2017-10

『仮面ライダーSPIRITS』が実写映画化されたら、集客力はどの程度?

『仮面ライダーSPIRITS』が実写映画化されたら、集客力はどの程度?

     1号ライダー:金城 武、
          2号ライダー:細川茂樹、でどうだ?

 『仮面ライダー THE FIRST』に関する記事 を書いていて、ふと思った。
 現在連載中の漫画『仮面ライダーSPIRITS』が実写映画化されたら、どのくらいの規模で上映されるのだろうか?

 『仮面ライダーSPIRITS』も、『仮面ライダー THE FIRST』同様、「子供向けではないライダー作品」である。仮面ライダーの過去のTVシリーズ(当時、全て子供向け番組であった)をベースにしているが、今日における児童誌に連載されるような性格のヒーロー漫画ではない。もちろん「現時点で児童層」の読者も多いだろうが、基本的には「かつて子供だった大人」向けの作品だと言える。

 この『仮面ライダーSPIRITS』が実写映画化されたら、集客力はどの程度あるのだろうか?
 『バットマン』や『スパイダーマン』を観に行く一般の観客は、実写版『仮面ライダーSPIRITS』を観に行くのだろうか?
 あるいは、劇場版『響鬼』を観に行きたいと親にせがんだチビッコは、実写版『仮面ライダーSPIRITS』を観に行きたがるのだろうか?

 予備知識を必要とする映画だと思われると、一般・チビッコを問わず客足は遠のくだろう。
 その観点からすると、いっそ、ハリウッドで全面的に「完全新生」された、ハリウッド版『仮面ライダー』の方が、日本の観客一般に受け入れられるのではないかという気がする(「ハリウッド映画」というブランドの効果も含めて)。
 日米のゴジラファンには不評だったハリウッド版『GODZILLA』も、興行成績は日米共に良かった(興収換算すると、平成以降に日本で一番稼いだゴジラ映画はハリウッド版『GODZILLA』だろう)。ハリウッド版『仮面ライダー』が日本で公開されれば、『バットマン』や『スパイダーマン』を超えるヒット作になる可能性が高いと思う。

 話を元に戻そう。「日本で作られた特撮ヒーロー作品」という肩書きは、ほとんど一般の映画ファンにはアピールできないどころか、むしろマイナス要因になりかねない。ただし、キャスティングを中心とする製作陣容が魅力的なら、話は別であろう。
 『仮面ライダーSPIRITS』が実写映画化されるとしたら、どんなキャスティングが考えられるだろうか? 
 ライダーを全員ジャニーズで固めて、先輩後輩関係もそのままにするのも面白いと思うが、実現は難しそうだ。とりあえず、特撮系作品に出演した経験のある役者を、思いつくまま挙げてみよう。

 1号   … 金城 武(『Returner/リターナー』)
 2号   … 細川茂樹(『響鬼』)
 おやっさん … 下條アトム(『響鬼』)
 滝 … 松田賢二(『響鬼』)
 V3   … Gackt(『MOON CHILD』)
 ライダーマン … ?
 X … 葛山信吾(『クウガ』、『ゴジラ総攻撃』)
 アマゾン … ケイン・コスギ(『カクレン』、『パワード』、『ゴジラFW』)
 ストロンガー … 照英(『ギンガマン』)
 スカイライダー … オダギリ ジョー(『クウガ』)
 スーパー1   … 香取慎吾(『ハットリくん』)
 ZX … 萩野崇(『龍騎』)

 このキャスティングだと、1号・2号・滝までがメインの話になりそうだ。ZXが登場したところで、物語が終わるようなイメージ。
1号には、細川さんを…とも思ったが、そうすると2号に「力の2号」に相応しいキャスティングをするのが難しくなる。やはり、細川さんをライダーにするなら、パワー系キャラだろう。
 哀川翔さん(『ゼブラーマン』)にも、出演してもらいたいところだ。

 今日まで、仮面ライダーシリーズが子供向け作品として作られてきた以上、日本で仮面ライダーの映画を製作しても、一般映画というイメージは持ってもらえないだろう。予算ひとつ取ってみても、『バットマン』や『スパイダーマン』とは桁違いに低い金額しか投入できない。
 しかし、それなりのキャスティングを行い、10~15億円という製作費をかけ、VFX系ヒーロー映画として一定以上のクオリティを実現できれば、採算が取れる程度の観客動員は可能なのではないだろうか。
 「子供にせがまれてお父さんが映画館へ付き添う」のではなく、「お父さんが子供を連れて観に行く」、そんな「大人主導のファミリーピクチャー」。
 『仮面ライダーSPIRITS』が、そういった作品への第一歩になってくれれば良いのだが。
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コメント

仮面ライダーSPIRITSは連載にあたって元々映像化しないという暗黙の了解があるそうです。


まあそれを抜きにしても僕はSPIRITS実写化はあまりやってもらいたくないのが本音ですね。あの漫画は漫画の中でこそ輝けるものだと思いますし。


仮面ライダーディケイド~仮面ライダーG~仮面ライダーWと見てきて痛感したのは昭和ライダーを現代にそのまま復活させるとある種のギャグに映ってしまい折角真面目にやってても台無しという事。


それでも期待せずにはいられないのはファン心理なのでしょうが。

 4年以上前に書いた記事にコメントを貰って驚いております。

 しかも、希望として書いた「Gacktが昭和ライダーを演じる」ことが実現しており、自分でもビックリです。

 個人的には『仮面ライダーSPIRITS』の実写映画化には拘っていません。悪の秘密結社をテロリストとして真正面から描いた、骨太のライダーなら観たいですが。「旅客機が改造人間にハイジャックされて東京タワーに突っ込む」とかだったら、ギャグにはならないでしょう。

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 写真撮影時40歳。
 いい歳して云々といった決まり文句は私には通用しない。たった一度の人生、他人に迷惑をかけない範囲で楽しみます。