2012-01

Berryz工房の魅力を語る(2012)

Berryz工房の魅力を語る(2012)

 前の記事で℃-uteの魅力を語った以上、ベリーズ(Berryz工房)の魅力についても語らねばなるまい。ベリーズは、私にとって℃-uteに次ぐ“2推し”の存在であるからだ。
 ベリーズを知らない方は、YouTubeのBerryz工房公式チャンネルにある『雄叫びボーイ WAO!』のミュージックビデオを観て頂きたい。



 ベリーズも℃-uteと同様、ライブでのクチパクは無い。(“踊ってみた”の類の一部の例外を除く)
 もちろん、ベリーズや℃-uteのダンスが、踊りながらでも歌えるような配慮がなされている(歌うパートでは集団のダンスから外れたり、振りが小さくなったりする)ことは承知している。それでも、コンサートでクチパクをやっているアイドル歌手と比較したとき、歌手としてどちらを評価するべきかは言うまでもないだろう。単なるアイドルとしての評価なら、また別だが。

 今、ベリーズを説明するのは少々難しい。
 何故なら、ベリーズは今まさに路線変更しようとしている…ように見えるからだ。
 アイドル歌手グループなら、「カワイイ」・「キレイ」を売りにするのは当然である。3つめの要素として、ベリーズはデビュー当初(2ndシングル)から「コミカル」を選択してきていた。それが、ここ最近では2曲続けて「セクシー」を強調している。これを見ると、コミカル路線からセクシー路線へと変更したかのように見える。
 この件に関しては、ハロプロで最も新しいグループであるスマイレージの動向も絡んでいる。スマイレージもベリーズ同様、3つめの要素として「コミカル」を選択してきているのだ。つまり、ベリーズは後輩のスマイレージに「コミカル」を譲って、自らは「セクシー」へと路線変更するようにも受け取れるのだ。
 この路線変更に関しては、ベリーズ自身の事情も存在する。平均年齢の上昇がそれだ。2012年9月の時点で、メンバー7人中5人が20才以上となる。残る2人も、19才と18才。もちろんまだまだ若いと言えるが、「コミカル」が似合う年齢かといえば微妙なところである。

 ちなみに、ベリーズの同期である℃-uteは、「カワイイ」・「キレイ」に続く3つめの要素として「カッコイイ」または「パワフル」を選択してきており、明確な「コミカル」路線に振れたことは一度も無い。(例外は、強いて言えば「シュール」に分類されるであろう『江戸の手毬唄II』)

 路線の狭間で揺れ、「Berryz工房の明日はどっちだ!?」みたいな感じ。そんなベリーズの魅力を、メンバーごとに語ってみたいと思う。

 雅(夏焼雅)は、ベリーズ内だけではなくハロプロ内でも舞美(℃-uteの矢島舞美)と並んで同率の1推し。即ち、アイドル全体での1推し。
 雅は、洋風の美人である。ただし手脚がスラリと長いるわけではなく、日本人として標準的な体形をしている。身長も159cmで、これも標準に近い。しかし、それがアンバランスというわけではなく、むしろ日本人体形であることで愛らしさが滲み出ている。顔だけ見ると近寄り難い美人なのだが、全体で見ると可愛らしくて親近感が抱けるのだ。
 ベストコンディションのとき雅は、顔はスッキリして足腰がムッチリしており、ダンスにはキレがあって運動量自体も多い。しかも歌唱力が高い。これはもう、日本人体形のアイドルの理想形だと言って良い。
 2011年の11月5日に行われた『ベリキューアイランド』は昼夜の両公演を鑑賞したが、このときの雅は正にベストコンディションであり、美しさと可愛らしさ、歌とダンス、その全てを高いレベルで兼ね備えたアイドル歌手中のアイドル歌手だった。
 ただ、雅にはダイエット癖があり、時々ゲキ痩せするという欠点がある。ちっさー(℃-uteの岡井千聖)とは真逆なのだが、欠点であることは同じだ。太っちゃ駄目ということは、痩せれば良いということではないのだ。
 また、一時期バサバサの付けまつ毛まで付けるようになっていたのは明らかに問題だったが、これは最近直ってきたようだ。
 意外な気もするが、小学生の頃からしゃもじの使い方が妙に上手く、当時から家で台所仕事を手伝っていたことが窺えた。『ベリキュー!』番組内では、自分の料理に茶々を入れられた際に不快感を露にしていたのも印象的。料理に対して真面目に取り組む余り、番組内であることを忘れてムッとしてしまったのだ。この純粋さに感情移入して、私は雅を強く推すようになったのかも知れない。
 握手会では、丁寧かつ優しい。ほんの数秒だが、ほんわかした気持ちにしてくれる。握手のときの雅は癒し系なのだ。流れ作業で赤の他人を、何故こうもホンワカさせることが出来るのか、本当に不思議である。

