2017-06

『仮面ライダーW』に関して、子供目線でちょっと気になったこと ~ 子供の想像を下回る展開だとガックリする ~

『仮面ライダーW』に関して、子供目線でちょっと気になったこと
       ~ 子供の想像を下回る展開だとガックリする ~

 『W』の変身ベルト玩具、DXダブルドライバーは、一時期、どの玩具屋に行っても売り切れていた。これはやはり、変身するときの
「サイクロン!」
「ジョーカー!」
を、自分もやってみたいと願った子供が多かったからだろう。
 かく言う私も彼らと同類、所謂“大きなお友達”だ。「今回の変身ベルトは“小さなお友達”が欲しがるに違いない」と直感し、発売直後は購入を遠慮していたら、前述の通り一時的に売り切れ状態になり、かなり待たされることになったという次第だ。

 『キバ』、『ディケイド』と二作連続で変身ポーズが無きに等しいライダーが続いていたが、『W』には2人一組と変則的ながら、変身にアクセント(「サイクロン!」「ジョーカー!」)とポーズ(2人で“W”、締めに両手を広げる)がある。DXダブルドライバーを買ってもらった子供が、どんな方法で“1人変身”を実現させているのか、ちょっと見てみたい気がする。
 二人目のライダーであるアクセルは、変身ポーズは無きに等しいが、アクセント(「アクセル!」)と、「ヘン…シィンッッ」いう力みの入った発声が良い。これも子供は真似したくなると思う。

 ガイアメモリには、カード程ではないものの、その性能を表す意匠が施されている。これは単なる英単語の頭文字ではなく、一種の絵文字になっているため、子供でもその意味の想像が付く。Wのメモリに関しては、「Weather」という単語を知らなくても、「天候のメモリ」だということが子供にも想像できていることだろう。
 ガイアメモリの、「アイテムを使う前の時点で、そのアイテムの性能(効果)を予想できる」という点は、『龍騎』におけるカードと同様、展開を先読みすることの楽しさを与えてくれる。「ガイアメモリの持ち主=事件の犯人」という展開上の縛りも、まだ人手に渡る前の段階であれば問題にならない。出来れば、次の回に使われるメモリは、その前の回の最後にチラリと見せて欲しいものである。

 なお、「恐竜のガイアメモリ」を「女性(美人)」が使った際には、2回とも巨大化のイベントが起こっていることに気付いている子供も多い筈だ。大きなお友達は、それに加えて「以前、特撮(戦隊)に出演していた女優」であることにも気付いている。
 こういう一種の法則性も、展開を先読みすることの楽しさとなる。人気の恐竜としてステゴザウルス、翼竜としてプテラノドンが残っているので、第3、第4の「以前、特撮(戦隊)に出演していた女優」に期待している。

 悪い意味で、ちょっと気になっていることが三つある。
 一つは、子供の想像(先読み)を下回る展開があったこと。
 アイスエイジドーパントと戦ったときのWがそれだ。一度目の戦いにおいて、ヒートジョーカーでは全く通用せず、ヒートメタルでも敗北寸前に追い込まれたのだから、二度目の戦いでは最初からヒートトリガーで戦いに望むことを先読みした子供も多かったと思う。この場合の「先読み」とは、「接近戦のヒートジョーカーとヒートメタルでは勝てなくても、遠距離戦が出来るヒートトリガーなら、Wが勝つ」という予想、つまり「Wにこうして勝って欲しい」という「期待」の意味合いが大きい。
 にも関わらず、実際には子供の予想を下回る展開になってしまっていた。単に「外れた」だけであれば問題はないが、「下回った」となるとガックリである。子供が特撮ヒーローに対して冷めた気持ちになってしまうのは、ああいう瞬間ではないかと思えた。

 もう一つは、アクセルとWの強さの序列である。
 Wのようなメモリ交換によりフォームチェンジをしないアクセルが、W同等の強さを発揮し続けると、メモリ交換に頼っているWは相対的に弱く見えてしまう。アイスエイジドーパントとの戦いは、「相性として、アクセルの方が有利に戦えた」と見えるので、納得がいく。今度は逆に、アクセルが苦戦したドーパントを、Wがメモリ交換を駆使した戦いで攻略するという戦いを描いて、Wの相対的弱体化を防ぐべきだろう。

 最後に、今朝の放送の回で、照井の衣装が黒を基調としたものに変わっていたことには苦言を呈したい。エンジンメモリを使って黒を基調とした“仮面ライダーエンジン”に変身するのでもない限り、照井はアクセルのイメージカラーである赤を基調とした服を着るべきである。今回、非常に違和感を感じた。
 翔太郎やフィリップは、様々に色を変えるWに変身するから、普段着の基本カラーを変えても違和感がないのだ。ここは、キャラを立てる意味で、キチンと差別化すべきである。
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コメント

