けなしている人は一体何のガンダムと比較しているのだろうか?(その7)

 書き忘れていたことを書き足しつつ、簡単にまとめてみる。
 私が『ガンダムAGE』を普通に楽しめている理由を考えてみると、

(1)ファーストガンダム(本放送)世代である。つまり、ガンダムの基準はファーストガンダムである。
(2)『イナズマイレブンGO』も『ダンボール戦機』も、普通に楽しんで観ている。つまり、『ガンダムAGE』の絵柄に対して全く抵抗がない。
(3)『ガンダムUC(ユニコーン)』の小説版を読破しており、ブルーレイも発売直後に購入して観ている。

…以上の3つが大きな要因として挙げられる。(1)と(2)に関しては既に書いたので、(3)に関して簡単に触れておきたい。つまり、

 『ガンダムAGE』を貶している人は、『ガンダムUC(ユニコーン)』を観ていないのでは? 
(ただし中学生以下は除く)

 当たり前のことだが、作品をリリースするに当たって重要なことの一つに、「他の作品との差別化」がある。
 『ガンダムAGE』がガンダムシリーズ内での差別化を考えた場合、第一の比較対象となるのは、先行して公開されており、現時点で公開時期が重なっている『ガンダムUC(ユニコーン)』だろう。第二の比較対象は、前TVシリーズである『ガンダム00』だろう。
 『ガンダムAGE』の課題の一つは、『ガンダムUC(ユニコーン)』、そして『ガンダム00』と、いかに差別化するかということなのである。

 ガンダムのようなシリーズ作品の場合、極端な差別化をするとシリーズにすることの意義がなくなる(ただし『SDガンダム』のような「シリーズ内における新ジャンル」を作るという場合においてはその限りではない)。逆に差別化が少な過ぎると、単なる2番煎じになってしまい、やはり新作の意義は失われる。

 前述の通り、私は『ガンダムUC(ユニコーン)』をリアルタイムで観ている。だから、現時点では、“『ガンダムUC(ユニコーン)』的なガンダム”を、並行してTVシリーズで観たいという欲求は低い。同じようなガンダムを、同じ時期に提供してもらっても、余り嬉しくないのだ。嬉しくないどころか「それしか出来ないのか? もうちょっと創意工夫しろ」という反感すら抱くと思う。

 もしも『ガンダムAGE』が、“『ガンダムUC(ユニコーン)』的なガンダム”であったとしたら、TV視聴はするだろうが、ブルーレイやDVDを発売直後に買うことまではしなかったと思う。(ある程度年月が経ってから買うことはあるかもしれないが)
 実際には、『ガンダムAGE』は『ガンダムUC(ユニコーン)』や『ガンダム00』との差別化に成功しており、リアルタイムで私の財布の紐を緩めることにも成功している。
 『ガンダムAGE』が『ガンダムUC(ユニコーン)』とは大きく差別化されたガンダムであるから、両者を同時に楽しめる。同時に楽しめてしまうから、つい、両者の商品を同時に買ってしまうのだ。

 例え『ガンダムAGE』が自分の好みに合わなくても、同時期に公開されている“全く別のガンダム”である『ガンダムUC(ユニコーン)』を観ていれば、それである程度は納得して、わざわざ『ガンダムAGE』をけなしたりしないだろう。だから、『ガンダムAGE』をけないている人は、『ガンダムUC(ユニコーン)』を観ていない可能性が高いと思う。

 ただし、中学生以下はそういった考え方が出来ず、『ガンダムUC(ユニコーン)』を観てもなお、『ガンダムAGE』をけないている人がいるかも知れない。かく言う私も、ファーストガンダム本放送をリアルタイムで観ていた中学2年生のときは、似たようなものだった( 『響鬼』とその周辺を1年間観続けた印象~特撮文化における「恥」と「理性」 )のだ。
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震電

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 写真撮影時40歳。
 いい歳して云々といった決まり文句は私には通用しない。たった一度の人生、他人に迷惑をかけない範囲で楽しみます。