友理奈(熊井友理奈)は、ベリーズ内では2推し、ハロプロ内では3推し。アイドル全体でも3推し。
 和風か洋風かどちらとも言い難いが、とにかく美人であることは間違いなく、舞美(℃-uteの矢島舞美)、雅と並んでハロプロ3大美人を構成する。
 体形は明らかに日本人離れしており、176cmの長身にスラリと長い手脚、腰のクビレもバッチリで、総合的な美しさという観点ではハロプロどころか日本アイドル界でナンバーワンだと思う。
 友理奈は、一部の人から実際には身長が180cm以上あるという疑いを持たれているようだが、2010年6月のソロイベントで握手した際には、176cmで間違いないと思った。身長175.5cmの私が言うのだから間違いない。
 穏やかな性格をしているわりには表情が豊かで、これは美人にしては珍しいタイプと言える。と言っても意図的に変顔をしたりするわけではなく、自然に作り出される表情のバリエーションが多いのだ。例えば、何かに感心すると、口を大きくポカーンと開けたりする。2010年6月のソロイベントで握手した際も、そういった面を発揮してくれた。私が
「会社の上司も熊井ちゃんのファンです」と、ごく普通の口調で伝えたら、友理奈は
「アァッッ、そうなんですかッ」と叫ぶように返し、目をまん丸にカッと見開いたのだ。
 普段おっとりしている友理奈からは、全く想像できないその激しいリアクションと表情に戸惑い、私も2秒ぐらい固まってしまった。あそこまで驚く必要は全くないと思うのだが…私の言う「会社の上司」が、60過ぎの爺さんだとでも思ったのだろうか? うーん、謎だ。

 茉麻(須藤茉麻)は、和風美人。ベリーズ内では3推しなのだが、問題含みである。
 骨格的にはスタイルも良く、ソロ写真集を出したときのようなベストコンディションの状態だと腰のクビレもバッチリなのだが、最近はなかなかそういう状態になっていない気がする。それどころか、ちっさー(℃-uteの岡井千聖)と同様、とんでもなく太ることがあったりする。
 ただし、1月7日に行われたハロプロ全体のコンサート『Hello!Project 2012 WINTER ハロ☆プロ天国 ~ロックちゃん~』では、割とイイ線まで絞れていたと思う。この調子で、4月のコンサートまでにはベストコンディションまで絞り込んで欲しい。
 ℃-uteの舞美と同系統の和風美人であり、身長もほぼ同じなので、この2人がベストコンディションで並んでいる2ショットを見てみたい。もちろん、ステージで歌うところも。
 茉麻はアニメや漫画が好きで、『ハロプロ!TIME』番組内では本格的なコスプレまで経験している。男装が似合うタイプなので、コスプレの選択肢は多い。第2第3のコスプレに期待したい。

 梨沙子(菅谷梨沙子)は、乙女っぽさと男っぽさが同居した、不思議なキャラ。歌う際も、和田アキ子系のパワフルな歌い方をすることが珍しくない。
 梨沙子の今年は、体を絞って自分のベスト体重を見つける年にしなければならない。この2年間で骨格は十分発達した筈なので、もう体重を落としても大丈夫だろう。一気に落とす必要はないので、徐々に落としていって「ここがベスト」という体重と体脂肪率を見つければ良い。

 桃子(嗣永桃子)は、昨年から“ももち”キャラでテレビ地上波に進出しつつある。現時点では、ベリーズの中で最も知名度が高いのでないか。
 コンサートでもテレビでも、キャラがブレない職人系アイドル。“痛々しさの向こう側にあるもの”を見つけようとしている求道者なのかも知れない。
 キャラ造りは濃い反面、化粧は薄くナチュラルなところには好感が持てる。実は歌唱力も高い。

 キャプテン(清水佐紀)は、ダンスのスキルが高い。
 コンサートの夜公演を雅が病欠したために、キャプテンがソロでダンスを披露したことがあった。私は、たまたま それを客席で観たのだが、確かに上手かった。
 握手会では、桃子の毒気に当てられた後にキャプテンと握手することで、自分のライフゲージが回復することが実感できる。