子供の視点は難しいですよね

こんにちは
ええと気になる点をいくつか
まずWはサイクロンとジョーカーがスターティングメモリであり最初からヒートトリガーに変身はできないんですよね
まぁサイクロンとジョーカーどちらかが最初であればいいのか?とか気になる部分はありますけどね(笑)

あとアクセルが強いのは販促期間だからでしょうね
ここら辺は玩具を売らなきゃいけないこの手の番組の宿命でしょうか
まぁ個人的にはもう少し上手く出来たんじゃないかなぁと思いますが
ただW自体に多彩なフォームやアイテムがあるためにアクセルが入るすきがないというか
アクセルが入るとWが一歩引いた形になってしまうのかなとも思いますけど
今後上手く描写して欲しい感じです

そして照井の服が黒になっていたことですが
赤の服がトレードマークの水木さんが出演したためだと思われます
2人とも全身真っ赤ではかぶってしまいますからね
さ来週以降はまた赤になるのでは?と思います

まぁ色々と言いましたが勝手な大人の言い分で子供はしったこっちゃないかもしれないですけどね

今のところはとても楽しんで見ていますし今後にも期待したいです

どうも、お久しぶりです
実は僕も子供目線ながら気になっていることがありまして、
それはマスカレイド・ドーパントの扱いです

16話で暴走したファングが次々とマスカレイドを消滅させていた時は
「力の加減が出来ていないし、異常な状況下だから仕方ないかな」
とまぁ好意的に解釈していたのですが

21話でアクセルが当たり前のようにマスカレイド・ドーパントを
消滅させていた時には流石に「?」と思わずにはいられませんでした
普通に消滅させていることに対する疑問もありますし、
消すくらいなら捕まえて情報を聞き出した方がいいと思うんですけどね

あと同じく九条がマスカレイド・ドーパントを倒していましたが
拳銃で倒せる程度の戦闘員って・・・変身する必要あるんですかね?
今後、本編でマスカレイドについてフォローされるか、気になるところです

コメントありがとうございます

 あいさん、こんにちは。

>まずWはサイクロンとジョーカーがスターティングメモリであり最初からヒートトリガーに変身はできないんですよね

 対アイスエイジドーパントの2戦目で、Wは最初からヒートジョーカーに変身していますよ。

>まぁサイクロンとジョーカーどちらかが最初であればいいのか?とか気になる部分はありますけどね(笑)

 これは、「先にメモリを入れた(あるいは入れたままになっている)方が、メモリの転送と共に意識を失う=後にメモリを入れた方の身体がWに変身する」という設定ではないでしょうか。ファング以外では、常に翔太郎が後からメモリを挿していますから。

>さ来週以降はまた赤になるのでは?と思います 

 なるほど、そうなら良いのですが。「アパレル商品の展開のために、しばらく黒のまま」ということは避けて欲しいところです。



 フウトさん、お久し振りです。

 私もマスカレイド・ドーパントの扱いには疑問を感じています。
 ただし、爆発した後に
「あれ、メモリブレイクされて元の人間に戻るんじゃないのか?」
と感じるものの、所詮戦闘員ですので、「戦闘員としての記号的な扱いとして消滅という描写がされている」のだと受け止めています。

 設定上はドーパントですし人間ですから、大人目線ではその点をフォローしてもらいたいところなのですが、子供目線では「戦隊の戦闘員と一緒で、やられたら消滅」というお約束に納得している感じです。

>拳銃で倒せる程度の戦闘員って・・・変身する必要あるんですかね? 

 これは、昭和のライダーの戦闘員でもそんな感じでしたので気になりません。一応改造人間のクセに、立花のおやっさんが素手で十分対抗出来ていましたから。

ええと説明不足でしたね最初の変身にはサイクロンかジョーカーどちらかが必要という意味です
7話でも最初からルナジョーカーに変身しているので
そのため最初はヒートジョーカーかサイクロントリガーなら変身できてもヒートトリガーには変身できないのではということです

なんだか書いててややこしいですね(笑)

Re:あいさん

 おお、そういう設定だったのですか。補足ありがとうございます。
 でも、何故そんな設定にしたのでしょうね? その制約には、特に必要性がないように思えます。サナギマンみたいな設定なら、必然性を感じられますが…。

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 写真撮影時40歳。
 いい歳して云々といった決まり文句は私には通用しない。たった一度の人生、他人に迷惑をかけない範囲で楽しみます。