2013-09

モーニング娘。が6年振りにミュージックステーションに出演できた理由を感想と共に述べてみる

モーニング娘。が6年振りにミュージックステーションに出演できた理由を感想と共に述べてみる
 
 モーニング娘。が6年振りにミュージックステーション(以下、Mステと略)に出演できた理由を考えるということは、モーニング娘。がその間なぜMステに出演できなかったかと考えることでもある。
 ちなみに、何でも電通のせいにしている愚か者は、この記事を読まないでもらいたい。そういう人にコメントを書かれると対応するのが面倒くさいからである。電通電通言っている人には、この記事ではなく、『なぜ日本で「アポロ捏造説」がTV放送されたのか ~愚か者は陰謀説を好む~』でも読んで、自分の愚かさに気付いて欲しい。

 さて、Mステにモーニング娘。が出演できなかった期間というのは、℃-uteやBerryz工房(以下、ベリキューと略)がMステに出演できなかった期間(ベリキューに関しては、この記事を書いている段階で継続中)でもある。
 あえて問おう、ベリキューは何故Mステに出演できなかったのか?

 答は簡単、「モー娘。が出演できないのにベリキューが出演できるわけがない」からだ。
 もちろん知名度・人気という要因が一番だろうが、「モー娘。を出演させていないのに、ベリキューを出演させるわけがない」という事務所内部での序列もあったと私は見ている。
 2013年8月23日までのハロプロは、確かにそうだった…と、過去の話にしてしまいたい。ヒエラルキーの頂点にモー娘。を据え続ける、ハロプロという組織の在り方は、あの日を境にして終わったのだと。

「ああ、これじゃぁハロプロはこの先も浮上できそうにないな…」
 以前、私がそう感じたのは、深夜の歌番組にモベキマスが出演した映像を観たときだった。
 歌を披露する際、何と鞘師里保がセンターに据えられていたのである。モベキマスには一般受けする妙齢の美人が何人もいたにも関わらず、まだ子供子供した地味顔の鞘師がセンターを務めていたのだ。一般人の視点からすれば、明らかに不自然な配置である。
「駄目だ、こりゃ…」
 一般常識を欠いていると言えるレベルのミス。確かに鞘師は当時からモー娘。の次期エースと見込まれていたが、そんなものは飽く迄もモー娘。の内輪の話であり、ハロプロ内部の話である。一般視聴者を相手にしたTV番組の中で、一般視聴者の感覚を無視した内部事情を押し通すなど、ナンセンス以外の何物でもなかった。番組のプロデューサーも、
「何てバカな事務所だろう」
と呆れていたに違いない。

 一般視聴者を相手にするからには、不特定多数から最も大きな支持を得るような創意工夫をしなければならない。
 当時、アップフロントという事務所は、少数特定の場(ハロプロファンが集うコンサート会場等)で最大の支持を得ることに関しては一定の手腕を発揮していたが、不特定多数から最大の支持を得ることに関しては素人以下に成り下がっていたのだ。

 そうした封建的で時代遅れなハロプロに変化を感じたのは、モーニング娘。に10期が加入してからである。特に、この↓『まーちゃんの、ポクポクするガチャガチャ動画』という動画は、以前のアップフロントなら絶対に公開しないタイプのものだと思えた。何しろ、「新しさと自由奔放さ」が溢れているのだ。



 それに続き、アップフロントのファンクラブによる公式動画『モーニング娘。10期メンバーイベント ~祝1周年!~』にも、新規のファンを獲得しようとする前向きで外部へ開かれた姿勢が見て取れた。



 鎖国から開国へ。
 それはもしかしたら、スマイレージが先陣を切り、℃-uteが決定付けたタイバン活動とも関係があったのかも知れない。
 とにかく、閉鎖的で一般常識から乖離していたハロプロが、開放的で世間一般に注目してもらうための努力を再開した!
 「分かる人にだけ分かれば良い」という事務所の自己満足的な価値観が、「分からない人にも分かってもらうべきだ」へと大きく方向変換しつつあると感じられた。