 チィ(徳永千奈美)は、美しいと言うよりは愛嬌のある顔立ちをしている。その意味で、ベリキューの中では3枚目キャラに相当する。ただし、本人にはその自覚は無さそう。でも、それがチィの良いところなのかも知れない。眠いときは無理せずに眠そうにしているのが、チィなんだと思う。
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℃-uteの魅力を語る(2012)

℃-uteの魅力を語る(2012)

 2011年がハロプロにとってどんな年だったか一言で表わすと、「℃-uteのブレイクに再度失敗した年」である。『Kiss me 愛してる』というブレイクするに値する久々の良曲があったにも関わらず、テレビ(地上波)への露出が少なく、その機会を逃した。

 ℃-uteを知らない方は、YouTubeの℃-ute公式チャンネルにある『Kiss me 愛してる』のミュージックビデオを観て頂きたい。



 KARAと同じくらいメジャーになって然るべきクオリティだと思うのだが。

 ℃-uteの凄いところは、このダンスと歌のクオリティを、ライブにおいても、ほぼそのまま再現できるという点にある。
 ℃-uteのライブに、クチパクは無いのだ。(“踊ってみた”の類の一部の例外を除く)
 少なくとも、私がこの4年で20回程度、実際に客席で見たライブではそうだった(信じられない人は、4月から始まる℃-uteのツアーに足を運ばれることをお勧めする。チケットは普通に、ぴあ等で購入可能だ)。
 ℃-uteは正に、実力の高さが知名度に全く比例していないアイドルグループだと言えよう。

 私は1月7日に行われたハロプロ全体のコンサート『Hello!Project 2012 WINTER ハロ☆プロ天国 ~ロックちゃん~』をファミリー席で鑑賞したが、やはり℃-uteが一番だと実感した。
 もちろん、キャリアの面からベリキュー(Berryz工房と℃-ute)が他のグループより優れているのは当然と言えば当然である。そのベリキューの中で、℃-uteが1番だと感じた訳は、そのグループとしての完成度にある。メンバーに個性がありながら、グループとしての一体感も高いのだ。

 では、そんな℃-uteの魅力を、メンバーごとに語ってみたいと思う。
 ちなみにメンバーのイメージカラーは、スーパー戦隊シリーズの基本パターンである「赤・青・黄・桃・緑」が割り振られている。

 最年長(2012年2月に20才になる)であり、リーダーを務める舞美(矢島舞美)は、イメージカラーが赤。赤が割り振られたのは、やはりリーダーだからであろう。
 そんな舞美は手脚がスラリと長い和風美人。身長も165cmと高く、映像はもちろん舞台上でも非常に見映えがする。しかも身体能力が高くて、ダンスはパワフルかつしなやか。ハロプロ全体のコンサート『Hello!Project 2012 WINTER ハロ☆プロ天国 ~ロックちゃん~』でも、気が付けば舞美の姿を目で追っている自分がいた。
 このコンサートで気付いたことは、舞美のダンスの進歩である。従来の力強さに加え、柔らかい動きも上手くなっていたのだ。体の大きさといい、スタイルの良さといい、剛と柔を兼ね備えた動きといい、ステージで舞い踊る舞美の姿は、大勢のハロプロメンバーの中でも抜きん出た存在だった。
 高い身体能力と運動神経、そして見映えのする容姿を有していることから、アクション系の舞台や映画(Vシネマ的なものではあるが)の主役クラスを演じた経験がある。まだ経験が浅い現時点でも、アクション女優としては既に日本のトップと言っても良いのではないか。
 惜しむらくは、その歌唱力。少しずつ上達してはいるが、お世辞にも上手いとは言えない。ただし、その素直で純粋な歌声には、聴く者を元気付ける力が確かにある。
 ちなみに、兄が2人いる兄妹の中で育った為か、握手会のときの対応がナチュラルに良い。と言うか、ガバッと向こうから来る感じで握手をしてくれる。舞美に勢いがあり過ぎて、こちらがのけ反ったこともあるくらいだ。

