2017-10

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映画『仮面ライダー THE FIRST』に関して

映画『仮面ライダー THE FIRST』に関して

 『仮面ライダー』そのものの集客力って、こんなモンなのね?

 『仮面ライダー THE FIRST』という映画が11月5日から公開される。TV番組『仮面ライダー響鬼』の枠でそのCMが流されているので、『響鬼』の視聴者は知っている筈だ。

 注目すべきは、その上映館の少なさである。10月15日現在で、全国で僅か21館の上映が決まっているに過ぎない。劇場版『響鬼』(『マジレン』との2本立て)が全国260館で上映され、ロードショーが終了した後も全国160館以上で休日を中心に上映されたことと比べると、まさに雲泥の差である。
 驚いたことに、丸の内TOEIでは、上映される予定がない。渋谷TOEIも、平日はレイトショーのみ、休日はモーニングおよびレイトショーのみという予定になっている。
 『仮面ライダー THE FIRST』は、マイナー映画扱いなのだ。
もっとも、最初から「昭和ライダーが好きな人たちだけが見に来るジャンルムービー」として製作されたものなら、堂々たるマイナー映画と呼ぶべきである。

 『仮面ライダー』は、知名度だけなら『バットマン』や『スパイダーマン』を上回っていると思う。『仮面ライダー』と比較すれば、『ファンタスティック・フォー』など無名もいいところだ。しかし、実際に映画になってみると、この有様である。
 ハリウッドの「子供向けではないヒーロー映画」は、一般客相手でも商売になる。しかし、「子供向けではない仮面ライダー」の映画(邦画)は、一般客が相手では商売が成り立たないのだ。

 もちろん、『仮面ライダー THE FIRST』のキャストに、『SHINOBI』のキャストをそっくり持ってこれば、世間の注目度も違ってくるし上映館も増えるだろう。
 しかし、「現在TVで放映中の番組」という後ろ盾を持っていない状態の「仮面ライダー」の映画に、そういったキャストを集める力があるかと言ったら、それはないだろう。人気の高いキャストが揃わないから集客力がないのではなく、集客力が見込めないから人気の高いキャストを揃えることができないのである。
 TV関連の付加価値を削ぎ落とした「仮面ライダーそのものの商品価値」は、映画(邦画)というメディアにおいては、かなり低い部類に属するということだ。

 かく言う私も、『仮面ライダー THE FIRST』には、当初全く食指が動かなかった。
 第一印象が「ライダーのスーツがチャチ(クオリティが低い。オッサン向けならもう少しマシなモノを作れ)」・「低予算!」・「これならVシネマが妥当だろ」そして、「せめて『ゼブラーマン』みたいに鈴木京香クラスの女優が出ていれば…」であった。ヒロインの小嶺麗奈さんに関しては、ある程度の関心を持っていた(以前、写真集を買おうか買うまいか迷った挙句、結局買わなかった)が、彼女目当てで映画を観ようという気にはならなかった。
 そんな私がわざわざ渋谷まで出向いて(普段は有楽町界隈で済ましている)前売り券を買ったのは、本郷役に黄川田将也さんがキャスティングされていたからだ。
 黄川田さんは『セーラームーン』でセーラージュピターの彼氏役を演じていた。同作品中、セーラームーンの彼氏役を演じていたのが渋江さん(『響鬼』ではイブキ役)。渋江さんは、タキシード仮面やエンディミオンに変身する役どころだった。私は『セーラームーン』を観ながら、「黄川田さんも変身すればいいのに」とか「黄川田さんや渋江さんが、仮面ライダーを演じるのもイイな。イケメンだし」と思っていた。
 正直言って、宣材か何かで初めて写真を見たときは、「顔を出している1号ライダー」が黄川田さんであることには気付かなかった。しかし、気付いたからには、劇場に足を運ぶ。私は、黄川田さんの演じるライダー(ヒーロー)の姿を観てみたいのだ。漫画版の本郷は「お坊っちゃん」であり、黄川田さんはそのイメージに合うのも嬉しいポイントである。

 そんなわけで、私は『仮面ライダー THE FIRST』を劇場で観る、数少ない(普通の映画と比べれば)人間の一人となる予定だ。
 そう言えば、『クウガ』が放映された当時、「クウガは改造人間ではないから、仮面ライダーではない」などと言っていた頭の固い人達がいた。彼らは、この映画を観に行くのだろうか? それとも、せっかく「仮面ライダーが改造人間である映画」が公開されるというのに、「一文字のイメージが違いすぎる」とか言って、観に行かないのだろうか?
 「井の中」の、更に隅っこの話ではあるが、そんなことが頭をよぎった。
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 写真撮影時40歳。
 いい歳して云々といった決まり文句は私には通用しない。たった一度の人生、他人に迷惑をかけない範囲で楽しみます。

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