 そして、モーニング娘。が6年振りにMステに出演した。
 トークのメインは、現モー娘。のリーダーにしてダントツの知名度を持つ道重さゆみ。
 トークのまとめの補佐を譜久村聖が務めたのは、単に彼女がサブリーダーだからではない。現モー娘。で、道重に次ぐ美人は譜久村聖だからである。
 1曲目のハピサマでも、道重&譜久村の美人2トップがセンターだった。そして、2曲合わせた歌全体でも、この美人2人が要所要所を締めていた印象が残った。
 総じて、一般視聴者に今のモー娘。を知ってもらうにはベストと言えるポジショニングとカメラワークだった。

 今のモー娘。のエースが誰かなどという事は、一般視聴者には無関係な話である。とにかく先ずは、今のモー娘。に興味を持ってもらうことを最優先しなければならないのだ。
 誰だって、最初は美人に目が行くし、興味を持つ。それが自然だし、当然だ。
 そういう一般視聴者の自然な反応に沿ったポジショニングとカメラワークが、今のモー娘。を印象付けるためには必要だった。Mステでは、それが普通に実行されたのだ。

 以前のアップフロントなら、
「現娘。のエースは鞘師だから、トークも鞘師にやらせろ」
「現娘。のエースは鞘師だから、歌でも鞘師をメインで映せ」
とか、番組側に自己中心的な注文を付けていたように思える。
 番組側はそういったアップフロントを敬遠したか、あるいはアップフロント側が自分の意向に沿わない出演を断っていたのではないか。
 もちろん、それ以前に単に番組プロデューサーとアップフロントスタッフの間でに個人的な確執があった(極端な話、「つんく♂は嫌いだからモー娘。は出さない」とか)可能性も否定できないのだが。

 個人的には、
・何らかの箔を付けて出演させたかったアップフロント側
・AKB勢一辺倒では視聴率が伸び悩んできたMステ側
の両者にとって、たまたま今回、“条件”が一致したことでモーニング娘。のMステ出演が実現したのだと思っている。
 当然ながら、“条件”とはモー娘。の「2作連続オリコン1位」である。これがアップフロントにとっては“箔”となり、Mステにとっては“AKB勢のライバルとしての実績”となったのだ。

 その流れから、こうなったのだから…

モーニング娘。が6年振りにMステに出演した_その翌週

モーニング娘。が6年振りにMステに出演した_その翌週_2

モーニング娘。が6年振りにMステに出演した_その翌々週

モーニング娘。が6年振りにMステに出演した3週間後はJ=Jが初登場2位に

…オリコンの順位さえ良ければ、今後もハロプロ勢のMステ出演の可能性は有りそうだ。
 さて、次に出演するハロプロ勢は…
 連続オリコン1位の記録を伸ばしたモー娘。の再登場か?
 武道館2daysを満員にした女帝の℃-uteか?
 メジャーデビューでいきなりオリコン2位を獲得して新人賞有力候補となったJuice=Juiceか?
 序列に拘らなくなったアップフロントなら、℃-uteより先にJuice=Juiceを出演させることも十分に有り得ると私は予想している。

 ちなみに、痩せさえすれば道重さゆみ以上の美人になるであろう鈴木香音は、Mステ出演時に一番端の席に座っていたことで、映った回数は逆に多くなっていたような気がする。

モーニング娘。が6年振りにMステに出演した

 本当に痩せさえすれば鈴木香音は万人受けする美人(しかも笑顔が親しみやすい)になるので、道重さゆみが卒業するまでに何とかして欲しいものである。
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℃-ute武道館コンサート2013 Queen of J-POP ~ たどり着いた女戦士 ~

