2017-06

ハロプロの今後を考える…人気が出た理由と人気が落ちた理由、そしてまだ見ぬ展開へ

ハロプロの今後を考える…人気が出た理由と人気が落ちた理由、そしてまだ見ぬ展開へ

 ハロプロの中で真野ちゃんの次に関心が持てないスマイレージのことを書く前に、もう一度ハロプロ全体のことを書く。

 モー娘。がブレイクした理由は、“モー娘。的なモノ”が、当時新鮮だったからである。
 そして、その“モー娘。的なモノ”の中に、“勝負事”の要素が入っていたからである。

 人気商売の中で、基本的には同じことの繰り返しであっても10年ぐらいは飽きられずに済むもの…それは、スポーツである(もっとも、10年というのはスーパースターが現れる周期であり、新人は毎年入るし引退する選手も毎年出るので、新陳代謝は絶えず行われている)。

 スポーツが飽きられないのは、それがガチの勝負事だからである。
 人間は進化の過程において、文字通りの「食うか食われるか」という「野性のガチンコ勝負の世界」から抜け出すことに成功した。しかし、野性のガチンコ勝負の世界から遠ざかれば遠ざかるほど、人間は動物としての本能から、ガチの勝負事を求めるようになる。
 多くのスポーツはルールがほぼ固定されており、技術や戦術、試合展開のパターンは既にほぼ出尽くしている。その意味において、多くのスポーツはワンパターンの組み合わせで成り立っていると言える。にも関わらず、そういったスポーツが求められ続けているのは、人間の本能が欲してやまないガチンコの勝負事だからである。

 “モー娘。的なモノ”。それは、

(1)モー娘。的なデビューの仕方
(2)モー娘。的な楽曲
(3)モー娘。的な新陳代謝(新メンバーの追加と既存メンバーの脱退)
(4)モー娘。的なダンスと衣装
(5)モー娘。的な別ユニット化展開
(6)モー娘。的なセンター(エース)争い

である。過去に既に使われていた手法も多いが、モー娘。という素材によってリニューアルされた感があった。それらを引っ括めたが“モー娘。的なモノ”が、世間一般に公開されたことにより、大いに人気を博したのだ。

 敗者復活からの結成、売り上げノルマを達成してのデビューは、ガチの勝負を連想させた。
 新メンバーが課題をクリアして加入し、加入後に成長していく姿は、ガチの勝負を連想させた。
 新ユニットに選抜されるか否か、そして選抜されたユニット同士の比較は、ガチの勝負を連想させた。
 センターポジションを巡るメンバー同士の競争意識は、ガチの勝負を連想させた。
 そして、楽曲やダンスや衣装も新鮮に感じられた。

 それがいつしか、飽きられていく。
 “モー娘。的なガチな感じ”が物足りなくなり、メンバーの追加と脱退というイベントは繰り返すたびにインパクトを失い、楽曲やダンスや衣装もマンネリと映るようになった。
 “モー娘。的なモノ”全てがワンパターンとなり、飽きられてしまったのだ。

 そこに現れたのが、AKBだった。
 “AKB的なモノ”には、人々が飽きてしまった“モー娘。的なモノ”にはない要素と、“勝負事”の要素が入っていた。

 要するに、そういうことなのだ。
 それでも、私は“まだ見ぬ展開”に期待している。
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震電

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 写真撮影時40歳。
 いい歳して云々といった決まり文句は私には通用しない。たった一度の人生、他人に迷惑をかけない範囲で楽しみます。