2014-03

コスプレイヤーが著作権侵害の罪で逮捕される日は近い!?(その3)

コスプレイヤーが著作権侵害の罪で逮捕される日は近い!?(その3)

 (その2)でも書いたように、「コスプレはグレーゾーン」などではなく、ほとんどの場合がハッキリとした「クロ」、即ち犯罪である。

 TPPによって、日本でも著作権侵害の非親告罪化が導入された場合、コスプレイヤーが著作権侵害の罪で逮捕されるケースも十分に有り得る。それは最もありふれた、一般的なコスプレイベントの会場で、ある日突然起こると思う。

「成人式に、模造刀を持ち込んで参加した男性が、現行犯逮捕された」というニュースは、記憶に新しい。※以下の関連記事を参照 ↓

http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG1200Q_S4A110C1CC1000/

 コスプレイヤーがイベント会場で著作権侵害の罪で現行犯逮捕されるケースも、この事件と良く似たパターンで起こるだろう。違う点は、通報者の意識の有り方である。コスプレイヤーを著作権侵害の罪で警察に通報する人は、明確な目的意識を持ち、特定のコスプレイヤーに狙いを定めて通報する可能性が高いということだ。

 では、どういったコスプレイヤーが狙われるのか?

 先ず、アーカイブなどで公にされている合わせに参加しているコスプレイヤーが狙われるだろう。
「これはキャラクターのコスプレではありません」という言い逃れが出来なくなるからだ。
 合わせの掲示板(保存されたデータを含む)に「○○というキャラクターのコスプレで参加」ということが載っていれば、著作物(キャラクター)を複製(コスプレ)している事実が確定する。
 通報者が、警察にこの合わせ掲示板のデータを提供していれば、警察は非常に動き易いだろう。

 そして、中国製の海賊版コスプレ衣装を着ているコスプレイヤーも、狙われやすい。
 着用している衣装が中国製の海賊版である場合、「著作権者から許可を得えている」という言い訳が、ほぼ不可能となるからだ。

・合わせに参加→著作物(キャラクター)を複製(コスプレ)している事実が確定
・衣装が中国製の海賊版→「著作権者から許可を得えていない」と認定
・一般的なコスプレイベントに参加→著作権法における「私的使用のための複製」を逸脱

 この3点が確認された時点で、警察は、そのコスプレイヤーを著作権侵害の罪の現行犯で逮捕することが出来る。

 警察に逮捕連行されたコスプレイヤーが、携帯電話を調べられたらもう完全にアウトである。
 アーカイブのようなオープンSNSは誰でもコスプレイヤーの情報をチェックすることが出来るので、コスプレイヤーの携帯電話に残っている情報(アクセス履歴)と照らし合わせれば、どんなコスプレ活動をしてきたのか時系列的に分かってしまう。
 Cureのような会員制のコスプレSNSでも、結局は同じことである。警察官が、その場でCureにコスプレ会員として登録してしまえば良いのだから。

 ここで疑問となるのが、警察が
「刀を持った参加者がいる」という通報に応じる(銃刀法違反の取締り)のと同様に、
「著作権侵害をしている参加者がいる」という通報に応じる(著作権法違反の取締り)かということだ。

 私は、これもTPP絡みで、大いに有り得ると推測している。
 この点に関しては、次の記事で…。
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震電

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 写真撮影時40歳。
 いい歳して云々といった決まり文句は私には通用しない。たった一度の人生、他人に迷惑をかけない範囲で楽しみます。