 なっきぃ(中島早貴)も、理由は分からないが握手会のときの対応が非常にに良い。パシフィックヘブンのソロイベントのときなどは、私が軽い挨拶と握手で済まそうとしたら、なっきぃは握った手をギュッと手を引っ張って離してくれなかった(大袈裟に言えば引き戻された)。
 なっきぃは小柄だが、脚が長い。身長比で言えば舞美よりも長く、ハロプロの中でも彩花(スマイレージの和田彩花)と一二を争う。ヘソの位置が高いのも特徴で、衣装がヘソ出しのときは、長い脚が更に長く見える。
 また、体は既に出来上がっており、水着姿はかなりセクシーだ。
 ダンスのスキルは高く、総合的にはハロプロナンバーワンだと思う。ステージ上で踊るなっきぃの姿を一度目に捉えると、その曲が終わるまでなっきぃから視線を外せなくなってしまう。これを「なっきぃのダンスによる視線の捕獲」と呼ぶ。
 ただ、舞美同様、歌唱力は高いとは言えない。それでも、見た目と同じくして時に可愛く時にセクシーな歌声は聴いていて楽しい。
 イメージカラーは青(または水色)。アオレンジャー的なクール系のキャラではないが、℃-ute内でサブリーダー的なポジションにいるので、この色が割り振られたと思われる。

 愛理(鈴木愛理)は歌唱力が高い。℃-uteはもちろん、ハロプロの枠も超え、アンダー20では日本の女性アイドルの中で最高の歌唱力を持つのではないか。これで、いわいる“つんく歌唱(つんく唱法)”から解放されたら、更に伸びると思う。
 キャラは“おっとり系(癒し系)”であり、もっと言えば、ふにゃっとしている。それも、極めて自然に、ふにゃっとしている。
 それでいて、歌えば力強く、踊っても力強い。それも無理をしてパワーを出しているのではなく、極めてナチュラルに力強いのだ。その体はほぼ出来上がっており、特に脚が長いわけではないが、腰のクビレの素晴らしさは特筆に価する。
 腰のクビレに定評のある女性アイドルは、腰回りの脂肪が少なくて腹筋が見えそうなタイプが一般的だが、愛理はそうではない。お腹には腹筋の“ふ”の字も見えず、女性特有の柔らかさに満ちているにもかかわらず、クビレているのだ。
 この女性特有の柔らかさに満ちているクビレで、無理なくパワー系のダンスをこなしてくれるのだから、これはもう大変なことになっていると言って良い。同じ衣装で同じダンスを踊っている姿を見ても、舞美の場合は腹筋が割れていそうなアスリート系なので興奮すれこそ戸惑いはないが、愛理の場合は「いいんだろうか?」という妙な戸惑いを感じてしまう。
 イメージカラーはピンク。サバサバして男っぽいメンバーが多いと言われる℃-uteの中で、唯一女の子キャラと呼べる愛理に、このカラーが割り振られたのは至極当然である。

 ちっさー(岡井千聖)は℃-uteの問題児である。
 コンサートだというのに、信じられないくらい太った状態で出てきたことがあるのだ。
 1月7日に行われたハロプロ全体のコンサートでは、そんな酷い状態ではなかったがものの、それでもオーバーウェイトだったと思う。同じく太めのキャラである茉麻(Berryz工房の須藤茉麻)が、かなり絞ってきていたのと比較すると、明らかに見劣りがした。
 個人の好みは別として、『Kiss me 愛してる』のミュージックビデオのときのコンディションが一つの基準になると思う。あの体形をコンサートで再現してくれないと、ファンとしては納得できない。
 ちっさーは、一般的な知名度に関しては、℃-uteの中では最も高いかも知れない。YouTubeの“踊ってみた”が、「ネット上の世間一般」で注目を集めたからだ。それに合わせるようにして、℃-uteの歌における、ちっさーの歌割りが増えたように思える。
 実際、歌わせてみると、ちっさーの歌唱力は決して低くない。アイドル歌手としては十分合格点を与えられると思う。愛理に次ぐ2番手として、℃-uteの歌を牽引してもらいたい。
 ちなみに、ちっさーと私は、アイドルの好みが似ている。ちっさーのイチ推しは雅(Berryz工房の夏焼雅)だし、舞美に関して「街を歩いていたら普通に目を引きますよね」と、ごく自然にコメントしたりする。
 そういう点には親近感を感じるのだが、とにかく太るのだけは勘弁して欲しい。
 リアルに食いしん坊系キャラであるため、本来なら黄色がイメージカラーになる筈なのだが、本当にキレンジャーみたいになったらシャレにならないため、緑が割り振られている。もっとも、漫画版のミドレンジャーは少年であり、かつてのちっさーは「岡井少年」と呼ばれるほどボーイイッシュなキャラであったことから、少年系という意味に取れないことも無いのだが。

