2017-03

選挙の感想

選挙の感想


 投票率が上がったのに与党が圧勝、年寄りよりむしろ若い層が与党を支持するという、一見意外な結果に終わった今回の選挙。
 しかし、選挙活動を見ていれば、この結果は意外でもなんでもない。

 与党が「改革」を打ち出しているにもかかわらず、野党第一党の民主党がその「改革」と正面から戦わなかったのだ。これで勝てる方がおかしい。前回の選挙で落ちるところまで落ちて、もう失うものが無かったはずの社民党もそうである。小泉さんの唱える「郵政民営化」に対し、真っ向から「郵政民営化反対」の論戦を張らなかったのは何故か?
 国民は、野党が郵政民営化の法案に反対したことを知っている。小泉さんは、法案が成立しなかったから解散選挙に打って出たのである。だから当然選挙のテーマは「郵政民営化の是非を問う」なのだ。

 小泉劇場でも何でもない。それが事実なのだ。この選挙は、誰がどう見ても「郵政民営化の是非を問う」選挙なのだ。
 にもかかわらず、民主党は「年金改革」、社民党は「平和憲法」をテーマに持ち出し、どちらも「郵政民営化だけが政策ではない」とか言っている始末。
「野党は、郵政民営化議論から逃げている」
そうとしか見えない。議論から逃げるような政党に、政権を任せられるか?
 特に民主党。「政権交代」が聞いて呆れる。逃げながら政権を獲れると思ったら大間違いだ。目の前の、郵便組合関係者の十万人単位の票に固執したため、無党派層の百万人単位の票を自民に持っていかれてしまった。
 ここ一番の大勝負という場面で、特定の労組に配慮した(依存した)というイメージは、今後も付いて回るだろう。

 自民党の比例区の名簿の人数が足りなくて、社民党がそのおこぼれにあずかるという皮肉な結果は、まさにこの選挙を象徴するブラックユーモアだ。
 この先、国民はどんなブラックユーモアを味わうことになるのだろうか。
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<衆院選>自民圧勝、与党327議席確保 

第44回衆院選は11日、投票が行われ、即日開票の結果、自民党が首都圏など都市部の小選挙区で地滑り的勝利を収め、単独で絶対安定多数(269議席)を上回る296議席を獲得

郵政民営化とは

選挙がありましたね。有権者の皆さんは選挙に行ったでしょうか?またまだ選挙権がない人達は選挙にどのような思いを巡らしたでしょうか?今回の選挙は郵政民営化が良いか悪いかを問う、とまあそういうことを小泉総理大臣は言っていましたけども、郵政民営化がどんなものか、.

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震電

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 写真撮影時40歳。
 いい歳して云々といった決まり文句は私には通用しない。たった一度の人生、他人に迷惑をかけない範囲で楽しみます。