2017-06

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“仮面ライダー空白世代”でありながら、仮面ライダーファンになった男たち

“仮面ライダー空白世代”でありながら、仮面ライダーファンになった男たち

 この記事は、『“メタルヒーロー放送期間” を、自分が何歳のときに体験しているかの早見表(2010年版)』の続きである。

 1980年前後に生まれた人は、“ライダー空白世代”である。
 しかし、世代としては“仮面ライダー空白世代”に含まれていても、仮面ライダーファンになった者もいる。下の表を見て頂きたい。

メタルヒーローとBLACKの連携世代チェック2010

 1978年生まれ、今年32才になる人は、3才で『スーパー1』を、4才から6才の間に宇宙刑事シリーズをリアルタイムで観ることが出来た。この時代、いわゆる“変身ブーム”は完全に去っているので、現在と同様、一般的に7才(小学2年生)にもなれば、TV特撮を卒業していたのではないかと思われる。
 つまり、6才(小学1年生)までは宇宙刑事シリーズを観続け、そこでTV特撮を卒業する。そして嗜好の対象を、アニメ、『少年ジャンプ』等の漫画媒体、ゲーム、あるいは小説や一般のアクション映画等へと変え、TV特撮というジャンルには戻って来ない。少年スポーツに本格的に打ち込み始めるのも、小学1、2年生の時期だろう。

 6才(小学1年生)で宇宙刑事シリーズを“観終えた”子供がTV特撮を卒業した後、9才(小学4年生)になって『仮面ライダーBLACK』というTV特撮を再び観始めるというケースは、非常に稀であるに違いない。

 しかし、6才(小学1年生)で『メタルダー』を“観終えようとしていた”子供が、その前に『仮面ライダーBLACK』という“新しい特撮ヒーロー”と出会ってしまった場合は、どうだろう? 『メタルダー』でTV特撮を卒業せず、『BLACK』・『RX』を観続けるというケースも、少数ではあるが存在したのではないか。このケースだと、TV特撮を卒業するのは、小学3年生の9月末となる。

 更に微妙なのは、その中間にいる1980年生まれ、今年30才になる人である。
 小学1年生も終わり近づいた3月9日に『スピルバン』を“観終え”、小学2年生に上がる。これはまさに、TV特撮を卒業するには絶好のタイミングである。そしてその時点では、文字通りの“ライダー空白期間”なのだ。『BKACK』の放送開始は、その年の10月4日まで待たなければならない。
 2年生の10月になってから、即ち『スピルバン』を“観終えて”半年以上が経過した時点で、再び『BLACK』というTV特撮を観始める子供が、果たしてどれ程いたのだろう?

 1987年と言えば、小学生の人気対象がガンプラ(ピークは1982年頃)からファミコン(『ファミコン通信』が創刊されたのが1986年)へと移行した頃であろうか。そういう時期に、『BLACK』は放送を開始し、その2年後に『RX』として放送を終えている。そしてその後、10年以上の長きに渡って、仮面ライダーの空白期間が続くのだ。

 前記事で、「“ライダー空白世代”は“メタルヒーロー世代”でもある」と書いた。一般的には、これは正しいと思う。
 しかし、メタルヒーロー放送期間に『BLACK』・『RX』という“2年間の仮面ライダーシリーズ”が放送されていたこともまた、事実である。
 そして、宇宙刑事から『BLACK』へと、リアルタイムで繋がった特撮ファンが存在するという現実を、私は知っている。

 仮面ライダーとメタルヒーローが差別化されており、かつ同時に存在し得た、貴重な期間。
 子供の頃、リアルタイムでそういう時期を過ごした人が、実在する。
 今回、1年振りに表を手直しして、改めてそう思った。
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コメント

初めまして。今まで読むだけでしたが面白い分析だったので思わずコメントしたくなりました。
自分は1978年生まれでこの記事で触れられている世代です。

ブラック放映直前の小学3年生(学年誌)は各種データとエピソード0的な内容の漫画を載せた別冊付録をつけたりと
それなりにプッシュしてましたが放映が始まってからはどんどん扱いが小さくなっていったように記憶しています。
コロコロコミックでは記事の扱いも小さく、コミカライズも放映終了より早く終了、
当時の小学生の間でも最初は話題になっていましたがだんだん関心が薄れていったように思います。