 マイマイ(萩原舞)は℃-uteの中では最年少(2012年2月に16才になる)なのだが、今まさに「美女への階段を上り始めた美少女」と言える。
 ちょっと前までは子供っぽかったし、今でも喋ると子供っぽいのだが、見た目はどんどん美人になってきて、もうどうしたらいいのか分からないくらいだ。『Danceでバコーン!』のミュージックビデオを初めて観たときは、マイマイに今までに無い美しさと色っぽさが出ていて非常に動揺したことを覚えている。
 マイマイの顔の造形は、黄金率との一致が高い正統派の美人であり、華がある。良い意味で派手な顔立ちであり、洋風である。以前、番組中の演出でロングの金髪のウィッグをしたことがあったが、まるで西洋のお人形さんみたいに可愛らしかった。マイマイ以外の℃-uteのメンバーは和風の顔立ちなので、その意味では目立つ存在だ。
 マイマイは声も個性的である。鼻にかかった声で、歌う際には独特の甘い歌声になる。
 去年のハロプロのコンサートではソロで『恋のテレフォンGOAL』を歌っており、これが上手いと言うよりは似合っていた。上手い下手という次元を超越して、アイドル歌手としての完成度が高かった。本来、アイドル歌手に求められている歌は、こういう歌なのかもしれない。
 ちなみにマイマイは性格的にも甘えん坊で、末っ子キャラなのだ。ただし、度胸が据わっているというか物怖じしない性格でもある。例えば、第49回日本レコード大賞にて、℃-uteが最優秀新人賞を受賞した瞬間。マイマイ以外のメンバーは感激の余り一斉に号泣し始めたのだが、マイマイだけはごく普通の笑顔で「イェーイ」と言いつつピースサインを繰り出していた。
 イメージカラーは黄色。黄金となれる素材だけに、切磋琢磨し続けて欲しい。

『ガンダムAGE』をけなしている人には、レベルが低い人が本当に多いのか

『ガンダムAGE』をけなしている人には、レベルが低い人が本当に多いのか

 つい先程、件のレビューをチェックしたら、ちょっと気付いたことがあったので、おまけとして書く。
 『ガンダムAGE』を単に貶しているだけではなく、普通に批判している感じの人にまで、レベルの低い人がいた。両者に共通しているのは、発想の貧困さ、悪い意味での単純さ。いわゆる“単細胞”という印象。

 これと同じ印象を以前どこかで受けたな…と思い、記憶を辿って出てきたのが「“陰謀論”を簡単に口にする人達」。
 詳細は、こちら↓

 なぜ日本で「アポロ捏造説」がTV放送されたのか ~愚か者は陰謀説を好む~


 『ガンダムAGE』を単に貶している人にも、普通に批判している感じの人にも、「陰謀説を好む愚か者」という側面が明確に出ていたことには驚いた。
 こういう愚か者レベルの人が本当に多いのか?
 それはちゃんと調べてみないと分からないし、「多い」の定義によっても変わってくる。
 例えば、「全体の16%が愚か者」で合った場合、それは多いと言えるのか?
 詳細は、こちら↓

 コンサートで迷惑な客と遭遇するケースに関する一考
~ ベリキューのコンサートは、「マナーの悪い客」が本当に多いのか? ~



 陰謀説レベルの短絡的発想と同じくらい印象的だったことが、もう一つあった。私が

「前TVシリーズの『00』は、“戦争”を描こうとして失敗し、“勧善懲悪”のエンターテインメントに堕してしまったので、『AGE』の踏ん張りには期待している。」

と書いたことに関し、ファースト世代を自称する人が、

「00は武力介入はしてたけど戦争なんてしてないんですが?」

というコメントを寄せたこと。
 こちらがわざわざ“”付きで“戦争”書いているのにも関わらず、この反応である。
 もちろん「湾岸戦争は戦争ではない(多国籍軍が武力介入しただけ)」と真剣に思っているとしても、それはそれで良いのだが、私が言わんとした“戦争”とはそういうことではない。
 私が言わんとした“戦争”とは、こういうこと↓である。

 『ガンダム00』TVシリーズ終了、その全体の感想

 別にここまで慮ってくれとは言わない。ただ、このちょっとした反応からも、想像力の無さという面が端的に顕れていると思う。


 最後にもう一度、「恥」と「理性」の件を挙げて、しめくくりとしたい。

  『響鬼』とその周辺を1年間観続けた印象
 ~特撮文化における「恥」と「理性」~



※この記事(『ガンダムAGE』をけなしている人には、レベルが低い人が本当に多いのか)に関してはコメントを無効にしてありますので、ご意見のある方はトラックバックを使って下さい