℃-ute武道館コンサート2013 Queen of J-POP
            ~ たどり着いた女戦士 ~

会場 :日本武道館
公演日:2013年9月10日(火)
夜公演のみ 18:30~

 ℃-uteのコンサートは、初のツアーコンサートである『ゴールデン初デート』から、ずっと足を運び続けている。しかし、℃-uteの日(9月10日)のイベントに参加するのは今回が初めて。私にとって記念すべき初めての℃-uteの日イベントは、武道館公演となったのだ。
 もっとも、今年の℃-uteの日はイベントではなく、ツアーコンサートの初日として位置付けられているようだ。内容もサプライズを除けばオーソドックスであり、良い意味でいつもの℃-uteのコンサートだった。

℃-ute武道館910_1

 17時30分の開場時刻に遅れること数分、会場入りした私は強烈な既視感に襲われた。
 武道館の前には既に大勢のファンが集まっているのだが、その様子が5月に行われたモーニング娘。のコンサートの際の光景と重なったのだ。私は一瞬、まるで5月にタイムスリップしたかの様な気分になった。

℃-ute武道館910_2

 会場は同じで、チケットが完売しているという点も同様であり、会場入りした時刻も同じようなタイミングであるならば、会場の様子が同じような状態になっているのはむしろ当然である。しかし、それが頭で分っていても、その場の雰囲気に対する既視感は、私を不安にさせた。
 ここは、本当に℃-uteの会場なのか…?
 武道館の看板の下に、チラッと℃-uteの看板が見えたときは、ホッとした。

℃-ute武道館910_3

 確かに、℃-uteの会場だ。

℃-ute武道館910_4

 本当に、たどり着いたんだ… 約束の場所に。

 コンサートグッズは前日にオンラインショップで入金まで済ませていたので、売店には寄らずに入場列に並んだ。
 入場を済ませると、私は再び既視感に襲われることになる。なんと、座席の位置が5月のモーニング娘。のコンサートのときと非常に近かったのだ。当然、そこからの景色も非常に近いものになる。客の入りも同じなのだ。私が席に着いたときには、既に客席の大半が埋まっていた。

 本当に、武道館の客席が埋まっている。
 チケットが完売したという報道があったことは、もちろん知っている。
 それでも、既視感に包まれた私の中に、再び不安がこみ上げてくる。

 メンバーの卒業も無いのに、平日の武道館公演が満員になるなんて、今のモーニング娘。でも出来ていないことだ。それを℃-uteが本当にやってしまうのか。
 つんくが登場して、「みなさん、実は…」とかいう展開になったりしないだろうな?
 それだけは御免だからな…

 そんな私の不安など杞憂に過ぎず、結果的には冒頭に書いた通り、良い意味でいつも通りの℃-uteのコンサートであった。
 ただし厳密に言えば、いつも通りではないことが二つほどあった。

 一つは、メンバーがいつも以上に体を絞って、仕上げて来ていたこと。
 あの千聖が、遂に合格点をあげられるところまで脂肪を落としていた。『Kiss Me 愛してる』のときのコンディションと同レベルだった。
 逆に脂肪を落とし過ぎだったのが、愛理、まいまい、舞美の3人。
 特に愛理は、腰周りがスッキリし過ぎて、エロスが減ってしまっていた。愛理は、腰周りに脂肪を付けてもダブ付きにくい(広く均一に脂肪が付く)タイプである。パシフィコのときのように、少しふっくらさせた方が女性独特の美しさを出せるのだ。
 まいまいも腰が細くなり過ぎて、胃や腸を収納するスペースが明らかに足りていないとさえ思えた。「本当に生身の人間なのか?」と疑ってしまうレベルだ。
 舞美に至っては、「オリンピックの陸上競技に出場するつもりですか?」と訊きたくなるようなキレキレのアスリートボディ。あそこまでキレキレの舞美は久し振りに見た。かなり以前、腹筋が割れて見えるほどのキレキレの身体になったとき、事務所から“腹筋禁止令”が出されたという話を聞いたことがあるが、そのレベルである。
 なっきぃは、ベストコンディションだった。最近ややオーバーウェイト気味だったのだが、丁度良いところまで絞れていた。

