2017-08

コスプレイヤーの悪い意味での厳しさ(同属嫌悪気質、排他性、閉鎖性)が、コスプレのメジャー化を阻んでいる

コスプレイヤーの悪い意味での厳しさ(同属嫌悪気質、排他性、閉鎖性)が、コスプレのメジャー化を阻んでいる

 『コスプレイヤーズアーカイブ』の知恵袋に、
「作品愛とキャラ愛がなければコスプレをするべきではないと思うが、キャラに一目惚れでコスをやりたいと思うのは、キャラ愛が無いのか? 衣装がいいから!で選んだレイヤーと同類に思われるのか?」
という趣旨の質問が出されていた。
 そして、幾つか回答が出た後に、
「コスプレファンダムは、どうして厳しいのか?(いろんな面で)」
という質問が付け足されていた。

「ゲームキャラのコスをするのに、ゲームをやらないというのは問題がある。ハードもソフトも買ってゲームをやるべき」
という回答は、確かに正論だが厳しいとも思う。それなりの支出を伴うからだ。

 同時に私は、
「キャラに一目惚れでコスをやりたいと思うレイヤーは、衣装がいいから!でコスをするレイヤーと同類で、いわゆる“着ただけ”に含まれる」
と認識する。

 キャラに一目惚れでコスをやりたいと思う人。
 衣装に一目惚れでコスをやりたいと思う人。
 両者とも、作品に関しては公式サイトを見た程度で詳しくは知らない。
 この両者の「一目惚れ」の、どこに本質的な違いがあるのか、逆に聞きたい。

 もっとも、私は“着ただけ”コスが悪いことだとは思っていない。 
 テレビで、芸能人(作品のことを詳しくは知らない)がキャラの衣装を着て、
「何かコレ楽しい!」
とテンションが上がり、キャッキャキャッキャしているのを見たことがあるが、あれもコスプレのうち(第一歩)だと思う。
 そういうコスプレを否定していたら、新参者が気楽に入って来られないではないか。

 しかし現実には、キャラに一目惚れでコスをやりたいと思っているレイヤーが
「作品愛とキャラ愛がなければコスプレをするべきではない」
と発言し、
「衣装に一目惚れでコスをやっているレイヤーと同類だと思われたくない」
という同属嫌悪を露にする。
 そしてこれは悲しいことに、コスプレファンダム全体に見られる傾向である。

 コスプレファンダムは、どうしてこんなに悪い意味で厳しいのか?
 私が思うに、コスプレというジャンルはまだ歴史が浅く、未成熟だからである。

 例えば、成熟したジャンルの一つであれるボクシング。
 超人的な才能と努力でチャンピオンになったり、それを目指す人がいる一方で、
「ダイエット目的でボクシングジムに通う」
ことが、普通に受け入れられている。

 ボクシング業界やボクシングファンダムの中に、
「ボクシング愛とボクサー愛がなければボクシングジムに通うべきではない」
などと考えている人が、一体どれ程いるのだろうか?
 私は、そういう人は3σだと思う。

 ボクシングに限らず、スポーツに全般において
「このスポーツを愛しているから」
「○○選手を尊敬しているから」
というプレイヤーがいる一方、
「ダイエットのため」
「ストレス発散のため」
「体力作りや健康維持のため」
というプレイヤーも少なくないだろう。

 コスプレのプレイヤーも、そうなっていくのが自然な流れだと思う。
 今日明日には無理としても、20年後にはコスプレというジャンルでも
「ダイエット目的でコスプレをやっている」
ことが、普通に受け入れられることを期待している。
 レイヤーの3割は“着ただけ”であり、彼らと本格的なレイヤーが平和に共存できるコスプレファンダムというのが、私の理想である。
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震電

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 写真撮影時40歳。
 いい歳して云々といった決まり文句は私には通用しない。たった一度の人生、他人に迷惑をかけない範囲で楽しみます。