『ガンダムAGE』が賛否両論なのはいいけど、けなしている人は一体何のガンダムと比較しているのだろうか?(その7)

『ガンダムAGE』が賛否両論なのはいいけど、けなしている人は一体何のガンダムと比較しているのだろうか?(その7)

 書き忘れていたことを書き足しつつ、簡単にまとめてみる。
 私が『ガンダムAGE』を普通に楽しめている理由を考えてみると、

(1)ファーストガンダム(本放送)世代である。つまり、ガンダムの基準はファーストガンダムである。
(2)『イナズマイレブンGO』も『ダンボール戦機』も、普通に楽しんで観ている。つまり、『ガンダムAGE』の絵柄に対して全く抵抗がない。
(3)『ガンダムUC(ユニコーン)』の小説版を読破しており、ブルーレイも発売直後に購入して観ている。

…以上の3つが大きな要因として挙げられる。(1)と(2)に関しては既に書いたので、(3)に関して簡単に触れておきたい。つまり、

 『ガンダムAGE』を貶している人は、『ガンダムUC(ユニコーン)』を観ていないのでは? 
(ただし中学生以下は除く)

 当たり前のことだが、作品をリリースするに当たって重要なことの一つに、「他の作品との差別化」がある。
 『ガンダムAGE』がガンダムシリーズ内での差別化を考えた場合、第一の比較対象となるのは、先行して公開されており、現時点で公開時期が重なっている『ガンダムUC(ユニコーン)』だろう。第二の比較対象は、前TVシリーズである『ガンダム00』だろう。
 『ガンダムAGE』の課題の一つは、『ガンダムUC(ユニコーン)』、そして『ガンダム00』と、いかに差別化するかということなのである。

 ガンダムのようなシリーズ作品の場合、極端な差別化をするとシリーズにすることの意義がなくなる(ただし『SDガンダム』のような「シリーズ内における新ジャンル」を作るという場合においてはその限りではない)。逆に差別化が少な過ぎると、単なる2番煎じになってしまい、やはり新作の意義は失われる。

 前述の通り、私は『ガンダムUC(ユニコーン)』をリアルタイムで観ている。だから、現時点では、“『ガンダムUC(ユニコーン)』的なガンダム”を、並行してTVシリーズで観たいという欲求は低い。同じようなガンダムを、同じ時期に提供してもらっても、余り嬉しくないのだ。嬉しくないどころか「それしか出来ないのか? もうちょっと創意工夫しろ」という反感すら抱くと思う。

 もしも『ガンダムAGE』が、“『ガンダムUC(ユニコーン)』的なガンダム”であったとしたら、TV視聴はするだろうが、ブルーレイやDVDを発売直後に買うことまではしなかったと思う。(ある程度年月が経ってから買うことはあるかもしれないが)
 実際には、『ガンダムAGE』は『ガンダムUC(ユニコーン)』や『ガンダム00』との差別化に成功しており、リアルタイムで私の財布の紐を緩めることにも成功している。
 『ガンダムAGE』が『ガンダムUC(ユニコーン)』とは大きく差別化されたガンダムであるから、両者を同時に楽しめる。同時に楽しめてしまうから、つい、両者の商品を同時に買ってしまうのだ。

 例え『ガンダムAGE』が自分の好みに合わなくても、同時期に公開されている“全く別のガンダム”である『ガンダムUC(ユニコーン)』を観ていれば、それである程度は納得して、わざわざ『ガンダムAGE』をけなしたりしないだろう。だから、『ガンダムAGE』をけないている人は、『ガンダムUC(ユニコーン)』を観ていない可能性が高いと思う。

 ただし、中学生以下はそういった考え方が出来ず、『ガンダムUC(ユニコーン)』を観てもなお、『ガンダムAGE』をけないている人がいるかも知れない。かく言う私も、ファーストガンダム本放送をリアルタイムで観ていた中学2年生のときは、似たようなものだった( 『響鬼』とその周辺を1年間観続けた印象~特撮文化における「恥」と「理性」 )のだ。

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震電

震電

 写真撮影時40歳。
 いい歳して云々といった決まり文句は私には通用しない。たった一度の人生、他人に迷惑をかけない範囲で楽しみます。