2017-11

2011年3月13日(日)いちおう日記

2011年3月13日(日)いちおう日記

 今朝出社したら、正門のところで工場長に呼び止められ「電気が来ていないから、片付けも含めて明日にしろ」と言われたので、そのまま帰って来た。工場の受電設備かロードセンターに問題があるのか、それとも大口需要家は復電していないのか? 電力会社との契約とかで。
 明日は東京電力が、電力需要がピークを迎える夕方の時間帯に、3時間単位の輪番停電を予定している。当然、これも工場の稼動に直結する。まだどうなるか分からないが、一工場員として、状況に応じて最善を尽くすしかない。

 さて、記憶が新鮮なうちに、今回の地震に関する個人的な記録を残しておこう。今後の防災に役立てるために。

 今回の地震は勤務中に起こった。
 事務所の2階でいつものようにパソコンに向かっていたら揺れ始め、その揺れが徐々に大きくなっていった。私のパソコン本体は机の左端に立ててあるので、左側に倒れると床に落下してしまう。それを防ぐために立ち上がってパソコン本体を左手で抑え、これもまた倒れそうになっている液晶ディスプレイを右手で抑えていた。
 この段階では、大きい揺れだとは思ったが、事務所の中には冗談を飛ばす人もいて、まだ精神的には余裕があった。

 しかし揺れは収まらず、不意に照明が消えて室内が薄暗くなった。停電である。
 そしてますます揺れが激しくなり、天井から白い粉が降り始め、薄暗い室内の空気が白く煙ってきた。まるで、 天井付近で大勢が黒板消しを一斉にパンパンはたき始めた感じである。
 私は以前、工場の保全を担当しており、工程の大掛かりな解体作業に立ち会ったこともある。そのときも大量の埃が発生し、白い煙のようになったことが脳裏に蘇った。

 天井を見上げると、今まさに空調ダクトのパネルが割れて落下しているのが見えた。
 これはヤバイ!
 私はパソコン本体を支えるのを止めて自らの手で右側に倒し、そのまま机の中央寄りへずらした。
 そのタイミングで、揺れが収まり始めた。
 私は作業着の上着と防寒着を脱いでいたので、揺れが収まりつつある中、それを次々に着た。腕時計を外していたので、それをはめるために引き出しを開けようと思ったら、揺れで勝手に開いていた。

 腕時計をはめ終わったときに、揺れがほぼ収まっていたので
「外に出た方がいいですよ!」
と周囲に声を掛けて、率先して外に出た。1階へ降りる階段の脇に置いてあった鉢植えは既に落下しており、土を飛散させていた。

 私は直接外に出ず、1階のロッカールームに寄り、先ず自分のロッカーの上に掛けてあるヘルメットを取って被った。次に、ロッカーから通勤時に背負っているリュックサックを取り出した。そして、すぐに外へ出た。

 事務所の外に出たメンバーは、課ごとに集まり、誰がいないのかを確認した。
 怪我をした人はいなかった。避難の際、転倒した人もいなかった。ただ、防寒着を着ていない人が多数いた。外の気温は低く、防寒着を着ていない人は皆寒そうにしていた。
 外から事務所建屋を見ても、特に異常はないように見えた。
 しかし、防寒着を取りに事務所に戻ろうとする人は、その時点では誰一人としていなかった。


※明日以降の改善点
(1)パソコンは、机の右側に置き、揺れても落下し難くする。
(2)ヘルメットは、ロッカーの上ではなく、机の脇に掛ける。
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震電

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 写真撮影時40歳。
 いい歳して云々といった決まり文句は私には通用しない。たった一度の人生、他人に迷惑をかけない範囲で楽しみます。