当時は小学生になるとてれびくん・テレマガから学年誌やコロコロ・ボンボンにシフトするのが自然な流れで、
男子の間ではファミコン、ビックリマン、聖闘士星矢、ミニ四駆などが流行っていました。
現在と同じで玩具/菓子メーカーと雑誌が協力して新たなホビーを仕掛けてくる体制ができあがっており、
アニメや特撮など“テレビ発”のものが流行るケースは少なかったです。

メタルヒーローですが、自分はギャバンには相当ハマっていましたがシャリバン放映中に引越しを経験し、
引っ越した先では民放が2局のみでメタルヒーロー系は放映されておらず、ジライヤでネット局に入るまで見ることが叶いませんでした。

そのメタルヒーローの放映がない地区の保育園ではウルトラマンが人気でした。
当時はテレビでは放映がなく、映画がある程度でしたが、てれびくんが紙面の多くをウルトラマンに割いていたのでその編の影響が大きかったです。
この記事の見出し風に言えば“ウルトラマン空白世代でありながら、ウルトラマンファン”だったわけです。
民放が少ない地方ではこういうケースが多いのではないかと思います…

記事とは関係の薄い話になりますが、自分たちの世代が未就学児だった時代はロボットアニメ乱立の時代でもありました。
乱立して多くが失敗気味の中、超合金のポピーブランドがバンダイに吸収されて消滅、タカトクが倒産、サンライズアニメをスポンサードしていたクローバーが倒産など
その他多くの玩具メーカーが消えたり、事業から手を引いています。

ホビー系商材の販売を仕事としている身としてはライダー・ウルトラ空白時代はキャラクター物のビジネスにおいて激動の時代だったのではないか?と思います。

長文失礼いたしました。

 ヒデさん、はじめまして。コメントありがとうございます。

 『BLACK』が、当時の『小学三年生』で扱われていたとは意外でした。ただ、扱いが徐々に小さくなっていった等のことから、やはり一般の小学三年生のニーズとはそういったものなのだと実感させられました。私の世代でさえ、学校で話題になっていたのは『V3』(小学二~三年生)まででしたから。

>男子の間ではファミコン、ビックリマン、聖闘士星矢、ミニ四駆などが流行っていました。

 これらは、どれもリアルタイムで知ってはいますが(『ビックリマン』は少しだけ集め、アニメも観た)、それらが『BLACK』と同じ時代に存在したという記憶は残っていませんでした。これが、リアルタイムで“現役”だった人との違いなのでしょう。ただ、それぞれを覚えてはいるので「ああ、これとこれが繋がるのか」と、第三者の視点ながら当時の雰囲気みたいなものが思い起こされ、楽しい気分になれました。

>現在と同じで玩具/菓子メーカーと雑誌が協力して新たなホビーを仕掛けてくる体制ができあがっており、
>アニメや特撮など“テレビ発”のものが流行るケースは少なかったです。

 ここに、1978年生まれと1965年生まれとの違いを感じます。
 私の子供の頃は、「アニメや特撮など“テレビ発”のもの」を、『テレマガ』、『テレラン』、『冒険王』という雑誌媒体が独自のバリエーション展開で膨らませていました。中でも『テレマガ』のオピニオンリーダーっぷりと、『冒険王』の量的独自路線っぷりは印象に残っています。

>民放が少ない地方ではこういうケースが多いのではないかと思います…

 これが、1995年生まれになると、レンタルビデオ普及の影響が出始めて…
 2010年生まれになると、ネットと地デジ普及(双方向化も含めて)の影響が出るのでしょうか。

 今や、ケータイ小説が映画化・TV化される時代です。未就学児に実用ケータイが普及する日もそう遠くないでしょう。「子供がケータイを欲しがるから、ヒーロー番組にケータイ型アイテムが登場する」のではなく、「ケータイに登場するヒーローがTV化される」という“ケータイ発”のヒーローが登場する日も、そう遠くない気がします。

>自分たちの世代が未就学児だった時代はロボットアニメ乱立の時代でもありました。

 『ガンダム』以降の“第二次ロボットアニメブーム”ですね。(“第一次”は、『マジンガーZ』以降)
 “第一次”で、ロボットアニメは行くところまで行ったと思っていた(『ダイアポロン』とか)のに、“第二次”が興って『ダイラガー』が出たのにはビックリしました。

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 写真撮影時40歳。
 いい歳して云々といった決まり文句は私には通用しない。たった一度の人生、他人に迷惑をかけない範囲で楽しみます。

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