 メンバー3人が脂肪を落とし過ぎていたという面はあったが、それ込みでも℃-uteの5人全員が鍛え抜かれたプロの身体であったことは大いに評価したい。
 並大抵のレッスンでは、あそこまで体を造り込めないだろう。
 そして、その体で、最高のパフォーマンスを発揮してくれたのだ。
 スタイリッシュとパワフルの両立。
 実力派アイドルの、一つの完成形を見せてもらった。
 
 もう一つの“いつも通りではないこと”は、言うまでもなく、森高千里のサプライズ出演。
 事務所の大先輩であるにも関わらず、℃-uteの衣装チェンジの場つなぎ役をやってくれるということで、℃-uteメンバーは恐縮することしきりだった。
 ただし、ステージ上の雰囲気がおかしくなることはなく、客席の雰囲気も好意的。森高自身のルックスと歌唱力も、アウェイで十分に通用するレベルだった。

 個人的には、℃-uteを最後に卒業したメンバーであり、かつ唯一円満な卒業を果たしたメンバーでもある梅さんにサプライズ出演をして欲しかったのだが、その願いは叶わなかった。思うに、梅さんからしたら、「サプライズ出演するなら、3人一緒に」という気持ちがあるのかも知れない。

 パシフィコ横浜を経て、日本武道館へ到達した℃-ute。
 しかも、9月9日(月)、9月10日(火)という平日の2days公演のチケットを完売させたのだ。
 私は9月10日公演で、2階スタンド席(実際には3階席。アリーナ席という呼称があるため、実際の3階席が2階席と呼ばれる)に座り、ステージ以外の全ての方角にある客席が一番上までほぼビッシリ埋まっている景色を現実にこの眼で見た。
 そこで℃-uteが、何度も言うが良い意味でいつも通りのコンサートを完遂させた姿を、私は最後の1秒まで見届けた。
 ℃-uteは、本当にたどり着き、そして再び出発したのだ。
 
 なお、コンサートの終盤では、オープニングアクトのJuice=Juice、チャレンジアクトの研修生選抜5人に加え、選抜以外の研修生、更には私の知らない子達までもがステージに上がり、まるでハロコンを思わせるような賑やかな状態になっていた。
 デビュー目前のJuice=Juiceを含めた研修生全員とプラスアルファを引き連れる格好になったわけであるが、こんなことはモーニング娘。でさえやっていないのではないか?
 アイドルグループである℃-uteが“Queen of J-POP”をツアータイトルとして担ぐのは僭越であるとしても、“Queen of ハロプロ”を名乗ることに問題はない。そう思えた、武道館℃-uteの日であった。

Queen of J-JOP(アイドルの中では)

Queen of J-JOP(アイドルの中では)

 アルバムを買って来ても1週間以上未開封のままだったりすることも珍しくない私だが、流石に℃-uteの最新アルバムは届いたその日に聴いてみた。
 そして、今、この原稿を書きながら聴いている。

Queen of J-POP(アイドル)

 何しろ明日は9月10日、℃-uteの日なのだ。

 ℃-uteの武道館2days公演(9月9日と9月10日)は、両日とも指定席が完売した。ハロプロの公式ホームページでは、立見席の当日発売が告知されている。
 2日とも平日なので、℃-uteの日の前夜祭となる9月9日は半分埋まれば合格だと思っていたので、正直驚きである。

 うーん、明日の舞美の声が心配だ。
 自分で「私は全力しか出せない女なの!」とか言ってたからなぁ…

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震電

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 写真撮影時40歳。
 いい歳して云々といった決まり文句は私には通用しない。たった一度の人生、他人に迷惑をかけない範囲で楽しみます。